展望でも書きましたが、かつてはダートで行われていて、1967年皐月賞馬トウショウボーイとダービー馬クライムカイザーが秋の菊花賞を目指して出走しました。まあレアなケースですね。結果は古馬の壁は厚く、ダート巧者でパーシア産駒のグレートセイカンの勝利、アタマ差でトウショウボーイが2着、8馬身!離れてクライムカイザーが3着でした。
現在では洋芝になった上に、レース間隔をあけて使われるようになり、秋のG1シーズンに向けたステップレースとして使われるようにもなりました。記憶に新しいところでは2016年、マイル路線では敵なしとなったモーリスが、秋の天皇賞に向けてここで2000mを使って敗れはしたものの、その後天皇賞と香港Cに勝利して引退しましたね。
そういった意味では、ノームコアの参戦はどういった意味があるのでしょうか?これまで左回りのマイルを中心に使ってきましたが、ここに来て右回りの2000mに宗旨替えでしてきました。どうも横山典さんが進言したそうです。
もともと中山2000mの紫苑Sを完勝していることからも距離実績はあるのですが、馬が戸惑うかもしれません。ただ、内枠からじっとしていれば直線抜け出せるかと思います。
血統的にはハービンジャー産駒でクロノジェネシスの姉ですので、2000mも洋芝も問題ありません。なんといってもMr. G2とも言える典さんが乗ります。
もちろん、ラッキーライラックは同じタイプの阪神コースのGI大阪杯の勝馬です。右回りの2000mですから実績からは最有力です。前走はレース直前の大雨が影響したとしたら度外視してよいかと思います。
本番は次走でしょうが調教も走っていますし、デムーロも勝ちたいところでしょう。
京都記念、大阪杯に続いて牝馬のワンツーもあるかもしれません。
父は4歳の秋に覚醒しましたが、アドマイヤジャスタも前走がサインだったかもしれません。このメンバーでどこまでやれるか。
昨年の札幌2歳Sの覇者ブラックホールも54㎏で圏内でしょうが、小柄なので体調が気になりますね。
ポンデザールも気になりますが距離適性が合っていません。ルメールは気になりますけど消しました。
それなら、旬は過ぎましたが皐月賞2着したペルシアンナイトで十分勝負になるのではないかと思います。外を回さず枠を活かして勝負してほしいと思います。
- ◎ ノームコア
- ▲ ラッキーライラック
- 〇 ペルシアンナイト
- △ アドマイヤジャスタ
馬券は◎-〇のワイド、
3連単は◎、▲⇒◎、〇、▲⇒◎、〇、▲、△の8点を買います。
秋のG1シーズンの足音が聞こえてきました。
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