阪神牝馬SとニュージーランドTを予想します

レース予想

阪神牝馬ステークス

【ポイントの整理】

【レースの特徴】

2016年から、それまでの1400mから現行のマイルになり、本番ヴィクトリアマイルのトライアルらしくなりました。

ただ、本番への関連性はそれほどでもありません。ミッキークイーン、サウンドキアラが馬券対象になっているくらいです。

7戦中勝ち馬5頭がディープ産駒で残りの2頭もハーツ産駒とダイワメジャー産駒とサンデー系で独占しています。

理由は、ほとんどがスローからの上りの競馬で、末脚の早さが求められるからです。

【馬場・トラックバイアス】

先週の日曜日では、3勝クラスので1400mが45.8-34.2=1:20.0、大阪杯が58.9-58.5=1:57.4と速い時計が出ています。

金曜の降雨の影響が気になりますが、1:33秒前後の決着か。

基本的に内有利・先行有利。芝のレースで後方から差してきたのはスターズオンアースだけで、後は中団より前目にいた。

【枠順・展開】

逃げ馬は③ウインシャーロット。一本調子の逃げ馬ではないので番手でも行けるので、逃げた場合は早くはならない。

他に行ける馬も見当たらないが、⑤ママコチャや⑨サウンドビバーチェはその気になれば逃げることは可能。

【まとめ】

58秒を切るようなペースにはならず、末脚の切れ勝負。

そうなると、サンデー系で、とりわけディープ系産駒の活躍が顕著。

【予想】

◎⑧ピンハイ

距離◎ コース◎ 騎手〇 調教↗

ディープインパクト系ミッキーアイル産駒で、母父が成長力のあるトニービン系ジャングルポケットで、祖母がサンデー系マイラーフジキセキでマイル向きです。

2戦目でチューリップ賞2着、桜花賞、オークスで5、4着と世代トップクラスの馬です。

前走の敗因は減らした馬体か、今回はこれまでのはれ物に触るような調教からまともな調教になってきました。プラスに出ると見ます。

これで、体重が増えていれば本格化の始まりとなりそう。

▲⑦ルージュスティリア

距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教→

ディープ×Storm Catのニックスで、昨秋から3連勝でオープン入り。祖母も短距離系Nashwanでマイル前後までが適距離でしょう。

傾向からはこの馬ですが、オープン入りいきなりで単穴評価にしました。

〇③ウインシャーロット

距離〇 コース◎ 騎手〇 調教→

とにかく、堅実な馬で逃げ先行から一旦は抜け出します。ただ、マイルでは勝ちみに遅く、ここも展開は有利ですが2着までと見ます。

△⑪イズジョーノキセキ

距離〇 コース◎ 騎手〇 調教〇

早熟エピファネイア産駒が古馬になって本格化しています。距離適性はもう1Fはあった方が良さそう。

この枠でも騎手が最後は内目を通すのかな。

【買い目】

馬連 ③、⑦、⑧のボックス3点

3連複 ③、⑦、⑧、⑪のボックス3点

3連単 ⑦、⑧→③、⑦、⑧→③、⑦、⑧、⑪の8点

ニュージーランドトロフィー

【ポイントの整理】

【レースの特徴】

NHKマイルへのトライアル的なレースだが、中山と府中では同じマイル戦でもタイプの違うので、有力馬が出走するとは限らないが、今年はドルチェモアの参戦でトライアル感があります。

昔から多少早く流れても逃げ馬が逃げ粘るレースが多かったが、この5年でも3頭が逃げ切っている。

一方で、他の2頭は後方からの差し切りが決まっていて、つかみどころのないレースです。

【馬場・トラックバイアス】

先週の土曜日ダービー卿CTでは、47.2-46.0=1:33.2でした。ただ、雨が強くはないものの、降り続けて、当日も降ったり止んだりの予報で馬場読みが難しいが稍重程度で、1:34秒は掛かりそう。

【枠順・展開】

逃げ馬は⑤エエヤン。牝系はミスプロ系で一本調子の逃げ馬なのだが、前走番手から抜け出した。器用さがありそう。

他に行ける可能性のある馬は、2戦目を府中で逃げ切った⑥シャンパンカラーで前走は距離の壁で改めてどういう競馬をするか。

外目の枠には先行馬すらいない。

⑧ドルチェモアも楽に3番手以内の位置をとれそう。

【まとめ】

ドルチェモアが早めに動けば、逃げ馬は苦しく差し馬を連れてきそう。

逆に、次戦のために追い出しを遅らせれば、逃げ先行馬が有利か。

【予想】

◎⑧ドルチェモア

距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→

2歳王者の3歳初戦で、自在性の高いレース振り、札幌でも勝っているので、中山も問題ないか。

80%ほどの出来でも、勝ち負けできるでしょう。

▲⑤エエヤン

距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教↗

中山マイルで連勝し、前走は圧勝でした。シルバーステート×ミスプロ系ティンバーカントリーで、番手の前走より、マイペースで行ければ、なお力が発揮できそう。

ミルコの逃げはあまりピンときませんが、出遅れなければ好勝負できそう。

傾向からはこの馬か。

〇⑥シャンパンカラー

距離〇 コース◎ 騎手〇 調教↗

府中のマイルで2連勝後京成杯に挑戦もスローの番手から沈んだのは、牝系が短距離系なので距離が持たなかった。

改めて中山マイルで、期待します。牝系からも軽いスピードだけでなく底力もあります。

△⑬メイクアスナッチ

距離〇 コース〇 騎手◎ 調教〇

フェアリーステークスで2着。2度目のマイルで更に進化の可能性もありますが、3着までと見ます。

△⑭モリアーナ

距離〇 コース〇 騎手△ 調教〇

前走も期待したけど、僅差届かず3着でした。エピファネイア産駒なので今が稼ぎ時です。牡馬に交じってどこまで。

【買い目】

馬連 ⑧-⑤、⑥の2点

3連単 ⑧→⑤、⑥→⑤、⑥、⑬、⑭の6点

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