金鯱賞
【予想のポイント】
【レースの特徴】
12月から大阪杯のトライアル的な位置付けとして3月に移動してから7年目となりますが、中2週は厳しいので、本番有力馬は万全で出てくることはないでしょう。
むしろ全力でここを勝ち負けして、本番出走を決めたい陣営は仕上げてくるでしょう。
メンバーレベルも毎年そこそこ高く、大阪杯に向かう馬もいるし、上り馬もいます。
また、コースがコーナー4回の2000mで癖のある中京と言うことで、リピーターの多い。
菊花賞馬ですが、ドゥレッツァは血統的には2000m前後が合う中距離馬です。この後は大阪杯?天皇賞春?
【馬場・トラックバイアス】
中間雨が降りましたが、土曜日の芝レースは良で始まりました。Bコース使用です。
開幕週で絶好のコンディションで内外の利不利はないけど外を回すのは距離的な不利にはなる。
土曜日は10R2勝クラスの2000mで60.9-59.1=2:00.0でした。従って、勝ち時計は1:59秒前後になりそうです。
【枠順・展開】
逃げ馬の活躍が目立っているのは開幕週・中京が理由かと思います。
逃げ馬はいませんが、前々走府中の2000mで逃げて勝った⑦ヤマニンバルサム、同じく前々走逃げて2着の⑪エアサージュです。
ヤマニンバルサムの三浦君が行ってもスローでしょう。
他では騎手で典さんか。
菊花賞で半分逃げたような③ドゥレッツァは2000mで将来のある馬ですので、さすがにルメールは今回は逃げないのではないでしょうか。
その③ドゥレッツァが枠から内前確保が確実で騎手を含めて有利に見える。
【予想】
◎⑦ヤマニンバルサム
距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教→
開幕週で、先行できて、しかも中京は大の得意です。前走も同斤で勝ち切っており、ここも開幕週でスローが予想され同馬には有利に運びそう。
母父ホワイトマズルで底力はあるが、極端なレースを得意としており、できれば逃げたいところです。
三浦君に期待します。
▲③ドゥレッツァ
距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教→
菊花賞はルメールの好騎乗を越えた神騎乗で、2強を抑えて5連勝で初重賞がG1の離れ業を成し遂げました。
ここは先を見据えた内前確保して、直線進路を確保さえできれば、勝ち負けになりそう。
後は菊花賞以来で59㎏がどう出るかでしょう。7本の調教は十分かでしょう。
〇⑨ノッキングポイント
距離◎ コース〇 騎手〇 調教↗
スローで末脚を活かすタイプで、モーリス産駒で気性的な問題はあるものの重賞も勝っていますので2着ならありそうです。
気性を含めてコーナー4回の2000mはぎりぎりでしょう。
△④プログノーシス、⑪エアサージュ
④プログノーシス:昨年の勝馬ですが開幕週の末一手は気になります。昨年ほど中京の馬場は使い込んでいないので、余裕残しで届くかどうか。
⑪エアサージュ:先行馬有利で、ロベルト系で早い上りの脚は見込めませんが、底力はあるので粘りこんで3着なら。
【買い目】
馬連 ③、⑦、⑨のボックス3点
3連複 ⑦-③、⑨-③、④、⑨、⑪の5点
フィリーズレビュー
【予想のポイント】
【レースの特徴】
桜花賞への最終トライアルで、ここから中3週になります。
近年メンバーレベルは本番と同距離で、ここよりは間が空くチューリップ賞やクイーンCが主流になっています。
レーヌミノルが2着から本番を勝ちましたが、近年余り関連はないのですが、今年はジュベナイルフィリーズを僅差3着した①コラソンビートが出走してきましたので、本番でも好走できるかもしれません。
【馬場・トラックバイアス】
火曜日に雨が降ったようですが、土曜日は良馬場で始まりました。相変わらずAコースです。
写真を見る限り3コーナーあたりの内側が荒れてきましたが、まだ大きな影響は無さそうです。
大外一気は厳しいでしょうね。
土曜日の芝のレースは少なく、3勝クラスはスローの1800mで1:46.1なので、時計は先週ほどではないけど早めで、勝ち時計は1:21秒前後でしょう。
時計は出るけど軽い馬場ではなく軽量馬は苦しい。パワー型のスピード系が有利か。
【枠順・展開】
阪神JFでは逃げて5着の⑥シカゴスティングはむしろ番手の方が結果が出ています。ただ、先行しないと結果が出ていないので行く構えは見せるでしょう。
あとは瑠星君で逃げて1勝クラス2着したダイワメジャー産駒ポエットリーですが、前走スローでしたし主戦?のまなみ騎手に戻って逃げるかは疑問。
例年速いペースになるのですが、今年はスプリント系の快速馬はいないので、案外落ち着いたペースになりそう。
そうなると、例年の差し競馬から、前残りも考えなくてはならない。
【予想】
◎②ロゼフレア
距離◎ コース◎ 騎手△ 調教↗
欧州系の短距離血統で底力があります。前走は案外でしたが阪神の万両賞ではソンシを破ってオープン入りしました。
少し使いすぎですが、インの3列目当たりのポジションを取れれば、底力で出てくると見ました。
極端な枠なので直線進路をとれれば勝ち負けになりそうです。
▲①コラソンビート
距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→
京王杯2歳Sを勝って、阪神JF3着は明らかに格上です。
前走は出遅れた3着でしたが、上位とは僅差で4着には差をつけています。
近年BMSとして活躍しているステゴ系ですが、なんかG1では買いたくないので、ここは買い時なのですが、調教量は少なく、本番を見据えての仕上げで極端な枠に入ったので、この印です。
〇③バウンシーステップ
距離◎ コース◎ 騎手△ 調教↗
こちらもモーリス×ステイゴールドなら底力は十分で切れよりも末脚の持続力で勝負するタイプで、牝馬なのでスピードもあります。
この世代のモーリス産駒には、気性面でここまでかなり苦渋を飲まされてきていますが飛び覚悟で狙います。
△⑥シカゴスティング、⑫ジューンブレア
⑥シカゴスティング:馬体が小柄ですがロゴタイプ産駒で応援します。阪神JFは5着でしたが、1400mならもう少し粘れそう。
⑫ジューンブレア:こちらは、まだ底を見せていないし、パワー型のやや重めのスピード血統で先行してどこまで粘れるかです。
【買い目】
馬連 ①、②、③のボックス3点
3連複 ②-①、③-①、③、⑥、⑫の5点
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