ファルコンSとフラワーカップを予想します

レース予想

ファルコンステークス

【ポイントの整理】

【レースの特徴】

勝馬のその後の活躍は、ミスターメロディが高松宮記念を勝っていますが、一発屋が多いです。むしろ、2着にグレナディアガーズやラウダシオンがいて負けた1番人気馬の方がその後の活躍が期待できます。

ファルコンS→ニュウージーランドT→NHKマイルが路線でしたが、もうこのような使い方はしないので、NHKマイルへの関西馬のローテはアーリントンカップが主流になっています。

中京のトラックバイアスもあり、内枠で1400mが合いそうなパワーもある馬が有利か。

【馬場・トラックバイアス】

金鯱賞が5F60.9-58.9=1:59.8と遅くはないけど早くもない馬場状態です。

先週2勝クラスの岡崎特別では3F33.7と流れましたが1:21.3と速いタイムではありませんでした。

流れても1:21秒台決着になりそうです。

内は残るし、4コーナー膨らまなければ、金鯱賞のように届くケースもありました。

ただ、雨が降る予報なので稍重想定で、重の巧拙は影響がありそう。

【枠順・展開】

先行馬は有力馬に多くいますが、行くとなるとシンザン記念で逃げ粘った⑧ペースセッティングですが、決して早いダッシュ力があるわけではありません。

①テラステラも牝系が早熟の割には未勝利勝つまで4戦を要しましたが、先行して抜け出す安定したレースで連勝しました。逃げるまでのダッシュ力があるかどうかですが、逃げの矢作-瑠星で行くかもしれません。

前走白梅賞を逃げ切った②カルロヴェローチェも、スロー目の逃げで圧勝でしたが距離詰まってどうか。ただ、牝系は相当スピードがありそう。

スローにはなり難く、前半3F34秒前後で34秒を切ると、差し馬が台頭するか。

【予想】

◎①テラステラ

距離◎ コース〇 騎手〇 調教◎

牝系は早熟、父はやや晩成ですが、牝系から稼ぎ時はこの時期と見ました。

前走は1400mでペースセッティングを破っていますし、若干間を空けて更なる成長に期待します。

絶好1番枠で調教も動いていますので、瑠星君に期待します。

▲⑤バグラダス

距離◎ コース〇 騎手〇 調教〇

府中の1400mで2勝目をあげて、前走朝日杯FSは5F57.8のハイペースに5番手でついて行き、0.4秒差の5着は好走でした。

間隔を空けましたが、ベストの距離で府中の軽い馬場よりも中京の方が合っていると思えるだけに見直します。

〇②カロルヴェローチェ

距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教◎

血統の割に長い距離を使っていましたが、前走1勝クラスのマイルで逃げて完勝でした。

シルバーステート産駒ですが、母がロックオブジブラルタル×バクシンオーでむしろスプリント血統なので、1400mはさらに合っている可能性があります。

☆ペースセッティング

距離◎ コース〇 騎手△ 調教◎

前々走、本命をゴール前追いつめていますし、前走は重賞2着で人気になりますが抑えには必要。

☆⑩ミルトクレイモー

距離◎ コース〇 騎手△ 調教◎

1200mを使われていますが、バゴ×マンハッタンカフェとスプリント血統とは全く言えません。

短距離ならスピードの持続力が問われる1400mの方が合うはずです。

調教はいつも坂路で好時計を出す馬ですが、今回も引き続き好調そうです。

バゴ産駒で重い馬場も上手そう。

【買い目】

馬連 ①-②、⑤、⑧、⑩の4点

3連複 ①-②、⑤、⑧、⑩の4点

フラワーカップ

【ポイントの整理】

【レースの特徴】

桜花賞トライアルですが、有力馬はチューリップ賞か阪神JFからのぶっつけを選択しますし、桜花賞へ中2週となりますので、あまり勝っても桜花賞へ進まなくなりました。

昨年の勝馬スタニングローズはそのままオークスで2着、夏を越して秋華賞を勝っています。

ここを勝った桜花賞馬は2006年キストゥヘヴンまで遡る必要があります。

また、先行馬有利で差し馬でも4コーナーは10番手以内、できれば3列目以内にいる必要があります。

【馬場・トラックバイアス】

早い時計が出ていますが、そこは中山なので軽くはなく、内回りは時計が掛かり気味です。

内回りは、相変わらず内から半ばあたりが伸びる。3列目以降で4角大外ぶん回しだと、現時点の牝馬ではよほどの能力差が無いと届かない。

雨が降る予報となっていますので中山ならより重馬場の巧拙が重要になりそうです。

【枠順・展開】

前走逃げ切っている⑧マテンロウアルテが逃げ候補ですが、決してダッシュ早くない。

②、⑦が先行しそうだが、ペースは落ち着きそう。

展開からの穴馬は典さんマテンロウアルテか。

【予想】

◎⑫ゴールデンハインド

距離〇 コース◎ 騎手〇 調教〇

父ゴールドシップと言うだけで重馬場は上手そう。また、使われて良くなる馬が多い点も買い材料です。

母父が欧州短距離系Shamardalなので距離もこのくらいが合うと見ました。

▲②バルティキュリエ

距離◎ コース◎ 騎手〇 調教〇

父キタサンブラックで、母はデインヒル系でレクセランスの異父妹になります。

府中のマイルで勝ち上がりましたが、中山のコースの方が良さそうな配合です。

こちらも重馬場は対応できそうで、武史君が内枠を活かせれば好走できそう。

〇④エミュー

距離〇 コース◎ 騎手〇 調教〇

小柄な馬体で使い詰めが気になりますが、中2週でも調教で負荷をかけていて元気そう。

ここを稼ぎ時としている使い詰めで来ていますので、上り目は期待できませんが、◎を前走差し切っているので有力視します。

ハービンジャー産駒は重馬場もこなす程度で決してプラスとは言えませんが、デムーロ騎手に差しの牝馬は合います。

☆⑬ニシノコウフク

距離〇 コース◎ 騎手〇 調教◎

こちらもサトノクラウン産駒で重馬場はこなしそうです。

中山では順調に走っており、こちらも中2週ながら、きっちり時計を出しているので中山の田辺君で狙いが立ちそうです。

【買い目】

馬連・ワイド ⑫-②、④、⑬の3点づつ

3連複 ⑫-②、④、⑬の3点

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