【レース及びコースの特徴、時計など】
- かつては天皇賞と結びつきの強いレースだったが、近年は中2週を嫌い、むしろマイルチャンピオンシップに向かう有力馬が多い。
- 過去3年は3歳馬が勝利し、いずれもマイルチャンピオンシップに向かっている。
- 勝馬はスピードタイプの馬(シュネルマイスター、アエロリット、エイシンヒカリ、カレンブラックヒル)、ワンターン1800mのスペシャリスト(ルージュバック、エアソミュール)、春のクラシックで勝ち負けしている馬(サリオス、ダノンキングリー、リアルスティール、エイシンフラッシュ)らが勝っている。
- 今年は3歳馬が不在。
- 土曜日のサウジアラビアRCではハイペースの逃げ馬がいたが、2番手以下はスローで1:33.4だった、日曜日は更に早い時計が出そうで、通常通り良馬場の勝ち時計である1:44秒台決着がつきそう。
- 展開のカギは前走小倉でハイペースで押し切ったレッドベルオーブ次第だが、同馬が抑えれば川田君のレイパパレが自分のペースで行く。
- その後にサリオス、ノースブリッジが続くか。
- スローにはならず、更に上りも速くなりそうで、スピードのない馬には厳しい。
【予想】
◎③サリオス
一昨年の勝利は相手に恵まれてのものでしたが、その分完勝でした。
2年経って、成績はイマイチですが、これは合わない距離を使われて来たせいで、2歳マイルG1を地力で押し切ったからと言って、マイラーとは言えないのに、マイルはおろかスプリントまで走らされる始末でした。
マイル経験しかないのに、皐月賞で3冠馬と接戦を演じ、ダービーでも離されましたが2着でしたが、通ったコースがコントレイルと全く違うことを考えれば善戦だった。
また、サリオスも含めた有力馬が道悪で沈んだ大阪杯以外、マイル以下のレースしか使っていないことには怒りすら覚えます。
晩成血統でこの2年間成長もしているはずで、ここは有力な3歳馬もいないので、本命にします。
〇⑤レイパパレ
2番手もワンターンの1800mが合っているレイパパレです。
比較的好走が続いていたので、スタートでつまずいたにせよ、前走惨敗はシェルズレイ産駒であることを改めて思い知らされました。
ディープ×クロフネであり、ここのところBMSクロフネの活躍が目立ちますので改めて折り合えば決め手もある点を見直す手でしょう。
今回は先行馬も少なく、皆内にいますし川田君も乗りやすいのではないでしょうか。
逆転の可能性があるのはこの馬でしょう。
☆①レッドベルオーブ
前走久々に勝ちましたがこれまで、折り合いに難があった馬が大外枠で前に馬がいなかったことで暴走しました。
こちらはディープ×Unbridled’s Songでこの構成はコントレイルと同じで、祖母の父がStorm Catでやはりディープとの相性が良い構成です。
折り合わないので出世できていませんが、開幕週での多少の爆走はサウジアラビアRCのようになる可能性が若干残されています。
坂を上がってのスタミナに疑問が残るのでハマっても勝ちはないと思います。
△②ノースブリッジ
モーリス産駒ですが母父アドマイヤムーンなのでワンターンかそれに近いコースが得意なので、府中の1800mはベストでしょう。
牝系も地味で大物観はありませんが、絶好の調教でこのコースなら3着はあるか。
△⑥ポタジェ
母ジンジャーパンチはここを勝ったルージュバックの母でもあります。
父がマンハッタンカフェからディープに替わって更に決め手が増すかと思いきや、そうでもありませんでした。
ここはこの相手に58㎏背負ってますし、3着までと見ます。
【買い目】
単勝 ③サリオス
馬連 ③-①、⑤の2点
3連単 ③→①、⑤→①、②、⑤、⑥の6点
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