牝馬はここまで札幌記念でソダシが勝ち上がったり、紫苑ステークスとローズステークスが終わり、出揃ってきました。
牡馬はここと、来週の神戸新聞杯で春の実績馬+夏の上り馬が見えてきますので、ここからです。
「今週の注目馬と先週の振り返り」も参考にしていただけたらと思います。
【菊花賞への道】
重賞勝っているヴィクティファルス、タイトルホルダー、グラティアスの3頭
重賞2着があるアサマノイタズラ、オーソクレース、タイムトゥヘヴン、ルペルカーリア、ワールドリバイバルの5頭
3勝馬はソーヴァリアント1頭
以上出走する気があれば9頭はほぼ出走可能に思えます。
そのほかの馬はここで3着以内に入る必要がありますが、今年は上記9頭が多彩で厳しいですね。
【馬場・時計】
日曜内回り3勝クラスの1800mレインボーSは60.2-46.7=1:46.9と好時計が出ています。
これなら、テンの5Fが61秒位なら2:12秒前後でいけるでしょう。
おむすび型外回りの頂点まで5Fで、そこから4コーナーまで緩いカーブでスピードが出ます。従いまして、ある程度のスピードの持続力が問われます。
結構直線に入ったときには、余り脚が残っていないところへ最後の急坂なので、スタミナも必要となります。
ヴィクティファルス、アサマノイタズラには厳しい馬場です。
地力型のタイトルホルダーにも乾きすぎた観があります。
【展開】
逃げたいのはノースブリッジで、ルペルカーリアも行きたい口です。逃げて実績をあげてきたワールドリバイバルは逃げ馬でしたが、前走のラジオNIKKEI賞で抑えても競馬ができることを証明しました。
タイトルホルダーも決め手に欠けるので番手で行きたいし、ソーヴァリアントもスタート出れば番手につけたいところです。
遅くなっても超スローにはならないでしょう。
【予想】
【1列目】
◎⑫ソーヴァリアント
▲⑬グラティアス
勝つのは⑫ソーヴァリアントか⑬グラティアスです。
両馬とも2勝クラス通過と重賞勝ちをしていますので、ここで勝たないと菊花賞に出られないわけでもないのですが、ともに順調に調教をこなし、1週前に長めから好時計を出し、最終は追い切りは軽めでデキています。
ソーヴァリアントはソーマジック産駒で兄・姉にソーグリッタリングとマジックキャッスルがいます。母は桜花賞3着、姉は昨年秋華賞2着とG1には届きませんが、スケールの大きい弟が出たと見ています。オルフェーブルの後継にならないかとの期待も込めています。
弱点はオルフェーブル産駒であること。スタートを含め、いつ気性の激しさがレースに負の影響を与えるかわかりません。逆にそこを含めて魅力を感じています。
グラティアスは皐月賞・ダービーともに1列目に評価しましたが足りませんでした。ハーツ産駒なので今後の成長具合でわかりませんが、現時点では明らかに中山向きです。
ハーツ×スピード系がハーツが大成するトレンドでもあります。
ここは一騎打ちと見ました。
【2列目】
〇⑦タイトルホルダー
抜群の調教タイムを叩き出し好調そうです。ただ、決め手に早い脚がない点は変わらないと見ていますので、勝ち負けに入っても2着までとしました。
本番を見据えて、先行はするものの、抑えめに行って、マクリ気味に脚を確かめる乗り方になるだろうと思います。
【3列目】
上位3頭で良いと思いますが、レースは生き物なので2頭3着候補に挙げます。
△⑧レッドヴェロシティ
△⑪ルペルカーリア
レッドヴェロシティは小回りでまくる脚が持ち味で青葉賞3着もあります。
ルペルカーリアはシーザリオの仔で、京都新聞杯2着があります。
買い目】
馬連 ⑦、⑫、⑬のボックス3点。
ワイド ⑫-⑬の1点
3連単 ⑫、⑬→⑦、⑫、⑬→⑦、⑧、⑪、⑫、⑬の12点に⑫、⑬→⑦、⑫、⑬→⑦、⑫、⑬の4点を買い増したい。
週2重賞的中できるかな。
コメント