スプリンターズステークスを回顧します

レース回顧

出走馬の短評等については「スプリンターズステークスを展望します」を参考にしてください。

また、予想の印、買い目については「スプリンターズステークスを予想します」を参照願います。

さて、レースラップが32.8-35.5=1:08.3と3秒近い前傾ラップになっては、さすがに追い込み馬でも届くラップになってしまいました。そして今週は最終週で、外差し馬場になっていたことで、外枠の差し馬有利なバイアスがありました。

勝ったグランアレグリアはともかく、8枠2頭が掲示板に上がったことがこれを証明しています。

モズスーパーフレアは馬場というよりもビアンフェにやられました。終始せられ、直線でコースを選ぶ余裕もありませんでした。

ビアンフェは前走で、抑える競馬を覚えこませようとした兆しがありましたが、ゲートが入らない上に、競って最後方16着となりました。

抑える競馬は仕切り直しですが、逆に言えばモズスーパーフレアに競りこめるのなら、今後もそのスピードを活かした方が良いかと思います。

モズスーパーフレアは坂下でいっぱいになってしまい、10着でした。

一本調子で行ってどこまで粘るかなので、今回は馬場にやられたときっぱり気分を変えて欲しいと思います。

今後は斤量との戦いになりますが、父は6歳で本格化したので、もう1年走って欲しい気持ちと、このまま無事繁殖牝馬に上がって早く産駒にスピードを伝えてほしいとも思います。

それにしても、グランアレグリアの抜ける脚は凄かったですね。こちらはTapitの一本調子が活きていますので、ペースが早ければ早いほど真価を発揮できます。太め残りでも完勝でした。

期待したレッドアンシェルは注文通りの競馬でしたが、8枠2頭にも先着を許す6着でした。関東への輸送がダメなのかな。

川田君ダノンスマッシュはほぼ完璧な騎乗でしたが、どう乗っても何か足りません。

内枠の差し馬は馬場にやられました。それでも7~9着のメイショウグロッケ、ダイメイプリンセス、ライトオンキューは頑張ったのはないでしょうか。

印に対する着順は以下の通りです。

  • ◎ モズスーパーフレア 10着
  • 〇 グランアレグリア  優勝
  • ▲ レッドアンシェル  6着
  • ☆ ダイアトニック   13着
  • △ ダノンスマッシュ  2着
  • △ メイショウグロッケ 7着

これは負け惜しみなのですが、やはりスプリンターズステークスは最高の条件で走らせたいと思います。開催の最終日ではなく、開幕週に移動できないものでしょうかね。

今後、香港での競馬がどうなるかわからないので、暮れにもう一つG1を作っても良いのではないでしょうか?

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