シルクロードステークス
【予想のポイント】
【レースの特徴】
1月ですが春のG1戦線に向けて、今後トライアルレースが続く時期になりました。
ローテーションを開けるなら、このレースも高松宮記念のトライアルになります。
昨年は1着ナムラクレアが高松宮記念2着、2着のファストフォースが高松宮記念1着、3着のマッドクールはスプリンターズステークス2着とその後活躍しています。
ただ、ここはハンデ戦でもあり、実績のあるの重ハンデ馬と軽ハンデの上り馬が激突するところです。
【馬場・トラックバイアス】
先週はBコース使用で、雨の影響もあり徐々に内から外差しが決まる馬場になっていきました。
今週もBコース使用ですが、雨は中間降っていません。
京都の芝はそれまでも時計が掛かっていたことから傾向に変わりはなく、先週よりは早い決着になるにしても、直線内を開けるレースが目立ってきました。
1200mは基本的に3コーナーまでの距離が短いので内枠有利ですが、開催も進んでいますので、一概に外枠不利とは言えない状況です。
時計が掛かる分、例年よりややパワー寄りになっていますし、差しも決まりやすくなっています。
【枠順・展開】
逃げるのはオープンでは逃げないと戦えない⑭テイエムスパーダでセントウルSの再現を狙いたいところです。
特に競りかけられる馬もいなそうで、単騎で行けそうです。
従ってテンの3Fは早くても33秒台半ばでしょう。そうなると後半が35秒前後で十分差し勢が届きそうです。
一旦内から④ルガル、外から⑰オタルエバーが抜け出したところに差し追い込み勢が襲い掛かるレースになりそうです。
【予想】
◎⑬アグリ
距離〇 コース◎ 騎手◎ 調教↗
Scatdaddyの仔カラヴァッジオ×ダンチヒ系WarFrontでスプリント系ですが、母母父がGalileoなので1400mの方が良さそうです。
高速馬場でのセントウルS2着には驚きましたが、今回の時計の掛かる馬場の方が有利と見ていますので、ここは先行得意の瑠星君ですが外差し期待です。
▲⑰オタルエバー
距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→
スピード中心もパワーもある馬と言うことでリオンディーズ産駒で牝系がデインヒル系で、スピードとパワーがあるこの馬には良い条件と見ました。
前走珍しく戸崎君の好騎乗でリステッドを制し、松山君で初重賞と行きたいところです。
〇⑮バースクライ
距離〇 コース◎ 騎手〇 調教→
ハーツ産駒ですが距離を短縮して1200mで3連勝中です。
父よりもSeeking the Gold系の母方の影響が強いようです。
更に牝系からは底力を受け継いでいるし馬体もあるので、時計のやや掛かるこの馬場は合うと見ます。
△④ルガル、⑪サンライズオネスト、⑯トゥラヴェスーラ
④ルガル:ドゥラメンテ×New Approachなので、1400m以上の方が良さそうですが京阪杯2着は立派なので+1.5㎏でも抑えにします。
⑪サンライズオネスト:時計の掛かる馬場を得意としていて、近走早い競馬でも掲示板を確保していることから3着なら。
⑯トゥラヴェスーラ:9歳と高齢で58㎏だが、確実に差し脚を伸ばす。外枠ならまなみ騎手も乗りやすいだろう。
【買い目】
単勝 ⑰を少々
馬連 ⑬、⑮、⑰のボックス3点
3連複 ⑬-⑮、⑰-④、⑪、⑮、⑯、⑰の7点
根岸ステークス
【予想のポイント】
【レースの特徴】
一応、中2週でフェブラリーステークスのトライアルとなります。
ただ、府中の1400mと1600mは大きな違いがあるようなので、昨年のレモンポップやモズアスコットらが本番も勝っていますが、レッドルゼルのように1600mになるとゴール前で止まってしまう馬も勝っていて、やはりトライアルというよりは直線長い府中ダート1400mにおけるNo1決定戦といえるでしょう。
今年は旧勢力のタガノビューティー、ヘリオスに、府中ではありませんが1400mを連勝してきた4歳エンペラーワケアとサンライズフレイムの構図になっていますがどうでしょうか。
【馬場・トラックバイアス】
良馬場で中間降雨は無いので時計は通常の良馬場でしょう。
土曜の3勝クラスで47.8-37.0=1:24.8と遅めのペースにも関わらず脚が止まり、追い込みが決まっています。
ただ、ここは勝ち時計は1:23前後になるでしょう。
ダートとは言え、上りの早い馬が有利です。もちろんこの舞台に実績のある馬は額面通りに受け取りたい。
【枠順・展開】
逃げ馬は②ヘリオスしかいません。⑯アームズレインは4走前に1200mで逃げ切っていますが、ペースは速くなく、近走差しに脚質変更して成功していますので、枠からも無理に先行しないでしょう。
人気になりそうな⑦エンペラーワケアも逃げ経験はありますが、前2走が番手で完勝と競ることはないでしょう。
テンの3Fは35秒前後、残り4F47秒くらいか。
展開からの穴馬は単騎で行けそうな②ヘリオス。
【予想】
◎⑩サンライズフレイム
距離◎ コース◎ 騎手〇 調教↗
前走の差し脚が圧巻で走るたびにコースは違うが時計を詰めている(前走、前々走は同じだが前々走は稍重だった)。
前走は首を下に振ったときにゲートが開き、出遅れ。後方追走から圧巻の差し脚で、行き脚がついてからの脚は府中に向きそう。
出遅れ癖は気になるが、ここで出負けると藤岡康太君は、今後降ろされるかもしれないのでゲートはある程度出て欲しい。
▲②ヘリオス
距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教→
8歳を迎えたがコース4勝の実績があります。実際前々走は同じコースで58.5㎏を背負って逃げ切っています。今回は57㎏です。
豊君で、気持ち良く行ければ、数字以上のものを出すオルフェーブル産駒ですので、過去逃げ馬の成績は全くダメですが、意外性を出せる舞台と見ました。
オルフェーブル産駒の優秀なダート適性の先駆けになった馬です。もう一花豊君で咲かせたい。
〇⑭アルファマム
距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→
近走勝っても負けても、上り最速で前走は同コースで上り34.7で勝ち切りました。
差しやすい展開ではない予想ですが、この差し脚は◎とともに脅威。
☆⑫タガノビューティー
距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→
前走、武蔵野Sを追い込んで2着でした。このレースも1昨年3着、昨年4着と好走しています。
昨年は1、2着がレモンポップと好敵手だったギルデッドミラーですから、相手が強かった。
あくまでも相手関係ですが、勝ち切れるイメージは湧きません。
【買い目】
単勝 ②を少々
馬連 ⑩-②、⑭の2点に⑩-⑫を抑える
ワイド ②-⑩の1点
3連複 ⑩-②、⑫、⑭の3点
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