関屋記念2020を展望します

レース展望

こんにちは。

今日は今週日曜日に予定されている関屋記念について展望をします。夏のG3ですが別定戦となっています。まずは過去10年のレースを振り返ります。

馬場勝馬タイム通過ペース
4F – 4F
母父
2019ミッキーグローリー1:32.114-1546.5-45.6ディープインパクトホワイトマズル
2018プリモシ-ン1:31.69-845.7-45.9ディープインパクトFastnet Rock
2017マルターズアポジー1:32.21-146.6-45.6ゴスホークケンOld Trieste
2016ヤングマンパワー1:31.86-645.7-46.1スニッツェルサンデーサイレンス
2015レッドアリオン1:32.61-147.9-44.7アグネスタキオンダンシングブレーヴ
2014クラレント1:32.56-546.5-46.0ダンスインザダークダンシングブレーヴ
2013レッドスパーダ1:32.52-246.2-46.3タイキシャトルStorm Cat
2012ドナウブルー1:31.52-247.0-44.5ディープインパクトBertolini
2011レインボーペガサス1:32.63-346.2-46.4アグネスタキオンデインヒル
2010レッツゴーキリシマ1:32.91-148.2-44.7メジロライアンバイアモン

勝ち時計は極端なスローだった2010年を除けば1:31秒台半ばから1:32秒台半ばです。

逃げ切りが3頭、番手が3頭、差し切りが3頭、追い込みが届いたのは昨年のみです。直線は長いのですが基本的に逃げ・先行馬有利で前半4Fのペースが46.5を切った場合差し・追い込みが聞く可能性があると読み取れます

血統的にはディープ産駒3頭を含むサンデーサイレンス系6頭が勝っています。残りは夏の平坦のマイル?と思われるメジロライアンやSS系のダンスインザダーク産駒が勝っていますし、スニッツェルやゴスホークケンの産駒としては唯一重賞を勝っているようなマイナーな種牡馬の産駒が勝っています。

まず注目すべきは逃げるであろうトロワゼトワルで、馬場差はあるものの、昨年京成杯オータムハンデを勝った時の前半4Fが驚異の44.2、先のヴィクトリアマイルの時は45.6でした。差しが届く展開になりそうですが、ペース次第ではこの馬の逃げ切りもあるかもしれません。三浦君次第でしょう。

マイナー血統という点ではミラアイトーン、メイケイダイハードでしょうか。

ミラアイトーンはオーストラリアのLonhro産駒です。母型にミスプロ系が入っているものの父側はスピードタイプには見えません。1200mを4連勝して鞍馬Sを勝ちましたが、その後伸び悩み、マイル路線に鞍替えしてきました。前走1800mの巴賞含めて3戦して勝ちはないもののすべて掲示板で、2度馬券に絡んでいます。ストロングタイタンの弟でギルデッドミラーの兄という血統背景からも期待が持てます。

メイケイダイハードはダンチヒ系の種牡馬ハードスパンの産駒で、前走で初めて産駒から重賞勝ち馬が生まれました。前走出遅れ気味に出たら、超ハイペースで上りがかかり勝利しました。血統の割にはスピードには?で、雨が続いていて時計がかかるようなら「二匹目のどじょう」がいるかという感じです。

ディープ産駒ではすでに勝っているプリモシ-ンでしょうが56㎏を克服できるかどうかです。東京新聞杯で克服済みですね。祐一君も乗れています。

逆にサトノアーサーは新潟向きの軽さが感じられません。現在ノッているエントシャイデンのほうが夏向きの芦毛でもあり使いづめが気になりますが合っているように思えます。

後は、復活しているアストラエンブレムとクリノガウディーの取捨がポイントになるでしょうか。

枠順が確定しましたら予想記事を用意いたします。

それではまた。

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