レースポイント、有力馬短評については「皐月賞のポイントを考えます」で、特にトライアルについては詳しくふれていますので参照願います。
【ポイントの整理】
【馬場・トラックバイアス】
土曜日の3歳1勝クラス山藤賞は勝ったローシャムパークが強すぎて7馬身差の圧勝でしたが61.5-58.8=2:00.3でした。
さすがにもう雨は降らず、日曜は晴れますのでかなり先週の馬場に戻り、それなりに流れれば1:58秒台では走れるでしょう。
そうなるとスピードのない馬は厳しいでしょう。
【枠順】
2歳G1に勝った2頭に、スケール感のあるイクイノックスとダノンベルーガが1番枠と大外18番枠に見事に振られました。
ディーマジェスティが18番で勝っていますが、どうでしょうか。また1番もコントレイルが勝っています。
ただ、後入れ12番のドウデュース、ホープフルSと同じ内枠で複数枠を引いたキラーアビリティが有利になりました。
ダノンベルーガはコントレイルのように一旦下げて外を回すのか、川田君なので出していくのでしょうか。見ものです。
イクイノックスはゆっくりってルメール騎手なのでそこそこうまく乗って差してくるのではないでしょうか。前半無理はしないでしょうね。
アスクビクターモアの2番も脚質からいい枠を引きました。
逃げそう2頭⑯デシエルト、⑬ビーアストニッシドともにかなりの外枠になり、これはやはり不利です。
【展開】
⑯デシエルト、⑬ビーアストニッシドが前走逃げていて、両馬とも岩田騎手でした。岩田騎手は⑯デシエルトを選択?しましたね。
外枠から逃げると早くなる傾向があります。まあ。60秒は切るのではないでしょうか。
ペースは平均ペースで、勝ち時計は1分58秒台前半まで行くかもしれません。
【予想】
◎⑫ドウデュース
距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教〇
ドウデュースは5か6枠に入れば最も力だせるかなと思ったら後入れの⑫番枠に入りましたので本命です。
前走はトライアルベースの馬体と騎乗の上、進路妨害にも合いましたので度外視です。
今回は外目からまくって4コーナーで先頭に立つくらいのレースをして欲しいです。馬体も締まっています。
▲⑱イクイノックス
距離◎ コース〇 騎手◎ 調教〇
東スポ杯では、まだ高校球児みたいな細めの馬体で、それでも+8㎏の482㎏でした。陣営は成長を促す選択をしましたが、18番枠を引いてしまいました。
適度に乗って、直線だけ競馬するだけでも勝ってしまうかもしれません。
でも競馬はそれほど甘いものではなく、本命にするのはダービーにしたい。
〇④キラーアビリティ
距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教△
ホープフルSで本命にして勝ってくれたので、ここも本命にしたいところですが、どうも中間成長がみられないところが気になりました。
好枠を得て、上手く馬の後ろにいて、直線進路がとれれば勝ち負けでしょう。
☆②アスクビクターモア
距離〇 コース◎ 騎手〇 調教◎
弥生賞で勝っていますが、ドウデュースとの兼ね合いから逆に勝負付けは済んだと見ていました。
ただ、そこからの充実度が他馬を凌いでいますので、ここも内枠の偶数枠で上位にとりました。
血統的に、時計勝負になると厳しいのですが、枠と状態の良さで印をあげました。
△①ダノンベルーガ
最内枠は乗り方が難しいですね。ダービーを考えればここは差して他馬との差を見ておきたいところです。なので、余り出していくとは思えず、乗り方が難しく、相手も揃っていますので3着候補としました。
△⑯デシエルト
上手くビーアストニッシドと折り合いがつけば血統の良さが出ると思いますが、⑯番枠は痛い。
【買い目】
複勝 ⑫ ドウデュース
馬連・ワイド ⑫-②、④、⑱の3点づつ
3連単 ⑫、⑱→②、④、⑫、⑱→①、②、④、⑫、⑯、⑱の24点
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