札幌2歳Sのポイントと予想

レース予想

【ポイントの整理】

【レースの特徴】

一昨年はジオグリフ、その前年はソダシとクラシックの直結する馬が勝っています。

古くなりますが、レッドリヴェール、ロジユニヴァース、アドマイヤムーン、ジャングルポケットなど、ダービー馬2頭を含むG1馬も出ています。

と言っても玉石混交のこの時期なので、名前も忘れ去られた勝馬たちも少なくありません。

馬場改装があった府中とはかなり馬場質が異なっており、クラシックに直結するなら今後はジオグリフ同様、馬場形態も馬場質も似てきているので、皐月賞と関連が深くなるのではないでしょうか。

【馬場・トラックバイアス】

最終週なので、外差し・マクリも決まりそうです。内から来た馬が残るケースもありますが内埒沿いは厳しい印象。

先週は雨が残ったので、2勝クラスの最終レースで61.9-49.6=1:51.5と掛かっています。

金曜日の雨がどれほど影響を残すかですが、レースまでには、やや時計の掛かる良に回復しそうです。

【枠順・展開】

逃げて勝ったのは③マーゴットソラーレ、④セットアップ、⑧パワーホールです。

中でも早いし、気性的に行きたがる④セットアップが行き、前走の5F60.9位で行きそうです。

ただ、他にも行きたがる馬がいると早くなりそうですが、他2頭も前走いずれもスローで逃げているので61秒前後、勝ち時計1:50を切れるかどうかでしょう。

まあ、横山親子で競ることはないでしょう。

10頭立てなので、枠はあまり関係ないでしょう。ただ、逃げる馬なら内枠でもいいですが、番手にしても差すにしても、外枠の方が乗りやすいのではないでしょうか。

【まとめ】

時計の掛かる馬場、しかも洋芝適応が最重要のポイントになりそうです。

前走様々なコース、馬場状態で勝ち上がってきていますので比較が難しいのですが、勝ちっぷり、馬体や血統での判断しかできないです。

【予想】

◎⑧パワーホール

距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教→

新種牡馬として進撃をしているスワーヴリチャード産駒で、母は豪州・デインヒル系コマンズ産駒です。母は欧州調教馬で、洋芝は得意そうです。

前走は逃げて勝ちましたが、上りも最速の34.5と突き放すレースでした。

典さんに乗り替わって、調教も動いていますのでここはもう一丁いけるか。

血統的には一本調子の気があるが、先行して早めに捲くる競馬をして欲しい。初重賞制覇に期待します。

▲⑨ガイアメンテ

距離〇 コース◎ 騎手◎ 調教→

ドゥラメンテ産駒ですが母はスプリント色が強く、2000mまでではないでしょうか。

1800mも決して合っているとも思えませんが、濃い目の栗毛でもあり、馬体が素晴らしく見えます。血統を凌駕する可能性があります。

重馬場も克服していますし、スピードはあるはずなので、良馬場の方が良いでしょう。

〇⑦ギャンブルルーム

距離◎ コース〇 騎手◎ 調教↗

キズナ産駒で母父ヴァーミリアンなので、決め手に欠けそうですが、前走は圧倒的な決め手を発揮して圧勝しています。オークス馬ダイナカールの牝系で、魅力があります。

1800mは得意の距離になりそうな配合で、阪神で見せた差し脚を、札幌でも発揮できるかです。

△③マーゴットソラーレ、④セットアップ

独系ノヴェリスト産駒で母父アグネスタキオンで洋芝の1800mは良さそう。

逆にセットアップは父は短距離っぽいけど2000mまでなら距離が持つデクラレーションオブウォー産駒ですが、牝系もスピード系なので1800mはギリギリか。

【買い目】

馬連 ⑦、⑧、⑨のボックス3点

3連複 ⑧-⑦、⑨-③、④、⑦、⑨の5点

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