【レース及びコースの特徴、展開など】
秋華賞トライアルで1~3着までに優先出走権が与えられる。
通常は阪神1800mで1F短いだけでなくワンターンなので、本番のコーナー4回のコースとは違うものでした。
中京はコーナー4回のコースですが、周りが左なので、その点は違いがあります。
また、坂を2回上ることもあり、1コーナーにゆっくり入ると、1-2コーナーのカーヴがきついこともあり、スローでコーナーに入るとペースが上がらないのでドスローになるケースが多い。
スローを見越して、2コーナー手前から上がっていくようなことができる騎手は限られている現状がある。
ある程度のペースで1コーナーに入れば逆に3、4コーナーはカーヴが緩く、ここで行き脚をつけると直線向いて、まだ距離があるし坂もある。むしろじっとして直線にかけると追い込みが決まるときもある厄介なコースです。
基本的に正攻法で乗る祐一君や川田君に向いているが、ある程度強引な騎乗ができる典さんやミルコにも注目したい。
土曜日のケフェウスSは前半5F60.3とスローに流れ、後半5F57.3、1:57.6と速い時計が出ました。
3歳牝馬で同じようなペースで行っても1:58秒前後で行けると思いますが、雨が降りそうです。
ただ大雨まではいきそうにないので、稍重程度でしょうか。雨が降っている状態でのレースになりそうです。
馬場が悪くなると心配になるのはサリエラで、切れる脚を持っているので、馬場悪化では削がれる可能性が高いと見ています。
逃げるのは②、④、⑫のどれかで、④は案外ダッシュ力はない。⑫は前走14番の大外枠から逃げ切っているし、②は2勝がいずれも逃げ切りなので、最も行きたいのはこの馬か。
人気の①、⑤、⑧がその後で、この層が有利に見えます。逃げ馬は行ききった馬が残る傾向にあります。
【予想】
◎⑧アートハウス
スクリーンヒーロー×ヴィクトワールピサと地味な血統ですが母がフローラS・秋華賞2着のパールコードでこの距離が合いそうです。
全体として器用さはあるも地力型で、決め手に欠けるかも知れませんが、上手く立ち回ったとは言え、忘れな草賞の勝ち方は見どころ十分でした。
調教駆けする馬ですが、1週前追い切りは圧巻で、好調と見ました。
休み明けも中内田-川田コンビで問題ないでしょう。本番よりもここで狙いたい馬です。
▲①セントカメリア
こちらはドゥラメンテ×エリシオで距離は問題なく2000m以上で力が出そうです。
牝系はムラッケはありますが2000m以上のレースで戦績を残しています。
ラーグルフに敗れたものの、ガイアフォースに勝った力を素直に評価します。
祐一君で、内を上手く立ち回れば勝ち負けでしょう。
〇⑫ヒズルジョウ
穴はこの馬でしょう。前走は大外枠14番から果敢に逃げて逃げ切りました。ただタイムは平凡ですし52㎏でした。
ただ、ハービンジャー産駒は決して休み明けが良いわけでもなく、使われて良くなりますので、ここはさらなる上積みが期待でき、時計が掛かるのも良いでしょう。
調教も◎ほどではありませんが、この馬なりに走っていますので上積みに期待します。
☆⑤ラリュエル
ディープ産駒ですが、母がカウアイレーンで切れよりもしぶとさで勝負する系統ですが、小柄な牝馬なので切れも内包しています。
父の切れと、母のしぶとさが活きれば2着があるかもしれませんが、前3頭よりも上り目の点で評価は下げました。
△⑥サリエラ
サリオス推しの私としてはこの馬を無印にはできません。人気になり過ぎている点と、小柄な牝馬で馬場が渋ると厳しいと見ます。
△②ブルトンクール
血統的にエピファネイア×グラスワンダーとある程度しっかりしていますし、行ききれればあっと言わせるかもしれません。
【買い目】
馬連 ①-⑧本線で⑤-⑧、⑧-⑫の3点
ワイド ⑫-①、⑧の2点
3連単 ①、⑧→①、⑤、⑧、⑫→①、②、⑤、⑥、⑧、⑫の24点
ではまた明日。
コメント