競馬はロマン?単なるギャンブル?

Opinion・特集

かつての競馬新聞にはサラ系、アラ系とレースに頭書きがありましたが、現在ではJRAによる競争はサラ系、つまりサラブレッドによる競争のみです。

サラブレッドの定義の一つは、競争をするためにイギリスで品種改良された選ばれた馬で、どの競争馬も血統を遡れば、始祖の3頭に突き当たるとういうものです。

カタカナでサラブレッドと書きますがThoroughbredでまず発音がめちゃくちゃ難しくThoroughとBreedで完全な・徹底された血脈というような意味になりますかね。

そのサラブレッドは欧米に限らず、極東の日本だけでなくオーストラリア・ニュージーランド、インド、南アフリカ、中近東の産油国やアルゼンチンまで世界中に広がり、かの地でそれぞれの血脈は繁栄や衰退を遂げ、現在では種牡馬や繁殖牝馬の交流だけでなく、騎手の交流まである時代になっています。

私はこれを始祖3頭から始まった強い馬を巡る壮大なロマンだと感じていて、サラブレッドの「強さ」には様々な要素があり、それらについて考えることが楽しく、単なるギャンブルと考えるにはもったいないとも考えています。

従いまして、競馬の本質を語るうえで「血統」を抜きにすることは難しいかと思います。そこで今後しばらくは、この50年間で日本に輸入され育まれてきた種牡馬を中心に繁栄と衰退した血脈について書いていきたいと思います。

他にもレースにおいて重要な要素となる騎手、距離、コース、馬場についてもおりおり触れていきますのでお付き合いください。

レース予想は毎週芝コースで行われる重賞(グレードレース)について予想と可能な限り回顧(言い訳⁈)を行っていきたいと思いますのでこちらの方もお付き合いください。

よろしくお願いします。

コメント