桜花賞を予想します

レース予想

【ポイントの整理】

【レースの特徴】

クラシック開幕戦で牝馬限定のマイル戦です。1000ギニーを模しています。

かつての阪神マイルは中山同様トリッキーなコースでしたが、改修後は素晴らしいコースになっています。

ただ、時にインコース有利のトラックバイアスが極端に働くことがあり、せっかくのコースデザインの公平性を削ぐ面があるのは残念です。昨年は酷かった。

過去5年の勝馬を見るとアーモンドアイ、グランアレグリア、デアリングタクト、ソダシ、スターズオンアースと名牝の名前が並んでいますが、その前の5頭はその後G1を勝つことはありませんでした。

とは言え、マイラーでなくても、名牝級かマイルに特化された馬が勝つレースです。当たり前ですね。

今年は同じ条件の阪神JFを圧勝したリバティアイランドが名牝の階段を上るのか注目されます。

基本的には勝ち時計は1:33秒前後、史上最も馬鹿げたレースだったレッツゴードンキの年は例外中の例外です。1:36.0掛かっています。酷いレースでした。

【馬場・トラックバイアス】

Bコース替わりでした。

金曜日の雨の影響が心配されましたが、稍重まで回復し、阪神牝馬Sは48.0-45.9=1:33.9が出ています。かなりのスローだったので流れれば33秒台前半か、切るタイムが出ていたでしょう。

もう雨は降らない予報なので、良馬場で行けそうです。

また、重馬場だったので、内が掘れて中から外伸びになるかと思いきや、阪神牝馬S穴をあけた2、3着は内にいた馬たちで、外を回した馬は全く伸びませんでした。

昨年同様に、内しか伸びない馬場になりそうです。

【枠順・展開】

前走でチューリップ賞で逃げ切った⑥モズメイメイが行く構えを見せ、他に行く馬はみられない。

②ライトクオンタムは新馬戦で逃げ切り、2戦目シンザン記念では出遅れて追い込んで勝利と極端なレースしかしていない。豊君がどう乗るか、スタートまともなら出していくもあるか。

③リバティアイランドも前走5F通過タイムが57.6だった。スタート出れば川田君の言うこの馬のリズムで先行することも考えられる。

やはり外枠、特に差し馬は不利か。

【まとめ】

やはり注目はリバティアイランド。まずは1冠を達成するかでしょう。

枠は内過ぎた観があるが、川田君がどう乗るか見ものです。

後は枠順や展開の綾で内枠のマイラーが台頭するかでしょう。

【予想】

◎③リバティアイランド

距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教◎

レース中マークされるし、前走のようなハイペースからの底力の勝負にならない公算が高く、前走のような完勝は望めないが、能力は最高とみます。

休み明けも中内田厩舎×川田君で、その点の心配はない。

〇④ドゥアイズ

距離〇 コース◎ 騎手〇 調教〇

流行りのルーラーシップ×ディープインパクト産駒で祖母がダンチヒ系です。

もう少し距離があった方が良いかもしれませんが、マイルも十分対応できています。

この枠でスムーズな競馬ができれば2着争いにいはいけるか。

☆⑧キタウイング

距離◎ コース〇 騎手〇 調教◎

重賞2勝している割には血統が地味で人気にならない、フェアリーS同様に内で脚を溜めて、内で進路が取れれば2着争いか。

☆⑨コナコースト

チューリップ賞組ではすべてが上手く行って勝ったモズメイメイよりも差し込んだコナコーストの方が強そう。

キタサンブラック×キングカメハメハ産駒で、祖母が阪神JF2着のアンブロワーズで有力と見ました。

△②ライトクオンタム

△⑤ハーパー

両馬も重賞勝ち馬、当然有力だし、内目の枠を引いて、トップジョッキーが乗るので有力です。ハーパーはハーツ産駒で嫌いました。ライトクオンタムはスケール観が足りないと見ました。

【買い目】

馬連 ③-④、⑧、⑨の3点

3連単 ③→④、⑧、⑨→②、④、⑤、⑧、⑨の12点

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