NHKマイルCと新潟大賞典を予想します

レース予想

NHKマイル

【ポイントの整理】

【レースの特徴】

個人的には最も格下のG1かなと思っています。

短中距離に良さそうな馬の残念クラシック競走みたいなレースになっています。

昔のようにここも好走してダービーにも参加みたいな馬は、ローテをあけるようになってからいませんし、どうしても2戦級のレースに見えてしまいます。

また、人気はあてにならないけど、毎年6番人気以下から1頭が馬券に絡んでいます。

一つ言えることは、短距離-マイル路線で活躍してきた馬の参戦からか、毎年前傾ラップになっている点です。

このことから、軽い末脚や先行力ではなく、スピードの持続力。耐久力(底力)が必要だと言うことは言えそうです。

【馬場・トラックバイアス】

土曜日の最終レース4歳2勝クラスの1400mでは平均ラップで1:21.0が出ています。

例年通りなら、1:33秒を切るタイムが出てたでしょう。

ただ明日は強くはありませんが、朝から降り続けるようなので、稍重程度にはなる可能性があります。

1:33秒台か。

メインレースまでに5レースの芝レースがありますので、内目は悪くなるのではないでしょうか。

【枠順・展開】

①フロムダスク、⑦オールパルフェ、⑭ユリーシャあたりが行きそうで、逃げないまでも先に行きたい馬が④ショウモン、⑥エエヤン、⑧セッション、⑬ドルチェモア、⑮カルロヴェローチェ、⑯タマモブラックタイといますので、前傾ラップは必至で、先行勢には厳しい展開になりそう。

外枠が不利かと思ったら、毎年1~2頭は6~8枠の馬が来ているので、雨の影響も含め、むしろ外目の枠の方が揉まれない利がある。

【まとめ】

外枠は決して不利ではなく、単なる切れよりも、スピードの持続力が大事。

【予想】

◎⑱ダノンタッチダウン

距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教→

ロードカナロア×デインヒル系エピックラヴ産駒で、ダノンザキッドの異父弟です。スピードとマイル向きの底力が期待でき、いかにもここ向きの血統構成です。

皐月賞を叩きにした?!成果はあるでしょう。重馬場も心配ない血統ですが、皐月賞惨敗が重馬場のせいだとすると気になります。

今年2戦目で勝って安田記念に参戦したいところ。

▲⑬ドルチェモア

距離◎ コース〇 騎手〇 調教→

ルーラーシップ×ディープインパクトとマイラーには程遠い血統構成ですが、祖母がStorm Cat×Affirmedと短距離に寄っていることで、底力のあるマイラーとして成長していくでしょう。

余り前に行くと厳しい流れですが、抑えめの競馬で勝機があるか。

復帰後時間も立ちました、そろそろ三浦君の初G1制覇に期待します。

〇⑩オオバンブルマイ

距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教→

前走から重馬場も克服済みで、京王杯2歳Sも勝っており、スピード対応もできます。

差せる脚があるのは魅力で名手を背に好走必至です。

☆⑤シングザットソング

距離〇 コース◎ 騎手〇 調教→

全く、まともに走りませんが、走れば前々走フィリーズレビューのように素晴らしい競馬をします。

こちらも底力の競馬歓迎の血統で、底を見せていません。

△③ウンブライル

こちらはステルヴィオの全妹ということで、人気になりますが、今のところ人気ほど走っていません。

牝馬の方が強い可能性があるので☆と共におさえます。

【買い目】

馬連 ⑬、⑱-⑤、⑩、⑬、⑱の5点

ワイド ⑱-⑤、⑩、⑬の3点

3連単 ⑬、⑱→⑤、⑩、⑬、⑱→③、⑤、⑩、⑬、⑱の18点

新潟大賞典

【ポイントの整理】

【レースの特徴】

北陸はまだ春先で、馬場は夏に比べると、芝の生育がイマイチのせいかくすんで見えますね。

天候は安定していないせいか、良馬場でも1:57秒台から2:00秒台と馬場状態が例年まちまちで、今年は雨が降っているので時計が掛かりそうです。2:00秒前後か。

先行決着の時も差し・追い込み決着やその混合系もあります。

外枠不利とも言えず、来ていますし、ハンデもトップハンデも勝っているし、54㎏で1.2.3だったりと、つかめどころがないレースです。

ただそこは新潟なので、早い上りの脚がある馬が来ていると言うことぐらいです。

【馬場・トラックバイアス】

土曜日の最終レース千直でも56.4と掛かっています。1秒は掛かっていて、2000mなら2秒位でしょうか、2分切るかどうかでしょうか。

やはり外目の方が良いかと思います。

【枠順・展開】

逃げ馬不在ですが、一応候補は⑥セイウンハーデスか④ショウナンマグマ。

どちらにしても、スローで流れで、スローからの上りの早い競馬になりそう。重馬場でも、馬場次第だが33秒台の上りが必要になりそう。

【まとめ】

上りが早そうなので、対応できる馬を選択したい。

2000mとなると、案外スタミナも必要なので、スピードの持続力とスタミナ両面のバランスを重視したい。

【予想】

◎⑮スパイダーゴールド

距離〇 コース◎ 騎手〇 調教→

ダイワメジャー産駒ですがなぜか2000mが得意です。牝系も軽い系統でミスプロ色が強い血統です。

スタミナが気になる血統ですが、実績は問題なく、ワンターンのコースは合っていると言えますし、実際に同コースで勝っています。ハンデも手頃でチャンス。重馬場も上手そう。

▲⑫ヤマニンサルバム

距離◎ コース◎ 騎手〇 調教↗

皐月賞馬イスラボニータ産駒ですが、産駒は血統からもマイラーが多い。

ただ、牝系はホワイトマズル×トニービンで欧州の重厚且つホワイトマズルの気性の脆さがありますが外目の枠で折り合えば勝ち負けか。

〇②カラテ

距離〇 コース◎ 騎手〇 調教→

トップハンデの59㎏が鍵だが、同斤のキラーアビリティよりはハンデキャップタイプのパワー型マイラーで、2000mも新潟記念を勝っているし、当時の上りが33.3でした。

時計が掛かるようになるのは有利です。

△⑦カレンシュルブル

父、母父は底力に寄っていますが、牝系に軽さがありますので抑えます。

【買い目】

馬連・ワイド ②、⑫、⑮の3点づつ

3連単 ⑫、⑮→②、⑫、⑮→②、⑦、⑫、⑮の8点

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