【コース】
阪神の芝は、府中や京都よりは重めですし、何といいっても最後の急坂がありますので、マイルにおけるスピードと底力のバランスが問われるフェアなコースです。
しかも、今年はまだ開幕3周目で過去2週は良馬場でしたので、時計も出る馬場になっています。時計のない馬には厳しいと思います。
【展開】
レシステンシアが間に合った上に、好枠を引きましたので楽に先手を奪えそうです。レシステンシアは、ハイペースに後続を巻き込むタイプなので、テンの4Fは46秒前後になるかと思います。
馬場は軽めではありますが、展開的にもごまかしの効かないスピードと底力の勝負になることは間違いありません。
その他各馬の評価や前走からの上り目・下がり目については「マイルチャンピオンシップを展望します」を参考にしてください。
【本命】1列目
④グランアレグリア
グランアレグリアは前走は短い距離を追い込みましたが、マイルではもう少し前目を追走出来るはずです。阪神カップから確変しており、マイルまででは無敵状態です。唯一の弱点と思われるスローの流れも、レシステンシアの参戦で杞憂に終わりそうです。
ノッテいるディープ産駒、ルメールには逆らうなというのがセオリーでもあります。
⑦アドマイヤマース
アドマイヤマースはマイルG1で3勝しているマイラーで、いかにもダイワメジャー産駒らしく、好位から足を伸ばす正攻法のレースで勝ち上がってきました。
ダイワメジャー産駒で地味だけど成長力があり、ローテが狂った春の状態とは、一度使われた今回は大きく違うはずです。
母型はMr. Prospector系のスピードと母母父であるシングスピールの底力を坂の途中で発揮できれば、ギリギリ後続を抑えられるシーンもあると見ました。
【対抗】2列目
⑰サリオス
天皇賞では本命にしようと思っていたのですが、毎日王冠→マイルチャンピオンシップのローテーションは全く想定外でした。モーリス同様マイルでも席巻する可能性はありますが、これもモーリス同様2000m級のレースに早く鞍替えして欲しいところです。
能力は買っても血統派として抗議の2列目です。
⑭サウンドキアラ
春使い詰めで、前走は休み明けの反動が出てしまいました。しかも、当時不利だった内枠でしたので仕方がないところです。
調教も相変わらず動いていますし、今度は外目の枠を引きましたのでヴィクトリアマイル2着のスピードが活きると思います。
【抑え】3列目
②レシステンシア
本来なら、この馬を上位にしたいのですが、ローテーションが気になります。
骨折といっても軽い剥離骨折ですし、調教も走っているし、牝馬なので、仕上がりも早いと思うのですが、それでも休み明けで目標になることは気になります。
⑥ラウダシオン
父に似た走りをする馬で、こちらもしぶとさで勝負する馬です。前走も良い走りでした。
左回りの方が走るのかなという点がありますが、前走以上には動けるかと思います。
【馬券買い目】
複勝 ⑦アドマイヤマース
馬単 ④、⑦➡④、⑦、⑭、⑰の6点
3連単 ④、⑦➡④、⑦、⑭、⑰➡④、⑦、⑭、⑰、②、⑥の24点
やはり、毎週G1は良いですね。
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