京都記念
【予想のポイント】
【レースの特徴】
春のG1大阪杯や海外遠征に向けて、トライアル的なレースであり、G2なので挑戦して賞金を加算したい若い馬が有力なレースでもあります。
昨年はドバイに向けて一叩きのドゥデュースが出てきて、一マクリで圧勝しましたね。
また、一昨年のようにイッタイッタで大穴が出る場合もあります。展開による穴ですね。
G1ホースが勝つか、G2常連の先行馬が穴を出すかのレースですが、今年はG1を勝ち負けできるような馬がいるか疑問ですが、牝馬同士ならエリ女を2着したルージュエヴァイユがいますが、どうでしょう。
ブラダリアは典型的なG2ホースなので、ここでも有力か。
【馬場・トラックバイアス】
今年は例年よりも時計が早く、今週も雨は降っていませんので。
今週はCコース使用ですが、雨は小雨程度で中間ほぼ降っていません。
先週から時計の掛かっていた馬場から少しずつ早くなっています。ただ、コース取りは中から外が伸びていました。
今年もペース次第では2:12秒を切るようなタイムが出るかも知れません。
【枠順・展開】
1昨年逃げ切った⑫アフリカンゴールドが行くところですが、ダッシュ力はだいぶ衰えてきました。
故障明けの長期休養後、まだ、本来の逃げが見られない①バビットはここは是が非でも好枠を活かして行きたい。距離もセントライト記念を制した本来得意の距離です。
他に行く馬はいないが、枠の良い③プラダリアや⑤ベラジオオペラが続きそうで、大逃げが無ければやや遅めの平均ペース。
例によって、3コーナー坂上から勝負になる。
まだ、馬場は良好な状態なので枠の利不利はあまりない。むしろ外目の方が乗りやすいでしょう。
【予想】
◎⑨ルージュエヴァイユ
距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教↗
ジャスタウエイの遅咲きの血統が開花したと言うことでしょう。3連続重賞2着で、しかもグレードが3→2→1となって、1800mを中心に使われてきましたが、2200mも問題ないようです。
牝系が凱旋門賞馬の祖母の影響かスタミナ豊富なので血統的にも距離への裏付けがあります。
相変わらず好調ですし、勝ち負けでしょう。
▲③プラダリア
距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→
京都大賞典を勝ってG2-2勝目。昨年は3着ですし、勝ったのはドゥデュースですから、ここは勝ち負けできそうです。
枠の並びからも、内のバビットにくっついて行ければ楽に好位を追走できそうです。
〇⑪マテンロウレオ
距離〇 コース◎ 騎手〇 調教→
昨年はドゥデュースには離されましたが、内をしぶとく伸びて2着しました。
ハーツ産駒でまだ成長がありそうで、そろそろ本格化が待たれるところです。
典さん。そろそろお願いします。
△①バビット、⑤ベラジオオペラ
①バビット:復帰後、マイペースで行けてないので、復調具合が不明ですが、ここは大外枠アフリカンゴールドを振り切って、マイペースで行けそう。穴を開けるなら逃げ馬。
⑤ベラジオオペラ:ロードカナロア産駒なので距離が気になります。母父が中距離系ハービンジャーですから、可能性はあります。ダービー4着ですが超スローを内ぴったりくっついて行って、直線だけ競馬してのものですからあてにはなりません。
【買い目】
馬連 ⑨-③、⑪2点
3連複 ⑨-③、⑪-①、③、⑤、⑪の5点
共同通信杯
【予想のポイント】
【レースの特徴】
いよいよ、クラシックに直結するレースです。春が近い。
クラシックホースが勝ったのは21年エフフォーリア、16年ディーマジェスティ、14年イスラボニータのみですが、クラシック上位の馬が多いです。
14年のゴールドシップあたりからクラシックに直結する度合いが高くなったと見ています。
2、3着からもドゥラメンテなどクラシックホースも多く、ここを必ずしも勝つ必要はありませんが馬券圏内には入りたいし、2着以内で賞金も加算しておきたい。
昔はダービーのために府中を経験させておくみたいなレースで、皐月賞のトライアルはあくまでも弥生賞やスプリングステークスでしたが、昨今は2歳チャンピオンレースや1月のレースだったりします。
府中の1800mなので上りの脚が早い馬が有利で、上位1~3位の上りの早さは必須でしょう。
【馬場・トラックバイアス】
今週からDコース使用ですが、週初めに雪や雨が降ったようですが、量は少なく影響はあまりないでしょう。
土曜日は1400m3勝クラスで1:20.3、クイーンCが1:33.1と速い時計が出ています。
先週の例年に比べると高速傾向は引き続き継続中でしょう。メンバーから1:47秒は切れると見ますがペース次第。
先週は結果的に内前有利でした。今週も基本は同じで、ペース次第で外差しが来ると言ったスタンスです。
【枠順・展開】
逃げ馬がいません。初戦の新馬で逃げ切ったのは⑦パワーホールしかいません。
先行して番手で勝っている馬は結構いますので、無理する馬はいないでしょう。
ペースはスローで上りの競馬で後方からの馬はよほどの差し脚がないと厳しいか。
まだ、馬場は良好な状態なので本来なら枠の利不利はあまりない。しかし、先週は平均ペース以下では内前有利でした。
【予想】
◎①ベラジオボンド
距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→
ロードカナロア産駒ですが、母がDubai Destinationでマイラーかなと言ったところ。
ただ、ほぼワンターンの1800mは守備範囲で、前走の時計、上りタイムから有力です。
▲⑥エコロヴァルツ
距離◎ コース〇 騎手◎ 調教→
父はディープの全兄だけど、決め手よりもパワー優勢な産駒が多い。
母父はキンカメで牝系はアメリカのスピード系と欧州系のスタミナが併せ持っていて今年の札幌は時計が早かったにせよ、時計も着差も標準以上のもので、いかにもパワーとスピードのバランスが取れています。
前走も、途中で前がふさがり、一旦下げてからの2着で、内容的には勝馬を上回っています。
すでに賞金的にはクラシック参戦には足りているので、本気度はどうかです。
行ければ番手に行けるのですが、行きたがるレース振りを繰り返していますので、ここは豊君がどう抑えるかでしょう。
〇⑧ジャスティンミラノ
距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→
キズナ産駒の牡馬には大物観を感じません。
ただ、ここはワンターンの1800mはベストの舞台に見える血統構成で前走は傾向に見合うものでした。
騎手と相性が悪いので、この印ですが前走の走りは、スローの好位付から早い上りと、傾向に合うものです。
△⑤ショウマンフリート、⑨ジャンタルマンタル
⑤ショウマンフリート:前走は遠征で+18㎏と言う時点でノーカウントでしょう。ここは稽古も上向きで再度見直す手か。
⑨ジャンタルマンタル:実力は随一です。ただ、時計が掛かる馬場を歴戦してきた成果、明らかに上りの早い競馬には向いていないのでここは川田君が乗りに来ても3着までと見ました。
【買い目】
馬連 ①、⑥、⑧のボックス3点
ワイド ①-⑥、⑧の2点
3連複 ①-⑥、⑧-⑤、⑥、⑧、⑨の5点
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