小倉大賞典
【ポイントの整理】
- 開催が進んで馬場も荒れてきている中で行われるG3です。馬場が渋れば昨年のように外差しが決まったり、早い脚はなくても先行して抜け出す地力型先行馬が勝ったりしています。
- 最初の1コーナーへの距離が300m弱と短く、コーナー4回のコースにしては息が入らず、上りの時計が掛かります。
- また、直線が短いので4コーナーの回り方と進路の確保ができるかにかかっています。
- 雨が土曜から降る予報になっており、朝まで残るようです。
- Bコースに替わってますが、逃げ先行馬も馬場の中ほどを通していました。馬場の中か外からの馬の方が有利でしょう。雨の影響が残れば、なお外が有利になりそうです。
- 逃げ馬はスプリントの逃げ馬だったテイエムスパーダ、ただ、レッドベルオーブが4走前に大逃げから同じコースで逃げ切っていますので5F60秒を切るペースから底力比べになりそうです。
- 狙いは外目の枠の差し馬が有利でしょう。
【予想】
◎⑬ホウオウエミューズ
道悪得意でも距離が長いとして新潟牝馬Sは軽視しましたが、勝ち切れました。
ロードカナロア×アグネスタキオンの字面からマイラーと見ましたが、祖母がホワイトマズル×トニービンとスタミナ・地力十分なので1800mはベストとも言える距離で、馬場が悪化すれば台頭できるでしょう。
母方にホワイトマズルがあるので、ムラ傾向ですが、枠が外目なので走る番かなと見て本命です。
▲⑭ロングラン
ヴィクトワールピサ×フランス系マイラーで重は得意です。差し馬なのに早い脚はないので、時計が掛かるコース、馬場状態でしか来れないのですが、ここは馬場、枠順と条件が合いますので、勝ち負けと見ました。
丹内君小回りの回し方上手いので楽しみです。
〇⑪ダンディズム
マンハッタンカフェ×シングスピールと中長距離血統で1800mは短いのですが、前走小倉2000mで内をすくわれましたが2着していますので、11番枠を含めて距離短縮でも時計が掛かれば2着なら。
△⑫ウイングレイテスト
1800mだと1600mほどのパフォーマンスを出せませんが、とにかく状態が良いことと枠が良く、1800mでも勝っていますので抑えます。
△⑥ヒンドゥタイムズ
小倉記念2着ですが57.5㎏とハービンジャー×ディープでは稍重は歓迎ですが、それ以上悪化すると向かない可能性があります。
それでも、好調ムルザバエフ騎手が乗り、実績があるので3着候補に抑えます。
△⑩フォルコメン
ロングランと同じヴィクトワールピサ産駒ですが、牝系が短距離系でマイルベストで、1800mはやや長いのですが2000mまでは連対があるので、こちらも3着候補として抑えます。
【買い目】
馬連 ⑪、⑬、⑭のボックス
ワイド ⑬-⑭の1点
3連複 ⑬、⑭-⑥、⑩、⑪、⑫の4点
3連単 ⑬、⑭→⑪、⑬、⑭→⑥、⑩、⑪、⑫、⑬、⑭の16点
フェブラリーステークス
【ポイントの整理】
- レモンポップが強くなったのは上り3Fで安定して35秒台前半から半ばの脚が使えるようになってからです。
- 惜敗の武蔵野Sは5F60.1のバスラットレオンのペースを上り35.0の脚で捕まえたところで、ギルデッドミラーにハナ差交わされました。
- そのギルデッドミラーもいませんし、武蔵野S位走れる馬が今回いるのかは疑問です。
- 距離への不安がささやかれていますが、父Lemon drop kidはキングマンボ系で8F~12FのベルモントSまでG1を5勝した名馬です。
- 母はStorm Cat系Giant’s Causewayで母父がダンチヒと短距離スピード系ですが、曾祖母がリボー系×Buckpasserで底力にあふれていますので、距離は1800mまでは適で、2000mでどうかだと思います。
- 唯一の弱点は勝負根性にありそうです。
- ただ、武蔵野S以上流れれば、距離の心配よりも、スピードの持続力が活かされ、逆に差を広げるのではないかと見ています。
- 他の馬は一長一短で混戦です。
- 直線だけ競馬してどこまで伸びるか楽しみなのはシャールズスパイトで、父Speightstownはマイルから2000mまでのG1馬を出していますので、モズスーパーフレアをイメージしすぎるのは早計です。次走ドバイターフへの試走?のようですがイン突きで伸びればあっと言わせるかもしれません。
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