東西金杯を予想します

レース予想

明けましておめでとうございます。

昨年ラストは有馬記念でのタイトルホルダーの惨敗で唖然としていたのですが、ホープフルSで初のワイドでの万馬券を〇1着、◎3着で🎯したので、何とかプラスになったところです。

今年から別定を含めて+1㎏にするそうです。厳しい斤量だった58㎏が牡馬には当たり前になります。

小柄な牝馬には不利になることは確実ですが、斤量に敏感な馬にも不利でしょうが、見極めが難しいです。ハンデも基本+1㎏なので中山金杯では58㎏が2頭、京都金杯では5頭と多数になっています。

有馬記念の結果も含め、明け4歳馬にはリスペクトする必要がありそうです。

中山金杯

【ポイントの整理】

  • 中山のコースでは1コーナーまでの距離もありフェアなコースですが、この時期なのでたとえ時計がまあまあ出てもパワーが必要で、切れ脚よりも、良い脚を長く使えるタイプが好走しています。
  • 今年からCコースと言うことで、内枠有利でしょう。
  • やはり、ラスト4コーナーでは、3列目までにはいたい。追い込みは来ても3着まで、昨年のスカーフイースは4角9番手から2着したのはよく来た方。
  • 逃げ馬不在で、近走逃げたことのあるのは⑤フェーングロッテン、⑦アラタ、⑩コスモカレンドゥラ、⑫ウインキートス、⑯ゴールドスミスですが、どちらも押し出された感じの逃げでした。
  • 人気もなく、先行得意の柴田君⑩コスモカレンドゥラが行くにしても、早くはならない。5F60~61.5の間くらい。3コーナーから動いて残り3Fは35秒前後の攻防か。
  • この時期、調教日程が変則で、太目残りに注意したい。外厩から太目で戻ってきると、時期的に絞り難いのです。

【予想】

◎①マテンロウレオ

ハーツクライ×ブライアンズタイムで、早い脚はないが、地力で好位からじりじり伸びるタイプで、勝っても辛勝、負ければ惜敗になる。

中長距離ではなく2000mで結果を出しているのは、祖母がダンチヒ×Secretariatとスピードタイプだからで、いかにも時計の掛かる今の時期の小回りの2000mに向いている。血統構成とレース振りから本命にします。

不安点は典さんからの乗り替わり、57.5㎏、最内枠で、お兄ちゃんはタイトルホルダー飛ばしたけど、東京大賞典ではウシュバテソーロでちゃっかり勝っているので引きずらないタイプか。4コーナーのまわり方を間違えなければ勝ち負けでしょう。

▲⑤フェーングロッテン

ピクシーナイトの弟で、父はモーリスからブラックタイドに替わっています。2000mは白百合賞で勝っていますが、展開に恵まれてのもの、ギリギリの守備範囲と見ます。

前走菊花賞は論外にしても、まともな距離で見直す手でしょう。

ラジオNIKKEI賞を勝っていながら、斤量56㎏は恵まれました。

〇⑯ゴールドスミス

ステイゴールド×ダンチヒ系Cape Cross産駒で均して1800~2000mで活躍しています。

前2勝は逃げて3勝クラスを抜け出し、府中で大外一気の差しでL競争を勝ちました。

また、着順も安定しない点はいかにもステゴ系の特徴です。9歳になりますが2走前に勝っていますし、調教も元気です。57㎏も恵まれているとみました。

外枠は不利ですが、ステゴ系は外枠で馬を外に置かないことで、気性が落ち着く傾向にあり、不利を承知で2列目にします。

☆⑪ラーゴム

L競争を勝ち、きさらぎ賞も勝っています。ダート変更後も順調ですが、この時期の芝なら、上りの競馬にならなければ十分上位争いはできそうです。

オルフェ産駒に11番枠なら外に馬を置かずレースができそうです。

△③ラーグリフ

モーリス産駒で気にはなるのですが、もう少し先でしょうか。

△⑦アラタ

状態が良さそうで抑えます。福島記念で3着2回ありますが、G3で3着の壁を越えられるか。

【買い目】

馬連・ワイド ①-⑤、⑪、⑯の3点づつ

3連単 ①、⑤→①、⑤、⑪、⑯→①、③、⑤、⑦、⑪、⑯の24点

京都金杯

【ポイントの整理】

  • 過去2年中京で行われ、今年が最後の中京開催となります。
  • 過去2年とも58秒前後と流れた割には、後方から来たのは昨年のザダルくらいで、2着は番手のダイワキャグニー、3着は2列目のカイザーミノルでした。
  • 一昨年は好位内で脚を溜めたケイデンスコールとピースワンパラディの1、2着で、逃げた14番人気エントシャイデンが5F58.5から粘って波乱でした。
  • 先行馬か好位から差せる脚がある器用な馬か、ザダルのような器用な差し馬で、脚が長く使える馬が有利。
  • あまり前開催から時間は空けていませんが開幕週と言うことで、やや内枠有利でしょう。
  • 決してダッシュ力はありませんが、①ベルヌスが好枠から行くでしょう。落そうとすると前々走のように外からワッと来られるので、ある程度のペースで行く必要があります。
  • 後は⑨ダイワキャグニーと6枠2頭が行くか、⑨は騎手からインに入り、⑪エントシャイデンは遅いようなら行きたいところ。⑫シュリは番手でしょう。

【予想】

◎③ピースワンパラディ

ジャングルポケット×アグネスデジタル産駒で、祖母はサンデー×Nashwanと母方はマイル・スピード血統で、ジャンポケ産駒ながらマイラーです。

L競争を勝ち、このレースで一昨年2着して、さあこれからと言うときに故障して、復活まで1年半、2戦して2年ぶりにこのレースを迎えました。

7歳ですが、2年近いブランクでまだ15戦のキャリアに、成長力のある血統から、まだまだこれからだと見ます。

前走は、スタート後の不利がありましたが、6着と格上の上位3頭を除けば好走しています。

松山君今年は頼むよ!

▲④アルサトワ

ルーラーシップ×ディープが流行っていますが、こちらはディープがダイワメジャーになっていて、マイルに合いそうですが、結構なキャリアは中距離を使われてきました。

マイルはまだ3戦目で前々走は展開に恵まれて勝利の後、前走富士Sは逆に先行馬には厳しい流れで惨敗でした。

別に番手からでも競馬はできますので、ここはマイラーとして正念場でしょう。

〇⑩マテンロウオリオン

ダービー以降着順はイマイチですが距離や相手が悪かった。今回は仕切り直しの1戦で、真価が問われます。

典さんがこちらに乗ってきていますので期待しましょう。

☆⑦イルーシヴパンサー

東京新聞杯をいい勝ち方で制しています。この秋は更に成長しそうなハーツ産駒で、ここらで兆しを見せておきたいところです。

調教乗り込まれていますし、時計も出ています。

△②プレサージュリスト

クイーンCの勝馬で、あれだけ走れば十分上位でしょう。

ただ、出遅れ癖がある馬で、内の後方から外を回さず進路が取れるかでしょう。

△⑪エントシャイデン

一昨年同様に強引に行って粘る意外性があり。欧州G1で2回3着した実力は侮れません。

祐一君エアロロノアには印を回せませんでした。

【買い目】

馬連・ワイド ③-④、⑦、⑩の3点づつ

3連単 ③、④→③、④、⑦、⑩→②、③、④、⑦、⑩、⑪の24点

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