金鯱賞とフィリーズレビューを予想します

レース予想

金鯱賞

【ポイントの整理】

【レースの特徴】

大阪杯のトライアルレースで、昨年はここ4着だったポタジェが大阪杯を制覇し、レイパパレ2着にジャックドール5着と上位を独占しています。

トライアルレースなので本番の有力馬は余裕を残しますし、G2なので先のことよりも、ここ狙いのオープン馬、特に中京を得意としている馬の陣営は目一杯でしょう。

過去5年1番人気が常に馬券圏内に入り、同時に2番人気も馬券圏内に入ったことが3回あります。

なので固いレースなのかと言うとそうでもなく、必ず5番人気以下が1頭もしくは2頭入っています。

【馬場・トラックバイアス】

コース形態からスローになりやすく、先行馬残りか中団前目からの差しがほとんどで、後方一気はほぼ来ていません。

この点1番人気が予想されるプログノーシスはどうなるかです。

逃げ馬が残って穴を出すのがこのコースの特徴でもあります。

過去2年、ジャックドールとギベオンが逃げ切っていますし、ダイワキャグニー3着、サトノノブレス2着と残る確率が高くなっています。

土曜日のレースを見る限り、内外の馬場差はほ飛んでなく、美しい馬場状態です。

【枠順・展開】

逃げ先行馬自体が少なく、このコースで白百合賞2000mを勝っている⑩フェーングロッケンがいくでしょうか。

逃げ馬を得意としている松若君を配していますのでいくでしょうか。

②マリアエレーナと⑪ヤマニンサルバムは逃げよりも番手を得意としていますので、結構すんなり流れそうです。

問題は大外12番プログノーシスで出遅れ癖もあるので、乗り方が難しい。そこは川田君なので杞憂に終わるかもしれません。

【予想】

◎②マリアエレーナ

距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教◎

母がクロフネ×ディープインパクトですが、母はやはり小柄なマイラーでした。

距離は2200mまで勝っていますが2000mがスピードを活かせる距離になっています。

少ない先行馬で②番枠は絶好でしょう。

番手から好走必至で55㎏と良馬場で、いつも一生懸命走る小柄な馬で、信頼をおけるので、調教もじっくり乗られていてタイム構成も良くなっています。

ここは不動の本命です。

▲⑩フェーングロッテン

距離〇 コース◎ 騎手〇 調教〇

白百合賞で離して逃げて勝ちましたが、ペースはスローでした。

ピクシーナイトの弟で、1800mがベストかと思いますが、再開催の開幕週で馬場が良いので逃げ切るまであるとみます。

松若君を配している以上行くでしょう。

〇⑪ヤマニンサルバム

距離◎ コース◎ 騎手〇 調教◎

このコース・距離の実績が抜群で、このレース得意だったヤマカツエースやサトノノブレスと似たタイプなので勝ち負けまで期待できます。

こちらは前走のような府中のスローでは力が出づらいのではないでしょうか。

母父ホワイトマズルなので先行して周りに馬がいない状況を作りたい。

☆①アラタ

距離〇 コース〇 騎手☆ 調教◎

前走金杯は太目でタイム差なしの4着でした。じっくり8週開けてここです。

今回は毎週一杯に追っており重め解消に努めています。

決め手がないのですが、ここは騎手に期待します。

△④ディープモンスター、⑫プログノーシス

どちらもディープ産駒で人気先行しています。

前走ペースが流れた上に内を突いて勝ったディープモンスター、前走凄い脚で突っ込んできたものの4着だったプログノーシスも人気先行で、どちらもスローの競馬で試金石で、3着までと見ました。

【買い目】

馬連 ②-①、⑩、⑪の3点

3連単 ②、⑩→①、②、⑩、⑪→①、②、④、⑩、⑪、⑫の24点

フィリーズレビュー

【ポイントの整理】

【レースの特徴】

桜花賞トライアルですが、有力馬はチューリップ賞か阪神JFからのぶっつけを選択しますので、最終選考会かマイル未満の距離でやっていこうと言う馬たちの勝負レースになりつつあります。

とは言っても、昨年は2着のナムラクレアが桜花賞3着、6年前になりますが2着レーヌミノルが桜花賞を制しています。

2015年クイーンズリングは古馬になってエリ女を制し、有馬記念2着までする馬になっています。

【馬場・トラックバイアス】

土曜日の3歳1勝クラスで46.4-46.9=1:33.3と速い時計が出ています。

内回りでもあり、相変わらず内から半ばあたりが伸びる。3列目以降で4角大外ぶん回しだと届かない。

⑬番枠のブトンドールはその点気掛かりです。

【枠順・展開】

前走1200mからの馬も少なくなく、スローで流れることはほぼなく、同時に逃げ番手馬には厳しい流れになることが多い。

3列目、順位的には6~10番手位の馬が多く来ている。

ファンタジーSを逃げ切ったリバーラの他にも①、⑦、⑧、⑩と逃げ切った馬も多い。

抜けた存在がいないので、早めのペースから坂上の混戦が予想される。中団前目から進路をとれた差し馬が有利か。

最後に急坂が待っているので、ある程度の地力とスタミナが必要になる。

【予想】

◎⑮ムーンブローブ

距離◎ コース◎ 騎手〇 調教〇

父モーリスですが、母がフジキセキ×ダンチヒ系でスピード色が強く1400mに合っていると見ます。シゲルピンクルビーが勝っており、晩成系のモーリス産駒でも実績があります。

前走はテンの3F33.9とスプリント戦並のペースに巻き込まれ惨敗でした。

立て直したここは前目から2勝していますが、ここは権利を取りたいところでしょう。

▲⑦ポリーフォリア

距離◎ コース◎ 騎手〇 調教〇

父キタサンブラックですが、母がUnbridledの37.5%と濃い血量で、同馬で初めて18.75になっています。

前走ゆったりした流れながら府中で勝ち切った点を評価し、流れるここはスピードに持続力を活かしたいところです。

一本調子なので小回りの流れるペースで再度注目します。

☆②イコノスタシス

距離〇 コース◎ 騎手△ 調教〇

この時期走るハッピーパスの牝系を持ち、昨年の勝馬サブライムアンセムの異父妹になります。

この血統だけで魅力があり、内埒沿いに走り、上手く進路が取れればあっと言わせるか。

☆⑭サラサハウプリティ

距離〇 コース◎ 騎手△ 調教〇

ここまでまともに競馬させてもらっていない状況でまずまずの成績を上げています。

立て直したここは、枠順からレースもスムーズにできそうです。

⑬ブトンドール後方から外を回しての差しは厳しいと見ます。

⑫シングザットソングもダッシュが鈍く1400mはどうか。

⑪ルーフはダイワメジャー×Fastnet Rock産駒で、現時点では1200mからの参戦は、明らかに不利。

【買い目】

馬連・ワイド ⑮-②、⑦、⑭の3点づつ

3連単 ⑦、⑮→②、⑦、⑭、⑮→②、⑦、⑭、⑮の12点

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