キーンランドカップ
【ポイントの整理】
- 土曜日の3勝クラスが34.0-35.5=1:09.5と、そこそこ流れたけどこの時計だった
- 勝ち時計は例年通り1:09秒前後になりそう
- 上りは掛かり差しも決まる可能性がある
- 時計的にはどの馬にも走れるもので、調子、洋芝適性、展開とトラックバイアスが決め手になる
- 今回明確な逃げ馬は見当たらず、オパールシャルムあたりのペースでは3F33秒台半ばまでで、やや早いペースまででしょう。
【予想】
◎⑬メイショウミモザ
牡馬相手に長距離G2も制したメイショウベルーガ産駒でハーツ産駒を1200mの重賞で本命にするのは血統派としてはいかがかと思いますが1200mの実績と底力を買います。
この血統で短距離走るのは、牝馬であること、気性が激しいこと、基本的のフィジカル能力が高いことがあげられます。
気性の激しい馬は外枠の方が走りますので13番枠で、北海道の丹内騎手で期待します。
▲⑥ウインマーベル
7勝馬コスモマーベラスの仔で、函館2歳S2着の全姉がいる血統です。
姉は新馬勝ちと函館2歳S2着の後はさっぱりと早熟でしたが、こちらは初勝利まで6戦を要し、使い詰めの後の休み明けだったファルコンステークスは惨敗でしたが、その後連勝して勢いに乗っています。
-3㎏の54㎏は明らかに有利、松山君で期待します。
〇⑨ジュビリーヘッド
安定した近走で、馬券の中心になりそうですが勝ち切れる能力はなさそうです。
ここも何かにはやられると見て2列目です。
☆⑥シゲルピンクルビー
血統的に洋芝が悪いわけはなく、前走は行き過ぎたと見ています。
ムラ駆けですがハマれば。
△⑩ロードマックス
△⑭エイティーンガール
3着候補は差し追い込み馬のゴール前強襲で、勝ち負けまでには馬場が良いと見ました。
前走初の1200mで一発回答のヴァトレニ、3歳馬トウシンマカオ、夏馬レイハリアの復活、ヴェントヴォーチェやしぶといオパールシャルムといて、混戦ですね。
【買い目】
馬連 ⑤、⑬-⑤、⑥、⑨、⑬の5点
ワイド ⑬-⑤、⑥、⑨
3連単 ⑤、⑬-⑤、⑥、⑨、⑬-⑤、⑥、⑨、⑩、⑬、⑭の24点
新潟2歳S
【ポイントの整理】
- レベルが低そう この中で何頭がオープン馬と言えるのだろうか
- 展開と馬場状態、コース取りがポイントになりそう
- 前走マイルは⑦キタウイングのみ、距離短縮組か延長組かの争い
- 土曜日の3勝クラスで48.5-45.2=1:33.7でした。スローだったので流れればもう少し時計が出ていたでしょう。
- 2歳のこの時期なので1:34秒前後かなと思いますが、雨が降る予報が出ています
- コースは内よりも中から伸びるようになってきている
- だからと言って差し馬が有利というわけではなく、あくまでもペース次第
前走1200m組でも、テンの3Fは34秒台半ば、距離短縮組はドスローが多く、早くなりようがないか
【予想】
◎⑨ウインオーディン
今や早熟疑惑は疑惑ではなくなったエピファネイアと、サンデー系ではマイル向きのフジキセキの配合です。
牝系もそこそこでマイルで買えると見ました。
早くも新潟3戦目で連闘になりますが、過去2戦が判で押したようなドスローからの上りの競馬でした。
ダメージは若干あるでしょうが、前走は1週前追い切りと考えます。
鞍上がようやく戻ってきた三浦君で関屋記念に続いてもらいましょう。上りで早い脚が使えるのは確かです。
〇⑩アイスグリーン
ディアンドルの異父弟で父がルーラーシップからモーリスになっています。
ディアンドルは2歳から3歳にかけて1200mで葵Sを含む5連勝し、古馬になって1800mで福島牝馬Sを制しています。
父がモーリスに替わりマイルが合っているのではとは思いますが、どうでしょう。
母方はスペシャルウィーク×エリシオと重めなのですが、牝系がCaro系でこの影響が強いのだと思います。また、珍しくなくなりましたがサンデーの18.75%でもあります。
新種牡馬がダノンバラード産駒とデクラレーションオブウォー産駒が2頭出ています。
若干解説しておきます。
ダノンバラードはG1を勝ち切れなかった馬で、母父がミスプロ系でHaloの25%と強いインブリードを持っていて、1、2頭重賞馬が出るかも知れませんが、成功する血統とは思えません。
デクラレーションオブウォーはDanzig系War FrontとRed God系Rahyの配合と父母共にその母父がミスプロ系というバリバリの米国スピード系です。ミスプロ系はキングマンボ系以外は日本では成功していませんがどうでしょう。
スプリント系で大物がでるかもしれません。
【買い目】
単勝 ⑨ウインオーディン
馬連・ワイド ⑨-⑩
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