この真夏の時期だけでなく、馬場を整えてシーズン時にG1かG2があってもおかしくない、千直レースです。検討してもらいたいですね。
【予想のポイント】
【馬場・時計】
開催が福島の災害で1回多く、5月の開催時の雨で最終週の韋駄天Sでは稍重でも勝ち時計が56.5と掛かりました。
今週は雨の心配はなく、本日は良馬場でした未勝利の1400mで1:20.8、最終1勝クラスの千直では54.6と時計が出ました。明日はこのまま曇り予報で、良馬場が期待できます。54秒前後ではいけるでしょう。54秒を切って欲しいですね。
また、外枠有利は相変わらずですが、今日の勝馬は5番枠から押し切りました。
【血統】
ベルカント、ハクサンムーン、パドトロワのように快速血統で1200mでも実績のある馬が勝つ場合と、スタミナ血脈を持つ千直専用馬的なライオンボス、ダイメイプリンセス(小倉1200mも得意)も好時計で勝っていて、スピード血統だけが良いわけではありません。
スピードの絶対値だけでなく、スピードの持続力にはスタミナも必要であることを証明しています。
【予想】
【1列目】
◎⑭オールアットワンス
マクフィ×ディープインパクト産駒で、千直ではディープインパクトの血はマイナスにはならなくても、プラスとも言えないのですが、牝系が短距離実績があり、母も重賞勝ちはありませんが短距離重賞2、3着があります。
父マクフィはミスプロ系マイラーです。スピードもスタミナも、ちょっと中途半端な血統ですが、小柄な牝馬で51㎏、14番枠込みで本命としました。
【2列目】
▲⑥モントライゼ
ダイワメジャー×ミスプロ系Nayefで母方にStorm Birdですが牝系はSassafraとスタミナの裏付けもあり、血統的に傾向にマッチしているように見えますし、53㎏も有利ですが、6番枠は厳しいですね。
〇⑫ライオンボス
言わずと知れた、千直のスペシャリストです。3年連続同じローテで韋駄天Sからの本番で臨んできました。ただ、今年は韋駄天Sで9着惨敗からになります。
前走の敗戦が馬場に58㎏と考えればノーカウントにしてもよく、調教はいつも走りませんが、12番枠も良く2列目としました。
【3列目】
△⑪ロードエース
Storm Catの18.75%です。芝のスピードは未知数ですし、前走から2kg増で3列目としました。
△⑬ビリーバー
昨年の3着馬で、差が無かったので、今年も枠はよいので走破圏内と見ました。
△⑮セピアノーツ
ジョーカプチーノ×ミスプロ系Smart Strike産駒で、まだ1勝馬です。
上位3頭の他で、割って入るなら、枠に恵まれた馬で、血統的にスピードとスタミナのバランスがとれているので穴候補としました。千直専用になる可能性もあります。ただ、現在6番人気と人気になりすぎています。
タマモメイトウは開幕週の良馬場でのスピードに疑問があり、消しました。
【買い目】
馬連・ワイド ⑭-⑥、⑫の2点づつ。
3連複 ⑭1頭軸-⑥、⑫-⑥、⑪、⑫、⑬、⑮ の7点
3連単 ⑥、⑭→⑥、⑫、⑭→⑥、⑪、⑫、⑬、⑭、⑮の16点
【先週の振り返り】
函館2歳Sは◎ナムラリコリスの勝利でしたが、2着以下がだめでした。ポメランチェは小柄な快速馬なので、週が進んで洋芝で時計が掛かると苦しいのはわかっていたので、無印にできないところがダメでした。
ドレフォン産駒もシルバーステート産駒も来ませんでした。シルバーステートはスプリントは???という血統ですが、逆にドレフォンには厳しい結果になりました。
函館記念は◎ジェットモーションが抑えすぎて、大接戦の2着争いに参加しただけで、6着でした。勝ったトーセンスーリヤは無印だったので圧勝振りにあんぐりと口を開けていました。実績上位に見えますが、何で人気になるのかわからなかったので、恐れ入りました。
中京記念も勝ちみに遅いと2列目にしたアンドラステが好位から抜け出し、ペースは楽でしたが、逃げたディアンドルも番手のロータスランドも沈んで、外差し馬場になっていたとはいえ外からカテドラル、内からクラヴェルが2、3着で、この組み合わせは買えません。
冴えない1週間でした。
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