有力馬の血統を中心とした短評「菊花賞･富士Sの有力馬分析と先週の振り返り」も参考にしていただけたらと思います。
【馬場・時計】
今週は気温が下がり、金曜日は終日の雨です。ただ、しとしとと強くは降らないけど、ほぼ一日中降っていました。
土曜日は晴れなので良馬場に回復しそうですが、時計はやや掛かるでしょう。
そうなると、勝ちタイム1:33秒をどれだけ切るかになります。
良馬場なら、よほどスローにならない限り、直線の切れ比べになりますが、先週の馬場はスピードとパワーのバランスを求められていました。
回復次第では、切れ・スピードよりも、パワー寄りになるかもしれません。
【展開】
逃げるのはバスラットレオンでしょう。
NHKマイルでスタート直後に落馬したのは記憶に新しいところです。過去3戦はまともに競馬していないので、ここでもまともに行けるかわかりませんが、その前2走で逃げ切り勝ちを収めていますので、再度逃げたいところでしょう。
前走も出遅れていますし、今回は坂井君任せです。
また、出遅れると誰が逃げても5F58秒を切るような速めのペースはならないでしょう。
【予想】
【1列目】
◎⑦タイムトゥヘヴン
ロードカナロア×桜花賞馬です。母キストゥヘヴンは中山1800ｍでも2度重賞勝ちしています。その母にロードカナロアですからマイルが悪いわけもなく、最適でしょう。
後は能力ですが、NHKマイルの不利は相当大きかったと見ています。
それと、もうあわない2000ｍ以上の距離を使わないで欲しい。
▲⑩アルジャンナ
府中の1600～2000ｍはディープ産駒の庭ですが、マイル実績があり切れるタイプがいれば、有力候補でしょう。
阪神でのマイラーズカップの2着がありますので、マイラーとしてパワーもありそうなので有力でしょう。
前走は前に行きすぎて、1番人気を裏切りました。同じ過ちをルメール騎手が府中で繰り返すはずはないと見ました。
【2列目】
〇①ソングライン
シュネルマイスターとの比較から、人気になり続けるでしょう。52㎏で一叩きされて万全ですが、勝ちみに遅いタイプとみています。
2列目ですが、勝たれたらごめんなさいです。
☆⑯ダノンザキッド
気性に問題があるので、距離を縮めるというのは安易な気がしますが、そもそも、こちらもマイラーに見える血統です。
マイルではありませんが実績は十分ですし、調教は量も中身も十分ですので、こちらも勝たれたらごめんなさいです。
【3列目】
△⑤ロータスランド
△②ザダル
ロータスランドは時計的に足りないと思いましたが、雨の影響が残りそうで、3列目としました。
ザダルもマイル対応は可能で、得意の府中ならと3列目にしました。
ラウダシオンはマイル持たなくなってきているようですし、バスラットレオンはまともに競馬ができない上に府中もマイナス要因とみました。
【買い目】
馬連・ワイド ⑦-①､⑩､⑯の3点づつ
3連単 ⑦､⑩→①､⑦､⑩､⑯→①､②､⑤､⑦､⑩､⑯の24点
ダービー馬の使いまわしを悲しく思う私には、ワグネリアンのマイル変更は許容できませんね。
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