【レース及びコースの特徴、時計など】
- マイルチャンピオンシップのトライアルレースとして一昨年からG2に格上げされた。
- 昨年は勝ったソングラインにロータスランド、ダノンザキッドあたりが出走している。
- 今年もNHKマイル覇者ダノンスコーピオンやセリフォスが出走し、格は維持できていると見るべきか。
- それまでは古馬優勢だったが、G2に昇格した一昨年はラウダシオンが2着、昨年はソングライン、タイムトゥヘヴンが1、3着と好走している。斤量が有利。
- 前走スローで逃げ切ったアルサトワ、3勝クラスを逃げ切っているノルカソルカ以外に逃げ馬が見当たらないが、余り遅いとダイワキャグニーあたりが行くかもしれない。ノルカソルカは58秒台半ばでは行けるので、それよりスローにはならないか。
- 先週の日曜日最終レース2勝クラスで46.2-46.4=1:32.6が出ている。
- スロー目で流れてもこのメンバーなら1:32秒前後か
- 馬場は中から外目が伸びていた。
【予想】
◎⑩セリフォス
2重賞を含む3連勝から、G1を3連戦しましたが、2、4、4着と一息でした。
今回と同じ休み明けのNHKマイルでは伸びない内に入って4着でした。
勝ったダノンスコーピオンはアーリントンを叩いていました。逆に詰まったローテで結果を出しました。
父ダイワメジャーで母父が欧州系マイラーLe Havreで洗練されたマイラーではありますが、今のところG1には届いていませんが、G2なら勝ち負けできそうです。
今回は54㎏で、ダノンスコーピオンには2㎏もらっていますし、お互い休養明けです。
休養明けきっちり仕上げるのは中内田厩舎で、安田記念では後ろから行きすぎましたが、今回はもう少し前から競馬してくれるでしょう。
〇⑭ダノンスコーピオン
春は短期間のうちにマイル重賞連勝でNHKマイルを制しました。
母方がサドラー系で1600~1800mでG2勝ちがあります。
勝負所で多少もたつくところがありますが、サドラーの影響でしょう。
ただ、共同通信杯以外はラストは必ず伸びてきますのでここも好走は必至でしょう。
ただ、余裕を持った調教、3歳でも56㎏となっていますので、セリフォスの前に行くのは難しいとして2着候補とします。
☆⑤ピースワンパラディ
2021年の京都金杯で2着後故障して1年7か月の休養を余儀なくされました。
復帰戦の関屋記念はスローペースを先行して切れ負けして0.4差の5着なら上々でしょう。
ジャングルポケット産駒ですが母父はミスプロ系マイラーアグネスデジタルで、祖母はサンデー×快速Nashwanですし、もっと遡ればチヨダマサコの系統でマイラーとして筋が通った血統です。
成長力はあるので休養前1:32.8で勝ったキャピタルSの時計を更新できれば。
戸崎君との相性もキャピタルSで証明済みです。
△②タイムトゥヘヴン
1枠2頭は血統的にマイラーとして筋が通っているのですが、エアロロノアはスタートが悪く、タイムトゥヘヴンは脚質転換で追い込むようになってから成績が良くなった経緯がありますので、最内から下げる競馬になりますので難しい競馬になりそう。
府中なら必ず伸びてきそうで祐一君の乗るタイムトゥヘヴンを3着候補にします。
△⑬ソールラッシュ
ノリカソルカ、レインボーフラッグ、リレーションシップととてもマイラーとは思えない血統で私には買えません。
ソールラッシュもルーラーシップ×マンハッタンカフェととてもマイラーには思えないのですが、祖母はStorm Cat×Caroでスピード型なので時計次第でマイラーとしてやっていけています。
実績は古馬で一番ですが、父ルーラーシップからも抜群に早い時計はなく、時計勝負になると厳しく、3着までとしました。
【買い目】
馬連 ⑩-⑭本線、⑤-⑩
枠連 ⑤-⑦の押さえ
3連単 ⑩→⑤、⑭→②、⑤、⑬、⑭の6点
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