府中牝馬Sのポイントと予想

レース予想

【ポイントの整理】

【レースの特徴】

秋華賞ができて、3歳混合のエリザベス女王杯が後ろにずらされたことで、女王杯のトライアルとして重要なレースです。

ちょっとワンターンの府中1800mとがっつりコーナー4回の京都2200mとコースの本質が違うのでトライアルとしてふさわしいかと言われると「うーん」となるのですがローテーション的にはここが良いのでしょう。

リピーターさんが良く来るレースで、ホエールキャプチャ、スマートレイアー、フロンテアクイーン、シャドウディーヴァらが複数回馬券に絡んでいます。

今年は昨年の勝馬イズジョーノキセキと3着馬アンドヴァラナウトが出てきます。

基本差し馬有利で、先行馬がそこに絡めるかと言ったレースです。府中の1800m展開いらずと言われてきましたが、早い上りを出せる馬が有利。

このくらいの距離があっている3歳馬は、皆秋華賞及びトライアルに行くので、当レースへの3歳馬の参戦はないのですが、今年は阪神JF2着、オークス5着のシンリョクカが出てきました。注目です。

【馬場・トラックバイアス】

先週月曜日は重馬場で、それでもやや時計が掛かる程度でした。今週は先週日曜日に近い馬場になるのではないでしょうか。

毎日王冠は59.5-45.8=1:45.3でした。ここは余り遅くならない限り1:46秒前後か。

内外フェアな状態でしたので、2週目なのであまり変化はないか。

【枠順・展開】

逃げ馬どころか、先行馬も少なく、内から①コスタボニータ、本来は先行馬の③ルージュステリア、エプソムカップで外枠から番手につけて2着した⑤ルージュエヴァイユあたりが逃げ候補です。③川田君は出たなりですし、⑤武史君も差せる良い脚があるので無理はしないでしょうから、常識的には①松山君がごちゃつくのを避ける形でハナか。

イン突きおじさんが乗る⑫イズジョーノキセキは外枠から内へはいらなくてはならないのですが、乗り方は慣れているので大丈夫でしょう。

【まとめ】

展開からスローの上り勝負になりそうなので早い上りが使える馬が有利。進路確保が大事なので、ある程度前に行くか、しないといけません。騎手の腕も重要です。

④ストーリアは前走新潟ですが1800mで上り3F33.1で毎日王冠で僅差4着のアドマイヤハダルを競り落としています。

⑦ディヴィーナはスローの関屋記念で上り3F33.2、全体時計1:32.2でした。

昨年内から伸びてソダシを差した⑫イズジョーノキセキは上り3F33.3。

⑤ルージュエヴァイユの前走は積極的に行って馬場差もあり上り3F35.3ですが、スローのユートピアSでは3F32.6でした。

3歳⑪シンリョクカは桜花賞で33.8、新馬は超スローから33.4でした。夏を越えてどう進化しているかでしょう。

【予想】

◎⑪シンリョクカ

距離◎ コース◎ 騎手〇 調教↗

ここまで4戦1勝ですが、新馬勝ち以降の3戦はすべてG1で、2着1回でオークスは17番枠から5着と好走しています。

桜花賞の上り3Fは33.8、新馬は超スローでしたが33.4でした。

ひと夏越えて馬体は増え、それに伴い能力の向上もあると見ました。

3歳馬はクイーンSでドゥーラ1着、札幌記念でトップナイフ2着、新潟記念でノッキングポイント1着とかなり健闘しています。弱くはないです。

53㎏も有利で、中団前目につけてくれれば勝ち負けと見ました。

▲④ストーリア

距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→

ワンターンの1800mが得意で前走ようやくオープンでの勝利で、ここも一気に行きたいところ。

母方にトニービンで、父リオンディーズ。牝系はシンコウラヴリイで、ここで勝っても驚きのない血統と言えます。

普通に期待できるようになった菅原君なので進路を確保して抜けてくるでしょう。

〇⑤ルージュエヴァイユ

距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→

何といっても牡馬に交じってエプソムカップを大外17番枠から2着した実績は最右翼です。前走はおっつけて先行しましたが、差してもいい脚が使えるので武史君に期待します。

△⑥プレサージュリフト、⑦ディヴィーナ

プレサージュリフトは府中走るし、ルメール騎手です。

ディヴィーナはデムーロ騎手に乗り替わって好走が続いていますが、それと左回りが良いのでしょう。今年7戦目と言うのが気になりますが、疲労残りが無ければ好走できるか。

【買い目】

馬連 ④、⑤、⑪のボックス3点

ワイド ⑪-④、⑤の2点

3連複 ⑪-④、⑤-④、⑤、⑥、⑦の5点

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