マイラーズCとフローラSを予想します

レース予想

マイラーズカップ

【ポイントの整理】

【レースの特徴】

関西馬向け安田記念トライアル的なレースですが、本番へのつながりは微妙です。

安田記念で好走した年は、ここで勝ち負けした年ではなかったり、2着したモズアスコットがこの後安土城Sを挟んで、連闘で安田記念勝っている例はあります。微妙です。

過去2年は阪神でしたが、本来の京都に戻り、傾向は続くのではないでしょうか。

【馬場・トラックバイアス】

2年ぶりの開幕週、2勝クラスで45.1-47.3=1:32.4と速い時計が出ました。

超高速と言うわけではありませんが、流れれば時計はまずまず出る馬場です。

同様に流れれば、1:31秒台も出そうです。

【枠順・展開】

逃げるのはリゲルSを逃げ切っているシャイニーロック。前走は1800mで絡まれて苦しい展開でした。他に逃げ馬がいないここは単騎で行きたいところか。

59秒前後とあまり流れない、後傾ラップになりそう。

メンバーレベルが下がると、中団以降からの差しが決まる場合もあるけど、基本は先行馬か中団前面からの差しが優勢。

特に枠の利不利はないが、開幕週だけに穴をあけているのは、強いて言えば内枠か先行馬が多いがと言う程度。

【まとめ】

メンバーレベルはシュネルマイスターとソウルラッシュが出ている以上高いと言えましょう。

両馬が差し馬なので、両馬の後ろから行く馬は厳しいでしょう。

【予想】

◎③ジャスティンスカイ

距離◎ コース〇 騎手◎ 調教↗

キタサンブラック産駒ですが、同馬は牝系がミスプロ系×Blushing Groom系なのでスピード寄りです。

この血統で何故2000mばかり使っていたのか理解できませんがマイル路線に変更してから3連勝。前走リステッドも勝っての挑戦です。

今年2戦目で勝って安田記念に参戦したいところ。

▲⑮ソウルラッシュ

距離◎ コース〇 騎手◎ 調教→

ルーラーシップ×マンハッタンカフェとマイラーには程遠い血統構成ですが、祖母がStorm Cat×Caroと短距離に寄っていることで、底力のあるマイラーとして成長しています。

昨年マイルへの距離短縮から4連勝でこのレースを勝ちました。今年はローテがゆったりしていますし、本番を見据えているので、2番手としました。

〇①グラティアス

距離〇 コース〇 騎手▲ 調教↗

前走でもうマイルでこの馬を買うのはやめようと思ったのですが、最内枠で一発のあるデムーロ騎手で、他に魅力的な馬もいないので買います。

調教も上昇しているように見えます。

☆⑩シュネルマイスター

距離〇 コース〇 騎手◎ 調教→

近走追走に手間取るようになっています。

父Kingmanはマイラーですが、母方はどちらかと言うとドイツの中長距離系で、古馬になって、母に寄ってきたのではないかと思っています。

ただ、末脚は衰えてはいないので、それほど後ろからでなければ十分勝ち負けにはなりそうです。

【買い目】

馬連 ③-①、⑩、⑮の3点

3連複 ①、③、⑩、⑮のボックス4点

3連単 ③、⑮→③、①、⑩、⑮→③、①、⑩、⑮の12点

フローラステークス

【ポイントの整理】

【レースの特徴】

オークスのトライアルレースで、桜花賞に乗り遅れた中距離馬が競うレース。

サンテミリオン以降、勝馬からオークス馬は出ていないが、一昨年3着したユーバーレーベンが勝ち、その前の年に勝ったウインマリリンが2着と本番への関連性は、未だ勝馬からダービー馬が出ない青葉賞よりも深いと言えるでしょう。

この時期の開幕週の府中は時計が早く、2000mでも軽い馬が良さそうだが、案外そうでもない。

昨年は2:00.4と掛かったが、基本は1:59秒前後の決着が多い。

【馬場・トラックバイアス】

パンパンの良馬場で時計も速い。

土曜日の3勝クラス1400mでは1:19秒台までは、でなかったが1:20.2での決着だった。

流れれば1:59秒を切る馬が出てくるか。

【枠順・展開】

逃げ馬不在ですが、一応候補は4枠2頭。前走1800mを番手から抜け出した⑥キミノナハマリア、逃げて勝ったことのある⑦ゴールデンハインドが行くか。

どちらにしても、スローで流れ、外目の枠には先行馬すらいないので早くなりようがない。

スローからの上りの早い競馬になりそう。

人気馬が差し馬だけに、穴をあけるなら先行馬か。

枠は基本的に内枠有利で開幕週なので更に内枠有利と思いきや、8枠の馬も5年で1.1.3.9とむしろ走っています。

【まとめ】

上りが早そうなので、対応できる馬を選択したい。

2000mとなると、案外スタミナも必要なので、スピードとスタミナ両面のバランスを重視したい。

【予想】

◎⑭イングランドアイズ

距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→

Kingman産駒なので距離的な心配はあるのですが、新馬で2000mでハーパーに競り勝っており、オークス馬の母の血が活きている。

前走も出遅れて、直線進路をとるまで時間が掛かって僅差4着ですから、ハーパーと同等の力があると見ています。

▲②ソーダズリング

距離〇 コース◎ 騎手◎ 調教↗

こちらは牝系のせいでハーツ×シンボリクリスエスであっても、2000mがギリギリでしょう。兄弟ではソーヴァリアント、マジックキャッスルが2000mで勝っています。

ここは、ワンターンに近い府中の2000mならむしろ乗りやすいでしょう。

進路が取れれば勝つまであるか。

〇⑥キミノナハマリア

距離〇 コース◎ 騎手〇 調教→

前走の勝ち方が良く、2勝しているのは同馬のみと言う事実もあります。

ハービンジャー産駒は府中の方が走りやすいし前走同様ワンターンに近く、より軽いコースなら十分勝負になりそう。

☆⑤アウフヘーベン

距離〇 コース〇 騎手△ 調教〇

穴は前走あすなろ賞僅差3着の同馬で。母系が中距離で血統的にオークスに行っても心配ないレベルです。

後は、あすなろ賞では展開向かず3着の能力で足りるかです。キャリアもあるので見直します。

【買い目】

馬連 ⑭-②、⑤、⑥の3点

ワイド ⑭-⑤、⑥の2点

3連単 ⑭→②、⑤、⑥→②、⑤、⑥の6点

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