函館SS
【予想のポイント】
今年は変則開催でまずは札幌開催となっています。
函館と札幌は滞在先を確保する意味で、協力関係になっていますので、馬場を休める意味でもこのような開催の仕方は良いのではないのでしょうか。
【馬場、展開と時計】
今日は午前中小雨が降っていましたが、良馬場でした。メインの2勝クラス1200mは33.5-35.1=1:08.6と流れましたが、前傾ラップで、結果時計が掛かっていました。
ここは、⑭ビアンフェが外枠から加速をつけていきますので、もう少し早いペースで行くと思います。このメンバーで後半がこれほどかかるとは思えませんが、開幕週なので好位にいないと勝ち負けは難しいと思われます。
1.5秒も前傾ラップだと、4コーナーのまわり方によっては、差しが2着争いに食い込むかもしれません。
【斤量】
この時期は明らかに3歳馬の斤量が有利なのですが、ここもフィリーズレビューを勝ったシゲルピンクルビーが50㎏と、4㎏減で出走できるのは有利ではあります。
3歳馬はこのシゲルピンクルビー一頭ですが、どうなりますか。
【予想】
【1列目】
◎⑭ビアンフェ
▲⑯カレンモエ
本命はビアンフェ。逃げ馬ですが大型のパワー型で、実績もあるし、スプリンターズステークスで見せた気性の激しさも、去勢して改善されているように見えます。
去勢明けでも3着でしたが、間隔をあけて2戦目のここは、前走のように簡単にカレンモエに交わされることはないと見ました。
そのカレンモエもオープン入り後重賞で2戦して2着2回です。今後を占う意味でも、母が重賞2連勝した北海道で真価が問われるところです。大外枠でビアンフェについて行くことで早い流れに巻き込まれますが、勝ってもおかしくないですね。
以上、基本は両頭のイッタイッタが本線になります。
【3列目】
△③シゲルピンクルビー
1400mで2戦2勝、1600m2戦してG1とは言え惨敗でした。マイルより短距離よりは明らかで、かと言ってスプリンター血統とは言えないのですが、いかんせん50㎏で3着候補にしました。
△⑤ケープコッド
いかにも北海道のスプリント向きの血統で、実績も追いついてきました。北海道での実績もありますし、3着なら十分ですし、思った以上に馬場適性があれば一角崩しもあるかもしれません。
△⑨タイセイアベニール
ペースが速く、中団にいた馬が伸びきれなければ、追い込んでくるこの馬が3着に届くかもしれません。
△⑪コントラチェック
前走あっと言わされた、コントラチェックですが、スムーズに外に馬を置かずに先行できて、全体時計が掛かったので地力の高さが活きました。血統からスプリント向きとは思えないのですが、時計が掛かりそうな北海道で抑えます。
同じく、1200mは短そうなミッキーブリランテや時計が掛かる馬場得意のアルビニズムも気になりますが、印を回せません。
【買い目】
単複 ⑭ビアンフェ
馬連・ワイド ⑭-⑯の1点づつ。馬連勝負でワイドは抑えにしました。
3連単 ⑭、⑯→⑭、⑯→③、⑤、⑨、⑪の8点
エプソムカップ
【予想のポイント】
【馬場、展開と時計】
本日の府中マイル芦ノ湖特別は4F47.5-4F46.1とスローで、勝ち時計も1:33.6と速いものではありませんが、流れればこのクラスでも1:33秒は切れる馬場だったと思います。
そうなると、エプソムカップはよほどスローにならない限り1:45秒前後となるかと思います。
馬場的には外伸びが目立っていて、先行馬がスローで勝っていても馬場の真ん中を通しています。
先行しても更に差せる脚がないと勝ち負けは難しいと思います。
【世代】
G3で世代について考えるのは危険ですが、安田記念で5歳馬が復活するなど、4歳馬の不振が目立っています。4歳馬はサリオスが8着で、ラウダシオンは故障でしょうか最後尾でした。その前の鳴尾記念は4歳馬参加すらなしでした。
4歳の低迷が顕著で、ここも人気4歳馬がいますが、どうなりますか。
4歳馬では、ここに来て素質開花し始めた馬を上位に取りたいと思います。
【予想】
【1列目】
◎⑯シュリ
▲⑦ファルコニア
シュリはハーツクライ産駒なので4歳秋から成長するタイプで京都金杯は出遅れ気味だった上に、直線加速しかけたところで、岩田君ケイデンスコールにはられて、減速してしまったことが影響しています。
1800mも実績ありますし、ワンターンで良馬場なら、むしろプラスではないかと思います。一度叩かれたここは、先行差し脚質から期待します。
ファルコニアはディープインパクト産駒なのでこの距離コースはあっています。兄が長距離得意のトーセンカンビーナですがスタートが悪く後ろしか行けないので中距離では挽回できないのでしょう。
こちらはスタートが改善され、本来血統適性がある中距離で先行差しが決まっていますので、逆転まであると見ます。
【2列目】
〇⑧アルジャンナ
☆⑫ミラアイトーン
アルジャンナはなかなか勝てないなか、ワンターンのマイル~2000mが合っている以上ここも、勝ち負けできる能力はあると思いますが、勝ちみに遅い点で2列目にしました。ただ、ルメール騎手ですし、間違いだったかもしれません。
ミラアイトーンは一本調子の馬で、先行して抜け出す脚はないけど、ばてもしないタイプで、府中は合っているとは言えませんが、逃げるか、だれか大きく逃げた場合の2番手からの1800mの距離は合っていますので粘り切れるかもしれないと無理筋の穴馬です。
【3列目】
△③ヴェロックス
△⑮ザダル
ヴェロックスは地力上位で、地力勝負になれば決め手不足は若干解消されて3着なら。
ザダルはワンターンの1800mはベストの舞台。長期休養明けと相手関係で3着候補にしました。
4歳旧勢力サトノフラッグ、ガロアクリーク、アドマイヤビルゴは怖いけど府中の1800mは不向きで、消しました。
【買い目】
単複 ⑯シュリ
馬連・ワイド ⑯-⑦、⑧、⑫の3点づつ
3連単 ⑦、⑯→⑦、⑧、⑫、⑯→③、⑦、⑧、⑫、⑮、⑯の24点
先週の振り返り
安田記念は46.4-45.3とスローに流れ、グランアレグリアが包まれて思いの外後ろに追いやられたことで2着になってしまいました。
勝ったのは5歳馬でクラシックを賑わせたダノンキングリーでした。成長するタイプではありませんが、本来のマイラーとしての素質が得意の休養明けで開花したようです。
スローだったのも良かったのでしょう。
馬連・ワイドの1点予想である、グランアレグリア-シュネルマイスターは2着、3着でワイドのみ的中となりました。
3連単は2頭の1着付けだったので外れました。
5着トーラスジェミニも△としていましたので、掲示板で買っていないのは、勝った馬だけとダービーと同じような結果になりました。
馬連、ワイド、3連単を勝って的中はワイドだけでしたが、とりあえずプラスにはなりました。しかし、これを的中というのでしょうかね。
それにしても4歳馬が弱い。
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