エプソムカップと函館SSのポイントと予想

レース予想

エプソムカップ

【予想のポイント】

【レースの特徴】

安田記念も終わり、シーズンオフのグランプリ宝塚記念が残っていますが、「宴の後」観がありますね。シーズンオフの府中1800mのG3戦です。

この前にメイSがあり、このレースとの関連性があります。

この後、新潟で関越Sとかもありますし、ワンターンの1800m戦で路線があり、最終的には秋の府中で毎日王冠があります。更にその後秋の天皇賞がありますので、この中から天皇賞まで駒を進める馬が出てくるかもしれません。

別定戦ではありますが、セントライト記念馬⑥レーベンスティールは59㎏、同じくG2勝ちがあるものの、年齢から④ヴェルトライゼンデと、G3勝ちのあるセルバーグが58㎏となっているだけで、後は牡馬57、牝馬55㎏となっています。

【馬場・トラックバイアス】

開幕8週目で荒れた内を徐々にカバーしてきましたが、もうこれ以上仮柵を移動できないので、外目からの差しが優勢になってくる時期です。

これまでも逃げ切りあり、追い込みありで、もともと「府中の千八展開いらず」と言われているように能力優先であとは体調次第となりそうです。

3歳1勝クラスでスローから1:33.4、2勝クラスで1:32.5と高速馬場は継続しています。

5F60秒超えるようなスローにならない限り、1:45秒台はでそうです。

開幕から開催が進んでいますので上記時計で走れるスピードにパワーが必要になってきます。

血統的にはキズナ、モーリスやキンカメ系が良さそう。

【枠順・展開】

逃げるのは⑩シルトホルンか⑱セルバーグでしょう。逃げたいのは大外枠のセルバーグの方が、2コーナーまでに前にいないと外々回らされる上に、逃げた成績の方が良いので行くでしょう。ある程度勢いを保ちながら向う正面に入るので、スローにはならないか。

5F59秒前後、残り4Fが46秒前後と見ました。

ここも18頭と多頭数なので、特に差し馬には枠よりも、直線いかに進路を確保するかが大事で、ここは騎手の腕が問われるところです。

【予想】

◎⑮レーベンスティール

距離◎ コース◎ 騎手↗◎ 調教→

セントライト記念に勝っていますが、元々ワンターンのコースで良い末脚を使うリアルスティール産駒です。府中1800mでも1勝クラスですが圧勝して素質を見せました。

個人的には危機的なサイアーラインであるシンボリルドルフ-トウカイテイオーがこの馬を通してBMSとして残って欲しいと思っています。

それだけに、前走と香港での惨敗は残念でしたが、59㎏でもルメール騎手で改めてG3で仕切り直しです。

▲⑮アルナシーム

距離◎ コース〇 騎手〇 調教↗

モーリス×ディープでいかにも府中の1800mは合いそう。また、母はアルアインやシャフリヤールの全姉で、父からも成長過程にまだあると言えるでしょう。

前走もワンターン1800mでスローにハマったが、内からしっかり伸びて2着でした。

典さんの継続騎乗ですし、枠は余り細工ができる枠ではないが、直線進路をとれそう。

モーリス産駒はムラッケがありますが、逆に一発はある。

〇⑪サイルーン

距離◎ コース〇 騎手◎ 調教軽

こちらは府中1800mを得意にしているディープ産駒で祖母はノースフライトと血統の良さが5歳になってようやく出てきました。牝系が成長力あるせいかと思います。

岩田君も乗れているし中山で勝っていますが府中はなお良しでしょう。今の充実度なら勝ち負けか。

△①トゥデイイズザデイ、③ルージリナージュ

さすがに2度目の長期休養明けのヴェルトライゼンデは無印にしました。⑩か⑱の先行馬が残る展開もありそうですが、残ったら🙇です。

【買い目】

馬連 ⑥、⑪、⑮のボックス3点

複勝 ⑮

ワイド ⑮-⑥、⑪の2点

函館スプリントステークス

【予想のポイント】

【レースの特徴】

新馬戦も始まり、ほぼ3か月続く北海道競馬も始まります。秋や来年のクラシックに向けてのサイクルが始まる感じですね。

その北海道競馬の開幕は函館SSです。

芝が良好なので、内枠の先行馬絶対有利ですが、向う正面の直線が490mと長めで、オーバーペースになることがあり、差し追い込みも決まるときがあります。

まさに昨年は33.0-35.2=1:08.2と2.2秒の前傾ラップでキミワクイーンの追い込みが決まりました。それでも、2着は四角3番手でした。

どちらにしても、絶対的なスピードと、小回りの器用さ、そして何といっても洋芝適性がも問われます。

【馬場・トラックバイアス】

土曜日のメインでは33.3-35.3=1:08.6と時計はまずまず出ていました。

重賞なら、1:08秒は切れそうです。

また、開幕週ですので、内外の馬場差はなく、内を上手く通れた馬は有利になります。

やはり、馬格があり、パワーも兼備したスピード馬が良さそう。

【枠順・展開】

逃げるのは③アサカラキングで、⑧カルネアサーダ、⑩ウイングレイテストがどこまでからめるかです。

ウイングレイテストは逃げなくても競馬ができるので、カルネアサーダが何処まで絡めるかがこのレースのポイントになりそうです。

枠順はもちろん内枠の方が有利ではありますが、外枠でもそこそこ来ています。

4コーナーの回り方が重要で外にふくれて回ってくると開幕週ではほぼ絶望的。

【予想】

◎⑮アサカラキング

距離◎ コース◎ 騎手△ 調教↗

キズナ産駒のスピード馬と言えばビアンフェで、馬場は札幌ですがこのレースを勝っています。

ビアンフェの母父はバクシンオーでしたが、こちらは距離万能のキングヘイローで、祖母は決してスピード型でもないので1400mでは逃げられても1200mは厳しいと思いましたが、前走は力のいる福島で、開幕週とは言え3F33.0で逃げて完勝でした。

ここも開幕週で3番枠なら逃げ切り濃厚と見ました。

▲④サトノレーヴ

距離◎ コース◎ 騎手↘ 調教↗

キンカメ系のスピード血統と言えばロードカナロアで、そこに母父バクシンオーなのでこちらはスピードの方が勝っています。

4月とは言え、中山で1:07.1の前走は秀逸で遅れてきた短距離界の大物かもしれません。

開幕週も良いでしょうし、できも絶好です。

1点心配はモレイラの後の浜中君ですが、3.1.0.0と手中に入れていますので大きなマイナス点ではないと見ました。

〇⑩ウイングレイテスト

距離〇 コース◎ 騎手〇 調教→

昨年のスワンSを1:19.9で逃げ切り、衰えていないことを証明しました。

阪神カップでは3F33.1と1200mでも早いペースで逃げて沈みましたが、UAEでは4着と健闘、1200mは初めてですが牝系もスピード色が強く、近走の1400m戦のスピードからここでも勝ち負けと見ました。

調教もいつも通り良く走っています。

☆⑤オタルエバー

距離◎ コース◎ 騎手△ 調教→

ここ2走は全く走っていませんが、3走は前は中山で1:07.8でリステッドを勝っています。

キンカメ系リオンディーズ産駒ですが、気性に難があり、ムラッケがありますが、隣の内2頭にうまくついて行ければ穴ならこれ。

△⑨キミワクイーン

昨年の覇者を抑えます。

【買い目】

馬連 ③-④、⑤、⑩の3点

ワイド ③-⑤

複 ⑤

3連複 ③-④、⑤、⑩-④、⑤、⑨、⑩の6点

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