【ポイントの整理】
【レースの特徴】
天皇賞秋は最も好きなレースです。軽い府中の馬場が残念ですが、ワンターンに近い2000mでスピードと底力の争いになる点がスリルがあります。
ここを叩きにして、今後のJCや有馬記念を狙っている馬は出てこないで欲しいと思っていますが無理ですね。
今年はイクイノックスVsドゥデュースが出てきて、調教も走っているので見応えがありそうです。
スターズオンアースの回避がだけが残念です。
【馬場・トラックバイアス】
土曜日は良馬場でスタート、その後降る予報はありませんので。馬場は良馬場で行われそうです。
今週からBコース使用です。内の荒れた部分がカバーされていますので、フェアなコースコンディションでしょうか。
土曜日の10R3勝クラスのマイルで45.7-46.2=1:31.9と速い時計が出ています。
ぺースにもよりますが、1:57秒前後は出そうです。
【枠順・展開】
逃げるのは⑩ジャックドール。パンサラッサと競った札幌記念以外、逃げてしか良績が無いので、ここは同型馬がいないので、逃げて欲しいし、逃げるでしょう。
①ノースブリッジが最内の番手でジャックドールの藤岡君に迷いがあれば、こちらが行く姿勢を見せるでしょう。内の番手でじっとしていることが予想できます。
⑦イクイノックス出たなりで、好位もあるか。③ドゥデュース、④ダノンベルーガはイクイノックスを見ながらでしょうか。
【まとめ】
皐月賞では2、3着、ダービーでは1、2着と過去1勝1敗のイクイノックスVsドゥデュース。次があるかわからないので決着がつきそうです。
ただ、ダービーの後G1を4連勝中のイクイノックスが、海外で躓いたドゥデュースをリードしている観があります。
そもそも、イクイノックスの2着2回はともに18番枠だったことを考えるとやはり世代最強馬と言えるでしょう。
この2頭に入るには、昨年のような展開があげられます。
父のスピードで行くだけ行って母方のスタミナで粘る昨年のパンサラッサと、今年逃げそうな、母方の一本調子の影響が強いジャックドールではタイプが違いますが、溜めてその分切れる馬でない点は同じです。
全体的なスピードで勝負するジャックドールがこのレースのポイントになります。
【予想】
◎⑦イクイノックス
距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教↗
昨年のように展開が合わなくてもきっちり差し切る能力は相当高い。
調教もこれまで以上に走っており、3歳春に魅せた馬体重の割には細く見えていた馬体から、充実の馬来に変化してきて、さらなる完成形を見れるかもしれません。
ルメール騎手ですし勝ち負けでしょう。
▲⑩ジャックドール
距離◎ コース◎ 騎手〇 調教↗
父は晩成型モーリス。母方はミスプロ系の強い血統で一本調子の逃げ馬。能力が高いので平均的に早いペースで力が出る。
父の影響が強いなら、この辺がこの馬のピークかも。
昨年はもう少し積極的にパンサラッサと馬群の中間ぐらいにいれば勝っていたと今でも思っています。
ペースを落とせば、何頭かに差されるので、5F58秒台半ばで逃げれば1:57秒前後で走れると見ます。
調教も大阪杯レベルでは走っているので、藤岡君次第。
〇③ドウデュース
距離〇 コース◎ 騎手◎ 調教↗
応手遠征で土がつき、京都記念で驚愕の復活を遂げたが、イクイノックスが世界①に躍り出た遠征で、こちらは故障してしまった。
軽症とは言え故障明けの1戦で調教は走っているが順調さで上記2頭には劣る。
こちらはハーツ産駒なので、更に強くなる可能性はある。
ただ、ここではイクイノックスには勝てないが2着があるかどうか。
【買い目】
馬連 ⑦-⑩ 1点
3連単 ⑦、⑩→③、⑦、⑩→③、⑩の3点
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