【ポイントの整理】
【レースの特徴】
伝統の中山マイルのハンデ戦で、ヴィクトリアマイルや安田記念に向けて賞金を加算しておきたい馬たちの争いです。
良馬場の勝ちタイムが1:32秒台と速く、一度は1.31秒台で決着しています。
理由は5F57秒前後と速いペースで展開するケースがほとんどで、それでも昨年のように追い込み馬で1、2着はまれで、中団からの差し、5、6番手からの抜け出しが決まっています。
ハンデは57㎏と54~55㎏が熱いのですが、今年の1㎏増量と、軽ハンデは①ソロフレーズの53㎏のみで、58㎏以上が6頭となっています。
また、⑥ミスニューヨークは牝馬で56㎏なので58㎏相当です。
同じコースでやはりハンデ戦の京成杯AHで勝った⑮ファルコニアが58.5㎏です。馬体が他馬に比べて小柄なので厳しいかもしれません。
【馬場・トラックバイアス】
今週からBコースを使用するので、内の悪くなった部分は埒の内になります。
先週が不良馬場での競馬だったので、その影響がどれだけ残るかですが、1:31秒台が出るような馬場ではなく、例年良馬場なら出る1:32秒台も微妙です。
スピードとパワーのバランスが必要になります。
【枠順・展開】
⑩トーラスジェミニにかつてのダッシュ力が望めない中、逃げるのは⑭ベレヌスか、⑮ファルコニア、⑪ウイングレイテストがその後ろにつける流れ。
トーラスジェミニが絡まなければ58秒台の平均ペースになりそうです。
【まとめ】
ハンデ差はそれほどでもなく、ペースは平均ペースか、マイペースならベルヌスが穴か。
後はパワー型マイラーで、重ハンデ馬なら馬格が欲しい。
コース替わりで内と中が伸びそう。
【予想】
◎⑥ミスニューヨーク
距離◎ コース◎ 騎手〇 調教◎
牝馬限定ながら、このコースのターコイズSを連覇中で、得意のコース。
血統的にはマイル向きではないが、底力型でデムーロ騎手とのコンビが合っている。
470㎏台の馬体に56㎏は決して有利ではないが本命にする。
▲⑭ベルヌス
距離〇 コース△ 騎手〇 調教〇
京成杯でスローに持ち込もうとしたところミッキーブリランテに行かれて、自分の競馬ができなかった。
ここは、行きたい馬よりも番手を得意にしている馬が多いので、外枠で内を観ながらマイペースに行けると見ました。
坂のあるコースで実績はありませんが、展開からの穴馬です。
〇④ジャスティンカフェ
距離〇 コース〇 騎手◎ 調教◎
こちらも、この血統でマイル?と言う馬ですが、重賞でもまずまず走っています。
どうしても後ろからの競馬なので、どう捌くかが課題です。
ルメール騎手ならと言うところでしょうか。勝つまでは難しいか。
☆③レッドモンレーヴ
距離◎ コース〇 騎手◎ 調教〇
牝系がエアグルーヴの一族で、兄弟馬は、どちらかと言うとムラが駆けです。
ただこの馬は堅実に走っていますし、昇級初戦でも川田君で勝負になりそうです。
△⑪ウイングレイテスト
先行して安定したレースをしますが重賞ではパンチ不足で3着候補とします。
△⑯ゾンニッヒ
前走同条件の東風Sはラインベックに敗れて2着。父同様5歳人当て力をつけるタイプかもしれません。ただ大外枠で3着までとしました。
【買い目】
馬連・ワイド ⑥-③、④、⑭の3点づつ
3連単 ⑥→③、④、⑭→③、④、⑪、⑭、⑯の12点
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