G1よりも秋のレースとして好きなレースですが、今年も難しいですね。ハンデ戦ですし、同じ条件の目黒記念との結びつきが弱いレースでもあります。
血統派としてはフライライクバードが勝てば親子2代制覇、オーソリティが勝てば同一重賞連覇になります。
有力馬・穴馬につきましては「今週3重賞の有力馬・穴馬と先週の振り返り」で解説していますので参照願います。
【馬場・時計】
ここまで、雨が降っても週初めか週中で、先週天皇賞秋の日は当日小雨が降りましたが、それだけです。
昨年はこの時期すでに内が悪く、外枠から先行して馬場の真ん中を悠々とオーソリティは抜け出してきました。
土曜日の馬場は、差しは決まっていましたが、マイペースで行けば逃げ先行馬も粘っていましたので、まずまずフェアなコースと言えます。
長距離なので2500mは坂の途中であるため、テンのスピードは上がりにくく、反面2度の坂越えですからそれなりにスタミナが必要で、時計はどれだけ途中緩むか、どこから11秒台のラップになるかで勝ち時計や上りの時計が決まってきます。
今年の目黒記念は歴史的なスローでしたが、ここも逃げ馬不在で読み難い
【展開】
まともに出れば、大外枠でもアンティシペイトが行くかもしれません。ただ、前2走で出遅れてますので、出遅れると大外枠でハナに行くのは大変でしょう。
先行するのは57.5kgを背負ったオーソリティですが、ルメール騎手なら内外見ながら番手で逃げるまではと思います。
何か作戦として行こうとする馬がいると思います。
後は誰がペースを上げるかですが、オーソリティは故障明けでやや重めで、57.5kgを背負っているので、好位からのロングスパート戦は避けたいところです。
【予想】
【1列目】
◎⑥アイアンバローズ
休養明けもそこそこ走っていますが、本来叩かれながら良くなるタイプでしょう。前走も調教もそこそこ走っていたので重い印で臨みましたが、+18㎏、厳しい流れ、1コーナー手前の大きな不利もあって惨敗でした。
今回は輸送もありますし、中3週の割には調教量もそこそこやっています。いずれG2は卒業できると見ていますので、それが今回か、しばらく先かわかりませんが、ハンデ戦のここで本命にします。
個人的にジョッキーと相性が悪いことは気になりますが、54㎏は恵まれていると見ました。
▲⑩オーソリティ
そこそこ、質量ともに調教走っていますし、府中で走っていますので、ルメール騎手こみで、実績は抜けていますので単穴です。
【2列目】
〇⑤フライライクバード
ここでも勝っているスクリーンヒーロー産駒です。母父シンボリクリスエス、更に母方はスタミナ血統で軽いレースになると厳しいですけど、ロンスパ戦になれば好走可能ですが、勝つまではどうかと見ました。
【3列目】
△⑧アイスバブル
アルゼンチン共和国杯とは余り関連性が無いとはいえ目黒記念2着2回があるので、無視はできず3列目にしました。
△⑪ゴースト
血統的な穴馬でハンデ差をつければ3着なら。
アンティシペイトとマイネルウィルトスは牝系が短距離系で、人気なので消しました。来たらごめんなさいです。
【買い目】
単 ⑥アイアンバローズ
馬連・ワイド ⑤、⑥、⑩のボックスで3点づつ
3連単 ⑥、⑩→⑤、⑥、⑩→⑤、⑥、⑧、⑩、⑪の12点
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