オールカマー
【ポイントの整理】
【レースの特徴】
秋のG1に向けたレースになりますが、過去10年で牝馬が5勝と牝馬の活躍が目立ちます。ショウナンパンドラ、ルージュバック、センテリュオ、ウインマリリン、ジェラルディーナで、牝馬が3連勝中です。
牡馬の勝馬でG1馬は2頭でゴールドアクター、レイデオロのみで、近年札幌記念にG1馬が向かうことが多いのですが、今年はG1 3勝のタイトルホルダーが参戦します。
後はこのコース得意の馬や福島で良績をあげた馬の健闘が目立ちます。
【馬場・トラックバイアス】
先週のセントライト記念は2:11.4と特に流れたわけでもないが勝ち時計は出ていました。ラスト1Fが11.0ですかから抜け出した2頭の強さがわかります。
金・土曜日にかけて降った雨の影響はあるものの、良馬場でいけそうです。
時計は先週より少し掛かりそうですが、タイトルホルダーのペースで2:12秒は切れるかどうかでしょう。
早めに抜け出した馬が外から来た馬との攻防があるレースが目立ちました。
【枠順・展開】
逃げ馬は②タイトルホルダーのみ。先行馬も、⑪ノースブリッジ、⑭マリアエレーナ、⑮ウインマリリンといずれも番手馬なのですんなりと隊列が決まりそうです。
タイトルホルダーの弱点は上りの早い脚のなさにありますので、おむすび型の頂点である残り1200mから徐々にペースを上げてロンスパに持ち込みたいところ。
春の日経賞では得意の重馬場だったにせよ勝ち過ぎてしまったので、やや控えめに乗るかもしれません。ただ、溜めても伸びないので4角では後続との距離を取りたい。
【まとめ】
先行勢か、残り1200mから持続力のある、まくれる馬が狙い目か。
切れで勝負する馬は勝ち負けまではどうか。
切れよりも、レース全体でのスピード上位馬を狙いたい。時計が無くても充実一途であれば、克服する可能性もあるので穴で狙いたいところ。
【予想】
◎⑬ローシャムパーク
距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教→
中山や時計の掛かる洋芝の2000mで力を発揮しています。昨年の同コースのセントライト記念ではガイアフォースの3着でした。
今年はこちらが順調に使われ、ガイアフォースは安田記念からの休み明けで、ローテが昨年の逆なので逆転すると見ました。
▲②タイトルホルダー
距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→
自分のペースで行けそうなので、枠にも恵まれ勝ち負けでしょう。
調教はいつも走るのですが、叩かれた方が走りやすい。ただ、セントライト記念で惨敗した時は消極的な騎乗で4角で包まれて進路がなくなったので、行きすぎない程度に積極的に乗れば自動的に勝ち負けか。
〇⑩エヒト
距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→
AJC杯で2着。ノースブリッジに敗れていますが、展開はスローでした。
ここは前走同様、ある程度ついて行って残り1000mからまくりたいところ。
菅原君に合いそう。
☆④マテンロウレオ
距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教→
京都記念(馬場は阪神)ではドゥデュースにちぎられた2着でしたが、しぶとく伸びていました。
内枠ですし、前走はどがえしして典さんに期待します。
【買い目】
馬連 ②-⑬を本線に⑬-④、⑩の3点
ワイド ⑬-④、⑩の2点
3連複 ⑬-②、④、⑩の3点
神戸新聞杯
【ポイントの整理】
【レースの特徴】
本番菊花賞にまずまず直結するレースで、過去10年でコントレイル、サトノダイヤモンド、エピファネイヤと3頭がここを勝って菊花賞と連勝しています。
その前の2年がゴールドシップ、オルフェーブルでした。当たり前ですが強い馬が出てくれば勝つレースです。
その点、今年は皐月賞3着馬ファントムシーフ、ダービー3着馬ハーツコンチェルトが格上ですが、それなら上り馬にもチャンスがありそうです。
【馬場・トラックバイアス】
先週のローズSが1800m1:43.0とレコードが出ました。特に外回りで時計が早い印象です。
特に直線行き脚がつくと止まらない感じです。
ただ、このレースは中3週で本番菊花賞なので、ほとんどスローに流れることが多く、上りの早い脚が必要です。
【枠順・展開】
前走福島2600mで逃げて勝った⑥サヴォーナが行くか。
②ショウナンバシット、④ロードデルレイ、⑪シーズンリッチあたりが思い切って行く可能性もあるでしょう。
ただ、大逃げでもない限り、ペースは上がらないでしょう。
逃げ切ったのはリアファルくらいで、案外残らないレースです。先行して早い上りで差せる先行馬、差し馬が有利なレースです。
【まとめ】
1400m走って、その上で残り1000mでの早い上がりが必要です。
この距離で早い脚を繰り出しているのはハーツコンチェルトですが、勝ちみに遅く追い込んでどこまでか。
【予想】
◎⑦ファントムシーフ
距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教→
ダービーではやや出遅れて、中団後ろからの競馬でした。ペースが超スローだったので早い差し脚がない同馬には向かないレースで上り33.5も0.4差の8着でした。
レジェンド豊君が騎乗ミスを認めるなど、異例の惨敗になりましたが、初騎乗だったこともあり、今度はある程度行って抜け出す競馬をするのではないでしょうか。抜け出してからのしぶとさは共同通信杯で証明済みです。
休み明けはイマイチのハービンジャー産駒ですが、まともなレースはできてこなかったので、ここは隣のサヴォーナについて行って抜け出せると見ました。
▲③サトノグランツ
距離◎ コース〇 騎手〇 調教→
ダービーでは大外枠で後方からの競馬を余儀なくされ川田君らしくない騎乗で力を出せませんでした。
今回は3番枠で川田君らしく前目で勝負してくれれば早い脚もあるので有力。
〇⑬ハーツコンチェルト
距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教→
典型的な中長距離でのスローの追い込み馬で、早い上りの脚が使えることは青葉賞・ダービーで実証済みです。
今回は大外枠で、休み明け、勝ちみに遅い1勝馬なので、勝つまではどうかと見ていますが格上で勝ち負けでしょう。
△①サスツルギ、⑩ナイトインロンドン
連勝中の上り馬2頭はおさえまで。
【買い目】
馬連 ⑦-③、⑬の2点
3連複 ⑦-①、③、⑩、⑬の6点
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