【予想のポイント】
【レースの特徴】
残念有馬記念なんて呼ばれていたのは大昔の話。中山得意のG2クラスや、有馬に出られない馬たちの争いとなる。
先週の日経新春杯がハンデ戦で4歳有利でしたが、こちらは別定で斤量差が1㎏で、決して4歳馬が有利と言うわけではない。
今年は8歳勢が元気で且つ格上となっており、弱いとされる4歳馬は先週の日経新春杯とは比べ物になりません。
コースは有馬記念が行われる2500ｍと比べると、とてもフェアなコースです。
4コーナーの引き込み線からスタートし、1コーナーまで400ｍ以上あり、おむすび型コースの頂点まで1000ｍあります。
そこから長い向こう正面からほぼコーナー1回なので、ロンスパなりやすいコースです。一瞬の切れよりも長く脚が使える馬に有利で、中山で時期的にもパワーも必要となる。
【馬場・トラックバイアス】
引き続きCコース使用で、内外トラックバイアスは無かったのですが、そろそろ内よりも中の方が伸びています。外は伸びそうでいまいち伸びなかった。
3勝クラス2000ｍで1:59.2と相変わらず、時計は出ていますが、日曜は終日雨予報が出ていていますので参考になりません。
時計はかなりかかると思います。2:14秒位でしょうか。
【枠順・展開】
逃げ馬どころか先行馬もいないので、スロー必至か。
最初の直線の坂を越えたところから、誰か特に人気薄の馬が行くか。
人気のボッケリーニは自在性があるので、逃げないまでも好位追走しそう。
あとは、ショウナンバシットが作春まで先行していたのでここは行くかもしれません。距離伸びて先行脚質になってきたカラテも休み明けなのでスローで行けるなら行くかもしれません。
どちらにしてもおむすびの頂点まではスローで、そこから動く馬も出てきそうで、スローでも重馬場ですしスタミナ競馬になりそう。
【予想】
◎⑪チャックネイト
距離◎ コース〇 騎手◎ 調教↗
血統的に晩成でこの辺が本格化の時期に当たると見ます。
差し馬ですが、先行馬を持たせる技術に優れているキング騎手なので早めに仕掛けて持久戦に持ち込めると見ました。
一応重馬場で勝っていますが、府中で時計が早いので、中山の重馬場とは違うでしょう。ですが重は特に牝系がこなせる血統ではあります。
▲①マイネルウィルトス
距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→
こちらは正真正銘の重馬場巧者で1年間の休養から徐々に良化しています。
ただ、復帰後使いすぎている嫌いがあり、評価をやや下げました。
極端な枠に入ったので武史君は腕の見せ所です。
〇⑫ボッケリーニ
距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→
距離実績はイマイチですが2000～2500ｍのG2･G3では2年前のAJCCから馬券圏内を外していません。
重もこなしますし、戦ってきた相手からは明らかに格上ですが、快勝するイメージは湧きません。
△⑥サンストックトン、⑩ラーグルフ
⑥サンストックトン:3勝クラスをなかなか抜け出せなかったが、札幌で勝ちましたが、その後いまいちです。ただ、本来このくらいの距離の方が良いと見ていますし、時計の掛かるレースの方を得意としています。
⑩ラーグルフ：強い5歳勢の代表で、休み明けですが、中山は走りますし、コース向きでおさえ。
【買い目】
馬連 ①､⑪､⑫のボックス3点
ワイド ⑥-⑪の1点
3連複 ⑪-①､⑫-①､⑥､⑩､⑫の5点
コメント