【ポイントの整理】
【レースの特徴】
牝馬にも3冠をと言うことで新設されて秋華賞ができて、もう30年近くなります。
3冠馬も多く産まれましたが、今年も圧倒的な能力で3冠に挑戦するのがリバティアイランドです。
昨年もスターズオンアースが3冠を目指しましたが、故障明けだったこともあり、後ろから行きすぎて僅差の3着と涙をのみました。
3冠を狙う馬にとって一番の敵はコースでしょう。
コーナー4回の3コーナーから下り坂で直線は平坦です。また、スタートから1コーナーまでの距離もあまりありませんので、ごちゃつく可能性が高い。
かつて、これも圧倒的人気だったジェンティルドンナがスローからのライバル・ヴィルシーナとの接戦で最後ハナ差し切ったものの、ダメかと思った記憶があります。
リバティアイランドも差し馬ですし、桜花賞のことがありますので、いろいろ見せてくれそうです。
【馬場・トラックバイアス】
先週月曜日は重馬場で、それでもやや時計が掛かる程度でした。今週は土曜日から降り始め、日曜未明まで降り続けますが、日中は晴れるので、やや時計の掛かる良馬場近い馬場になるのではないでしょうか。
本日2勝クラスの2000mのレースがありましたが、いかんせん超スローの5F63.2と参考外となりました。それでも全体時計は2:00.9でしたので、多少雨の影響が残っても1:59秒前後の決着になるのではないでしょうか。
さすがに大外ぶん回しは届かないけど、そこそこうまく回れば外目からも伸びている。
【枠順・展開】
逃げるのは、前走は行けなかったけど、行かないと良さが出ない⑭コンクシェルでしょう。1コーナーまで距離が300mほどなので、もう少し内の枠が欲しかった。それでけに外から一気にハナに立つと、その勢いのまま1コーナーに入っていくので、1コーナーのカーヴが厳しい割にはペースは流れることが予想されます。
5F60秒前後で行けるでしょう。
⑭から外3頭が先行馬なので⑭にくっついて先行できそうです。
①フェステスバンドは番手馬で楽に番手の位置を獲れるのは有利です。
⑥リバティアイランドは偶数で悪くない枠ですが、欲を言えば包まれるのでもう少し外目が欲しかった。
【まとめ】
①の酒井君が競らなければ落ち着いたペースで3コーナー坂の下りからの攻防になりそうです。
上りのスピードと持続力勝負に雨の影響で少しパワーが必要か。
騎手の進路の確保がポイントになり。スムーズに先行できた馬が好走できそう。
【予想】
◎⑥リバティアイランド
距離◎ コース〇 騎手◎ 調教↗
桜花賞はまさかの後方一気でしたし、1秒離したオークスを含め能力は抜けています。
休み明けで、馬体重が増えていますが、ノーザンファーム×中内田厩舎、むしろここは狙いのレースなので問題なし。むしろレースは生き物なので川田君がどう乗るかだけでしょう。
〇⑮ヒップホップソウル
距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→
勝ちみに遅く、2着が多いのですが前走紫苑Sは勝ちに等しい強い競馬で、ここも⑭について行って抜け出すシーンがあるか。どこまで粘れるかでダンスファンタジア産駒ですが父がキタサンブラックなのでむしろこのコーナー4回の2000mは得意なのは、前走を見ても明らです。
☆④コナコースト
距離◎ コース◎ 騎手△ 調教↗
こちらもキタサンブラック産駒で母父キングカメハメハで牝祖はバレークイーンでマイルでは決め手に欠けて2着が多かったのですが、むしろこのくらいの距離が合いそう。
スタートまともなら自在の競馬ができるが、この枠なら楽に前目の良い位置が取れる。
☆⑭コンクシェル
距離〇 コース◎ 騎手△ 調教→
キズナ産駒で母父がガリレオ、牝系がミスプロ系で逃げて連勝は頷けるところ。
キズナのスピードで行ってガリレオのスタミナで粘ることができればこの馬の可能性が活きると見ます。
前走は異常な競馬でしたが、2走前は5馬身差の圧勝でした。
大逃げではなく、3、4馬身離して逃げればチャンスがあるか。
△②ハーパー
近年ハーツ産駒が早めから走りますが、同馬もクイーンCを勝つなど早くから活躍しています。
まだまだ成長しそうですが、休み明けで2番枠、調教は走っていますが、ルメールをもってしても難しいと見て抑えまで。
【買い目】
馬連 ⑥-⑮本線の⑥-④、⑭抑えの3点
ワイド ⑭-⑥、⑮の2点を少々
3連複 ⑥-④、⑭、⑮-②、④、⑭、⑮の6点
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