京都大賞典のポイントと予想

レース予想

【ポイントの整理】

【レースの特徴】

秋の天皇賞に向けて関西のトライアルでしたが、キタサンブラックあたりから、ここからJCに向かうことが多くなりました。

昨年はここを勝ったヴェルアズールがJC含めて連勝しました。

前年の菊花賞馬キタサンブラックやサトノダイヤモンドが順当に勝つ年もありますが、ドレッドノータスやヒットザターゲットが勝った年は3連単7桁配当と大荒れの年もあります。

G1クラスの馬には叩き台、他の馬には狙いのレースです。それらの馬にはここで勝ち負けして、JCか有馬記念に向かいたいところ。いやいや、G2(アルゼンチン共和国杯やステイヤーズステークス)に行きますと言う馬もいるでしょう。

荒れた年は何故か早い時計決着で、仕上げに余裕があると息の入らないペースになると苦しくなるのでその辺が荒れる要因でしょうか。

【馬場・トラックバイアス】

パンパンの良馬場で高速。早い時計が出ますが、内を通した馬が有利で、外からは伸びてこないのでバイアスがあります。

ただ、雨予報があります。お湿り程度の予報なのでこの傾向は変わらないか。

【枠順・展開】

逃げるアフリカンゴールドは決して早い逃げ馬ではないので、流れはスローか、コース名物の3コーナーの坂を上ってからロンスパになるのが普通。

外から⑭アイアンバローズ、内から①ブローザホーンが先行勢、内を通る先行勢が有利な展開だが意外に差しが決まるコース。

【まとめ】

本来ならヴェルアズール1強のようなレースですが、そこは59㎏を休み明けで背負っています。

ヒートオンビートは春に目黒記念を58㎏で勝って、ここも+1㎏の58㎏です。

後は、牡57㎏、牝55kgです。

ヴェルアズールがスランプそうなので、そうなると勝ちみに遅い馬たちによる団子レースといえるでしょう。

荒れても不思議ではありません。

【予想】

◎⑥ボッケリーニ

距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→

昨年頭から、馬券を外したのはG1のみで、しかも惨敗でした。後の6戦はG3を1戦して1着、残り5レースはすべて距離2200~2500mのG2で1.3.1.0でパーフェクトでした。

ある意味ここでは、格上で、昨年負けたヴェルアズールが本来の調子にないなら、京都でも勝ち負けでしょう。

全兄ラブリーデイは5歳時に使い過ぎて成長が止まりましたが、元々は晩成血統でこの秋も活躍があると見ています。

後は浜中君次第で積極的に乗って欲しい。

▲⑦ブラダリア

距離〇 コース◎ 騎手〇 調教↗

青葉賞を勝ち、レベルの高いダービーで5着しましたが、その後はイマイチです。

ただ、ここは狙ったレースで、ここに標準をあわせたローテーションに見え、新潟記念を叩いた分有利さがります。

いかにもこのような前哨戦と京都の開幕戦が合いそうな馬で上積みと池添君に期待します。

〇⑩ヒートオンビート

距離〇 コース◎ 騎手〇 調教↗

休み明けは気になりますが、前走目黒記念はレーン騎手の好騎乗で勝ち、一息入れてここなので、使われた方が走るので2着までとしました。

母は3歳時に桜花賞を勝つなど活躍しましたが、晩年になっても距離伸ばしてマーメイドS勝っています。

川田君の積極的な乗り方が良さそうです。

△④ディープボンド、⑤インブレス

ディープボンドは安定勢力、インブレスは前走の末脚が良く、母父Dr. Fongなので距離延長や京都も合う可能性がありそうです。

【買い目】

馬連 ⑥、⑦、⑩のボックス3点

ワイド ⑥-⑤、⑦の2点

3連複 ⑥-⑦、⑩-④、⑤、⑦、⑩の5点

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