【ポイントの整理】
【レースの特徴】
秋の天皇賞と最も関係の深かったレースでしたが、中2週が嫌われて、むしろマイルチャンピオンシップに向かう馬やここを目標にしてくる馬が出てきますが、頭数も集まらなくなってきました。
スーパーG2で、ここも⑩ソングラインや①シュネルマイスターとG1馬が出てきています。
両馬ともマイル戦線に行きそうです。⑧ジャスティンカフェはマイルG1では頭打ちなので、ここで好走して、天皇賞に行くのでしょうか。
【馬場・トラックバイアス】
パンパンの良馬場で高速。
土曜日はスローのレースが多かったのですが、比較的流れた2000m1勝クラスで58.9-58.3=1:57.2と速い時計が出ました。
1800m2勝クラスは5F61.8の超スローの1:47.1でやや参考外です。上りの競馬で4番手から抜けた勝馬の上りは32.6でした。
このメンバーならスローでも5F60秒前後で、勝ち時計は1:45秒前後、5F59秒以内と流れれば1:44秒台が出そうです。
全体的なスピードと上りの脚があることが条件で、そうなるとやはり安田記念上位組と言うことになります。
時計は1:44秒台か、スローペース必至なので、46秒台もあるか。
【枠順・展開】
逃げる⑤バビットは決して早い逃げ馬ではないので、⑪フェーングロッケンが競りかけるかも知れません。
ラジオNIKKEI賞を勝った両馬は決してワンターンに近いコースの高速馬場に向いているとは言えないので、早くはならないでしょう。
むしろ番手馬ですが⑦ウインカーネリアンが行こうと思えば最もテンのスピードがありそうですが、番手でしょうか。
「府中の千八展開いらず」と言われたのは昔の話、結構スローになることが多く、先行馬が粘るシーンもありそうです。
枠順は追走が楽な①シュネルマイスターには良い枠です。かと言って外枠が不利とも言えず差し馬ならスムーズに向う正面に入っていけます。
【まとめ】
3強の構図です。
⑧ジャスティンカフェはマイルも走るがワンターンの1800mで強敵相手に好走しているコース巧者です。昨年サリオスの2着で春のエプソムカップで完勝でした。
血統的には母系からもっと距離伸びた方が良いので、ここを叩いて天皇賞に行って欲しい。(今年は超ハイレベルですけどね)
①シュネルマイスターは母系の影響か、追走力が落ちてきました。ほぼ最後方からの競馬になりますが、末脚の切れは強烈で、良馬場なら32秒台の脚も使えます。1昨年の勝馬でもあります。
⑩ソングラインは安田記念連覇で現在最強のマイラーです。コーナー4回の1800mならともかく、ワンターンに近い形の1800mで、現在このコースの1600mでG1を3連勝中です。
逃げ馬2頭なら⑪フェーングロッケンの方がスピードはありそうだが、府中での決め手には欠けそう。
むしろ番手馬⑦ウインカーネリアンの方がスピードはあるし、1800mの実績もありますが、休み明けは?です。
1昨年の皐月賞で4着の④アドマイヤハダルは安定して使えるようになってきましたが、G3だと3着でOP、L競争では2着なのでここは賞金を加算したいところです。相手が強いが、3強の一角を崩せるか。
【予想】
◎⑩ソングライン
距離〇 コース◎ 騎手〇 調教↗
もう国内ではソダシ、セリフォスを破って、マイルでは敵なしになりました。
この後ブリダーズカップと言う話もあるそうなので、ここは57㎏でもあり、抑えて直線伸ばすレースでしょうか。
距離はワンターンに近いコースで、1F伸びただけなので、問題なし。調教もうなっています。
騎手には良く裏切られるのですがここは直線しっかり乗って欲しい。
▲①シュネルマイスター
距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教→
追走力が落ちてきましたが、枠もあり距離伸びて楽に追走できそうです。スローでも上がり33秒を切る脚が使えるので、最後は勝ち負けまで来そうです。
ルメール騎手なので直線の進路も何とかしてくれるでしょう。
〇⑧ジャスティンカフェ
距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→
このレース昨年サリオスの2着、春にはエプソムカップを制しています。
昨年のタイムも良く、ローテも昨年と同じです。
違う点はジョッキーが典さんに乗り替わりになっています。あまり後ろ過ぎるとどうでしょうか。
△④アドマイヤハダル
距離◎ コース〇 騎手〇 調教→
ワンターンの1800mは得意としていますが、今一つ勝ち切れません。
1年以上の故障明け5戦目です。故障前は中山記念3着がありますので、ワンターンのここの方がレースはしやすいはず。内を突いて一角を崩せるか。
【買い目】
馬連 ①-⑩本線と⑩-④、⑧のおさえ
3連複 ①-⑩-④、⑧の2点
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