セントウルステークス
【ポイントの整理】
【レースの特徴】
サマースプリント最終戦でもあり、3週後のスプリングステークスのトライアルレースでもあります。
近年では中2週で本番はローテーション的に短いのですが、4年前のタワーオブロンドンが函館、札幌で重賞3、2着して、ここを勝ってサマースプリントを獲って、更に本番まで勝ってしまいました。
短距離はこういうことができるんだなと思いましたが、その後3戦は掲示板にも載らず引退しています。
あくまでも実績馬には本番前の一叩きですし、ここまで使ってきた馬にはここを勝って本番もと言う目論見もあるでしょう。
勝負気配は後者でしょうか。
【馬場・トラックバイアス】
開幕週ですので、年にもよりますが快速馬場で基本先行・中団から抜け出す競馬が多い。中団以降の馬は3着までです。
勝ち時計は良馬場なら1:07秒台で、6秒台も2回出ています。昨年のメイケイエールは何と32.5-33.7=1:06.2が出ています。
土曜日は1200mのレースはありませんでしたが、1勝クラスのマイルで47.7-45.2=1:32.9とクラスの割には早い時計が出ていて、1:07秒前後は出るのではないでしょうか。
【枠順・展開】
逃げ馬は開幕週で⑪テイエムスパーダでしょうか、近走行き切れなくて惨敗していますので、ここは行く一手か。
アグリ、ヴァレトニ、ジャングロ、ビッグシーザー等も行ったケースもありますが、抑えても勝てているので、スタート次第で行くかもしれませんが無理はしないものの、早いペースで33秒台では流れそうです。
【まとめ】
時計は開幕週なので早い時計、内目を通ってこれる馬が有利。
切れよりも、レース全体でのスピード上位馬を狙いたい。時計が無くても充実一途であれば、克服する可能性もあるので穴で狙いたいところ。
【予想】
◎⑤ジャングロ
距離〇 コース◎ 騎手◎ 調教→
距離的には1400mがベストと思えますが、1200mも守備範囲で結果も時計も出しています。
さすがに千直は短すぎた感じです。スピードの違いで逃げることもありますが、決して逃げなくても良い。
ただ、控えて鋭い決め手を発揮するタイプではなく、全体的なスピードで勝負するタイプです。
名手を背に好枠を利して、好位から33秒台の脚が使えれば勝ち負けでしょう。
▲⑮モリノドリーム
距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→
モーリス産駒のせいか、初勝利まで時間が掛かりましたが、1200mに専念したことで、その後は4.1.0.0とパーフェクト連対中です。
勝ちは札幌・函館の洋芝ですが、中山でも2着があります。心配なのは北海道での成績が主なので時計が足りるかですが、牝系はスプリント色が強く、可能性はあると見ました。
時々出遅れる点も心配ですが、最外枠で何とかなると見ました。
〇⑥ビッグシーザー
距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→
清々しく、芝の1200mのみのレースをしてきました。4連勝で臨んだ前走の初重賞は3着に敗れています。
フライング気味に飛び出たモズメイメイを捕らえられなかったのは仕方ないところですが、3着は物足りなさがあります。
斤量も有利なので勝ち負けはすると思いますが、勝つまではどうでしょう。
△①ロンドンプラン、⑩ピクシーナイト、⑭スマートクラージュ
①ロンドンプランはまともなレースは初戦のみ、この枠でまともなレースができればです。
⑩ピクシーナイトはそろそろ観はありますが、3週後の本番があるので、ここは調教程度の走りでしょうか。ここで好走すれば本番では人気になりそうです。
後は堅実で時計もある⑭スマートクラージュが3着の抑え。
–
⑧アグリは休み明けで、この距離が忙しいか。
【買い目】
馬連 ⑤、⑥、⑮のボックス3点
ワイド ⑮-⑤、⑥の2点
3連複 ⑤-⑥、⑮-①、⑥、⑩、⑭、⑮の7点
京王杯オータムハンデ
【ポイントの整理】
【レースの特徴】
サマーマイルの最終戦ですが、ハンデ戦です。
④メイショウシンタケや⑨ラインベックには好走すれば、まだチャンスがあります。
開幕4週目の最終週なので、差し優勢の傾向にはあります。
【馬場・トラックバイアス】
結構年によって良馬場でも馬場にはばらつきがあり、1:30秒台が出ることもあれば、それなりに流れたペースでも1:33秒台の時もあります。
開幕週なので先行有利ではありますが連覇したトロワゼトワルを抜かせば結構好位・中位差しが目立っています。
土曜日は何と2歳1勝クラスで1:33.1のレコードが出ました。決してハイペースではなかったので、更に乾くので1:31秒台は出そうです。
高速決着になります。
【枠順・展開】
逃げる候補は⑦グラニットと⑥シャイニーロックの2頭です。⑨ウイングレイテストも行けば行けそうですが、好位から競馬ができるので無理はしないでしょう。
逃げる馬も残るレースなので、ペースは注目です。
珍しく頭数が11頭と少ないので枠の利不利は無いように思います。改修後は、昔のように中山のマイル内枠有利と言えなくなりました。
新コースはおむすび型の2コーナーのカーヴがきつく拉致沿いに回ると減速幅が大きくなるからだと私見ですが考えています。
【まとめ】
6枠2頭のどちらかの逃げは確実でしょう。残るとしたら行き切った方が確率高い。
土曜日は余り逃げ馬が残るシーンはスローに流れない限り見られませんでした。ここは、そこそこ流れ58秒前後、勝ち時計は1:32秒前後。
スピードが求められます。
【予想】
◎⑨ラインベック
距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→
ダートやこの馬にとっては長めの距離で使われてきましたが、去勢してマイルに集中するようになってから、血統の良さがでてきて、成績が安定しました。
前々走は56秒台ペースを先行して2着、逆に前走はスローで内を通った馬たちに切れ負けして3着でした。
そのようなレース振りから中山は合っていると見ました。
▲⑦グラニット
距離◎ コース〇 騎手△ 調教→
まだ1勝馬ですが、サウジRC2着があります。大逃げで粘りましたが最後ドルチェモアに交わされました。
マイペースと言うわけにはいかないでしょうが、51㎏で暴れて欲しいものです。
〇②ソウルラッシュ
距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教→
このコース2戦2勝と得意にいしていて、典型的なハンデキャップホースと見ていて、59㎏もインダストリアと1㎏差ならむしろ恵まれたか。
G1でも掲示板に載ってますので格上です。
△④メイショウシンタケ、⑤インダストリア、⑩ウイングレイテスト
④メイショウシンタケは3走前は展開に恵まれてラインベックに勝っていて、前走はスローでラインベックに先着を許していますが、中山向きと言う点では落ちると見ました。
⑤インダストリアはこの条件3戦3勝、58㎏ですがルメール騎手がのるので有力です。
⑩ウイングレイテストはいつも調教走っています。今回からブリンカー着用でもう一皮むけるか。
【買い目】
馬連 ②、⑦、⑨のボックス3点
ワイド ⑨-②、⑦の2点
3連複 ⑨-②、⑦-②、④、⑤、⑦、⑩の7点
コメント