CBC賞とラジオNIKKEI賞のポイントと予想

レース予想

函館は始まっていますが、本格的にローカル競馬が始まります。

梅雨時期でもあり、ハンデ戦と荒れる要素満載で、両レースともに圧倒的な1番人気馬がいますがどうなりますか。

CBC賞

【ポイントの整理】

【レースの特徴】

過去3年は中京以外のコースで行われましたが、4年ぶりに中京に戻ってきました。

基本的に差し追い込み有利で重馬場だとその傾向が顕著です。

逃げ・番手馬も馬券に絡んでいます。

年齢的には5、6歳の活躍が目立ち、時計よりも短距離の底力が問われるレースといえるでしょう。

【馬場・トラックバイアス】

土曜日は芝不良で始まりましたが、その時点では降雨は止まっていました。

近年の傾向として坂上から内1、2頭分が伸びたり、粘ったりしています。

まさに、高松宮記念のトゥラヴェスーラのように内突いてあわやの3着でした。

土曜日の2勝クラスが重馬場で33.8-34.9=1:08.7でした。

日曜日は晴れ予報で回復しそうですが、完全な良馬場は望めないでしょう。時計は1:08秒前後の決着でしょう。

【枠順・展開】

昨年小倉でのこのレースを逃げて圧勝した⑤テイエムスパーダですが、その後低迷しています。その気になれば最も速そうですが、そろそろレーススタイルを確立したいところです。

⑩ジャスパークローネも不良とは言え新潟千直で逃げ切っています。

人気の⑧マックドールは行かなくても勝ち切れていますので3番手か、⑥スマートクラージュと続きそうです。

33秒台のペースになりそうですが、33秒前半だと差しが届く可能性が高くなってきます。

鍵はテイエムスパーダの国分君にあるように思います。競れば33秒を切るようなペースもあるかもしれません。そうなったら前と後ろが入れ替わる展開もありそうです。

【まとめ】

国分君は競り合うことなく、番手でも3勝クラスを勝っていますので、競ってこられたら、競り合うことはないと見ます。33秒後半のペースで、後半も34秒位になるでしょう。

好位、中位から差せる馬に勝機がありそうです。

【予想】

◎⑥スマートクラージュ

距離◎ コース◎ 騎手〇 調教→

逃げ争いに巻き込まれないところから差せる有利さがあります。

叩かれ2戦目で間7週空けたローテも好感が持て、出遅れなければ勝ち負けか。

▲⑧マッドクール

距離◎ コース◎ 騎手〇 調教↗

中京も走りますし、調教も相変わらず走っています。

成長著しい瑠星君で圧倒的な人気になっていますが、まだ重賞未勝利で斤量の58.5㎏は厳しいところ。

勝てばかなり強いし、調教タイムから脚力があることは明らかなので、蹴散らす可能性もあるでしょう。

〇①ヨシノイースター

距離◎ コース〇 騎手△ 調教→

内枠の差し馬なら、この馬か、スタート次第ではある程度着けられる。

後は、イン突いて進路を確保できるかでしょう。

☆⑨トゥラヴェスーラ

距離◎ コース〇 騎手〇 調教→

内差しイメージがあるが、今回は小頭数で、8番枠からインがつけるかは疑問ですが、外目を突いてどこまで来れるか。

△③エイシンポッター、⑫サンライズオネスト

【買い目】

馬連 ①、⑥、⑧のボックス3点と⑥-⑨の計4点

3連単 ⑥、⑧→①、⑥、⑧、⑨→①、③、⑥、⑧、⑨、⑫の24点

ラジオNIKKEI賞

【ポイントの整理】

【レースの特徴】

残念ダービーと言われていた時期もありますが、ダービー組が出走するようなことはなくなりました。

むしろ間に合わなかった組の秋に向けた一戦です。フィエールマンがここから菊花賞を制していますね。

3歳限定のハンデ戦と言うことで荒れる要素があります。上位人気で収まることはなく、必ず6番人気以下が1頭は絡むイメージです。

【馬場・トラックバイアス】

土曜日の稍重馬場の2勝クラスでは60.7-47.6=1:48.3でした。勝った3歳牝馬ソレイユヴィータの完勝で53㎏でした。

日曜日は晴れで気温も上がりそうなので、馬場は良くなりそうなので1:48秒は切れそうです。

福島向きのパワーを持ったスピード型が有利か。

開幕週なので内外フラットですが、小回りで直線も短いので外回すと厳しいか。

【枠順・展開】

逃げるのはサウジアラビアRCで大逃げを打って2着した②グラニットがその気になれば最も早いでしょう。

そこにマイルで逃げ切った⑦シルトホルンと中山1800mで逃げ切ったセオが絡めば早くなりそうです。

ただ、4枠2頭が競りかけるとは思えないものの、行き脚は見せるので、スローにはなり難く、それなりに流れるでしょう。

【まとめ】

パワー型の先行、差し馬が有力で、特に中山で好位差しや逃げて粘った馬が有力。

その点、未勝利とは言え中山1800mで圧勝した⑭レーベンスティールは、前走瞬発力でも勝っていますが、好位差しで牝系の底力もあることから、傾向にあるだけでなく大物観さえあります。

先行勢では重馬場のスプリングSでハイペースで逃げて、0.4差の4着だった②グラニットで稍重以上になりそうなので、スピードと粘りを活かせそう。

血統的には⑨ウヴァロヴァイトが合っていそうだが、小柄な牝馬と言うことで素軽さにでているようで、傾向からはずれる。

⑥エルトンバローズもディープブリランテ産駒で母父もブライアンズタイムから、マイルよりも1800mが良さそうだが、距離短縮してマイルで連勝とつかみづらい。

【予想】

◎⑭レーベンスティール

距離◎ コース◎ 騎手◎ 調教→

初戦で皐月賞馬と3着以下を引き離して叩き合い、2走前は超スローの重馬場で番手から上り最速で、逃げ馬を捕まえられなかったもの。

残り2戦は1800mをタイプの違うコースで圧勝と、全く底を見せていない。

菊花賞と言うタイプではないので、ここは勝ち負けしておきたいところ。

外枠と人気を背負った戸崎君が多少不安だが、2着はありそう。

▲②グラニット

距離〇 コース◎ 騎手△ 調教→

このコースで勝っていること、逃げ馬は過去5年1.1.2.1で唯一の着外も4着と逃げ馬が粘れるコースなので、逃げ切りの可能性もあるか。

55㎏も恵まれ、枠も恵まれた。

〇⑨ウヴァロヴァイト

距離◎ コース〇 騎手〇 調教↗

実績からは軽い府中の方が合っているが、サトノクラウン産駒なので、パワーの要る福島でも開幕週で馬場も戻るなら、勝ち負けがあっても良さそう。

ただ、55㎏が小柄な牝馬には不利と見て2着候補としました。

☆⑥エルトンバローズ

距離◎ コース〇 騎手〇 調教↗

マイルで連勝も血統的にはもう少し距離伸びた方が良さそうで、ここは狙いどころと見ました。

騎手も乗れています。

△⑬アイスグリーン、⑯マイネルモーント

アイスグリーンの実績、状態上がらずも前走好走マイネルモーントが3着候補。

【買い目】

馬連 ⑭-②、⑥、⑨の3点

ワイド ⑨-②、⑭ 2点を少々

3連単 ⑭→②、⑥、⑨→②、⑥、⑨、⑬、⑯の12点と②→⑭→⑥、⑨、⑬、⑯の4点を追加

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