日経賞と毎日杯を予想します

レース予想

日経賞

【ポイントの整理】

【レースの特徴】

日経賞勝利から天皇賞も連覇したのは昨年のタイトルホルダー以前には、2013年フェノーメノまで遡ります。なかなか連勝が難しいのは先週の阪神大賞典とトライアルとして両並びであることと、やはり、有力馬には先の目標があることで8分程度の仕上がりである点からです。

本番まで中5週ありますが、前哨戦として、余り頑張りすぎると本番に堪えるので、大抵はスローになりますが、そこは長距離戦なので2度目の3コーナーからのロンスパ合戦になることが多い。

4歳馬が連に絡み、6歳以上のベテランの活躍も目立つレースです。

4歳アスクビクターモアはハードな菊花賞から立て直し、目標は天皇賞ですがディープ産駒は仕上がり早なので8分以上はできているでしょう。何かにやられても2着は確保したいところ。

タイトルホルダーの前年は日経賞ではクビ差の辛勝でしたが本番では7馬身の圧勝でした。今年もここは休み明けで勝っても辛勝で逃げられない場合は負けるもあるでしょうか。

【馬場・トラックバイアス】

先週は雨の影響が残り、外差しになるかと思いきや、中差し程度でした。

スプリングSの勝ち時計は1:48.9で、5F59.4と流れましたが、上がり3F37.2と掛かりました。

今週も雨模様ですし、時計は掛かり、パワーのある先行馬有利で、流れても中団の差しまででしょうか。切れる脚は使えず底力の勝負になりそうです。

【枠順・展開】

逃げ馬はタイトルホルダー、ディアスティマ、キングオブドラゴンといます。キングオブドラゴンは近走番手で好走していますので、無理に行かないでしょう。

一方で、ディアスティマは、自分の競馬ができていませんので、思い切って行くかもしれません。ノーザンファームによるタイトルホルダー潰しに走るか。

【予想】

◎⑥ボッケリーニ

距離◎ コース◎ 騎手〇 調教◎

キングカメハメハ×ポップコーンジャズはラブリーデイの全弟です。

兄は5歳で大活躍しましたが、1年で10走したせいか、そこで終わってしまいました。

こちらは大事の使われ、昨年はG1では惨敗だったものの、2200~2500mのG2で1.2.1.0でした。

G2では格上の存在なので休み明け得意のここは狙いが立ちます。

最終追い切りが強いのが気になりますが、本命にします。

〇②タイトルホルダー

距離◎ コース◎ 騎手〇 調教〇

休み明けは調教タイムがでても、やはり使われて良くなるタイプで、ここはディアスティマの2番手になることからも、セントライト記念のようなことはないにしても負ける可能性は高いと見ました。

▲⑨アスクビクターモア

距離◎ コース◎ 騎手〇 調教〇

こちらは番手馬なのでタイトルホルダーを見ながらの競馬で、いつも通り3・4コーナーから仕掛けて抜け出しを測るでしょう。

こちらも、母父の影響でディープの切れは削ぐものの、脚は長く使えるので有力ではあります。

ただ、タイトルホルダー同様叩いてからの方が良く、何かにやられそうも、勝ち負けはできそう。

☆⑩マイネルファンロン

距離◎ コース◎ 騎手〇 調教〇

ステゴ産駒らしく、いつ走るかわかりませんが、走るパターンの1つは外枠です。

叩かれ2戦目で少なめの頭数の7枠ならあっと言わせるか。重馬場も走れます。

【買い目】

馬連 ⑥-②、⑨、⑩の3点

3連複 ⑥-②、⑨、⑩の3点

3連単 ⑥→②、⑨、⑩→②、⑨、⑩の6点

毎日杯

【ポイントの整理】

【レースの特徴】

微妙な時期の微妙な距離で行われるレースです。皐月賞には期間が短く、ダービーには間があるし、もう少し長い距離を使いたい。

むしろワンターンの1800mと言うことで、NHKマイルに向かう馬も少なくありません。

21年1、2着のシャフリヤールとグレートマジシャンがダービー1、4着、ブラストワンピースが有馬記念、アルアインが皐月賞に勝っています。

シャフリヤールとアルアインは全兄弟でしたね。

2013年のキズナは、この後京都新聞杯を経由してダービーを勝っています。

以上様々なタイプの馬が勝ち、それぞれその後の進路がまちまちなユニークなレースです。

【馬場・トラックバイアス】

先週は雨が降りましたが日曜の9R2勝クラスの1400mで45.8-34.6=1:20.4が出ています。流れたとはいえ好時計が出ています。

若干降りそうですがレースまでには良馬場か。

【枠順・展開】

逃げ馬らしい逃げ馬がいないのけど、前走同コースで逃げて2着した。エマヌエーレが行くか。牝系に一本調子の血が流れていて、母父ハーツクライなので、今後の成長も見込めます。

スローに流れて上りの早い勝負か。

【予想】

◎⑧ノッキングポイント

距離◎ コース〇 騎手〇 調教◎

今のところ、スローからの上り勝負に強いイメージ。母系は早熟系、父は晩成系で今後の成長度合いに注目します。

府中で好走していますが、大箱の直線の長いコースで早い脚を使えると見て本命にします。

▲⑤キングスレイン

距離〇 コース〇 騎手〇 調教◎

流行りのルーラーシップ×ディープ産駒ですが、母方は重厚でもっと距離があった方が良いし、時計が掛かった方が良さそう。

ただ、負けてなお強しの前走から、能力は高くこのメンバーなら。

2着に入りダービーに進みたいところです。

〇④オメガリッチマン

距離◎ コース◎ 騎手△ 調教◎

前走は勝った馬以外はレベルが低く2着に入りました。

血統的にはワンターンの1800mは明らかに好条件になっているので、狙いが立ちます。

☆⑩エマヌエーレ

距離◎ コース〇 騎手〇 調教〇

展開からの穴馬はこの馬で、1戦ごとに良くなっていて、一本調子の血が入っているので、再度マイペースで逃げられれば穴をあけるか。

【買い目】

単勝 ⑧ノッキングポイント

馬連 ⑧-④、⑤、⑩の3点

ワイド ⑧-④、⑩の2点

3連複 ⑧-④、⑤、⑩の3点

3連単 ⑧→④、⑤、⑩→④、⑤、⑩の6点

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