チューリップ賞
【ポイントの整理】
- トライアルとしてフィリーズレビューを追い抜いて久しく、近年もここを勝って桜花賞も勝ったのはハープスターくらいですが、ナミュール、メイケイエール、ダノンファンタジ－、ラッキーライラック、ソウルスターリング、シンハライト、ハープスターと名牝ばかりです。
- 将来性も観点に入れてよいかもしれません。
- その点、人気になる札幌2歳Sの覇者ドゥーラ、新潟2歳SとフェアリーSとすでに重賞2勝しているキタウイングの将来性と、両馬を上回る将来性を持つ馬がいるかがポイントになりそうです。
- ここ5年はサンデー系が勝っていますが、種牡馬はバラバラです。強いて言えばっディープ系が自身を含め3勝しています。その点ではキタウイングがディープ系ではあります。
- 逃げ馬はあまり見当たらず、アルテミスSで逃げて3着に粘ったアリスヴェリテかエリカ賞を逃げ切ったレミージュ、1勝クラスで逃げ切ったモズメイメイあたりですが、いずれも早い逃げ馬ではなく、長い直線での末脚勝負になりそうです。
- 先週の阪急杯は逃げたメイショウチタンがばてただけで、2～4番手が1～3着とイッタイッタで、時計も1:19.5と高速決着でした。
- ただ、4～6着は後方にいて、中から外を伸びた馬たちで、外回りのマイルならさらに上位にこれたかもしれなせん。ただ、依然として内目有利でしょう。
【予想】
◎①アンリーロード
ディープ系×トニービンと血統構成がピンハイに似ているだけでなく、調教から脚力があることは保証されています。
牝系も活躍馬が多くでていて負けたとはいえ新馬の出遅れてからのレース振りから素質もありと見ました。
乗り替わりでも池添君なら一発もあるでしょうし、魅力たっぷりで本命とします。
〇②キタウイング
地味な血統ではありますが、父ディープ系で新潟と中山と全く異質な馬場で重賞2勝です。
走っても人気になり難いタイプで期待値の高い馬と言えるでしょう。
1㎏減で再度杉原君にチャンスをもたらしていると見ます。
☆⑥レミージュ
キズナ×Gone Westなら、マイルの方が合いそうな血統構成です。距離短縮で狙います。
ここは逃げてどこまで粘れるか、荻野君には思い切って行ってもらいたい。
△③ルミノメテオール
エピファネイア×ミスプロ系ならこの時期が稼ぎどころか、差せる脚があるのでミルコで着穴。
△⑧ドゥーラ
ドゥラメンテ×キングヘイロー産駒で将来性十分です。
祖母がステゴなので、さすがに時計の早い阪神マイルは、まだ向かないと思います。
ただ、前走阪神JFでは16番枠から6着まで来ていますので、着アップは狙えると思います。
△⑰ベリファーニア
エフフォーリアの異父妹でモーリス産駒です。エフフォーリアは父エピファネイアでしたからこの時期でも走れましたが、父モーリスに替わり母父ハーツなので、晩成血統になります。
牝馬とは言えこの時期は厳しいと見ています。
【買い目】
馬連・ワイド ①-②､⑥の2点づつ
3連単 ①→②､⑥→②､③､⑥､⑧､⑰の8点
オーシャンステークス
【ポイントの整理】
- 近年の勝馬から、昨年の勝馬ジャンダルムのように後にスプリントG1に勝った馬もいますが、2019年勝馬モズスーパーフレアが高松宮記念に勝ったのは翌年でした。
- 余り本番に繋がらないレースではあります。
- 中山の馬場は先週、内回りで時計が掛かっていましたが、外回りでも内回りと共有の3コーナー以降は時計が掛かっていると見るべきでしょう。
- と言うことは上り掛かりそうなので、差しも届きそうです。
- 逃げるのは⑮番ジャスパージャックでしょう。3F33秒前半なら沈みますし、33秒台後半なら粘っていますし、粘れそうです。
【予想】
◎キミワクイーン
ロードカナロア×ダイワメジャーなら生粋のスプリンター。時計の掛かる馬場への適性は未知数ですが、調教も走っており狙いどころか。
私自身、騎手との相性がイマイチですが、ここは無理に内に入れないでもいいので、普通に差して欲しい。
▲ロードマックス
こちらは安定した走りとは言えませんが、時々快走を見せますので、上りが掛かる馬場になりそうなここは差し脚に期待します。
〇⑥ジュビリーヘッド
無難な2着候補でしょう。短距離なら比較的安定して走っているのでここでも有力です。
☆⑮ジャスパージャック
外から一気にハナを奪って、どこまでですが、33秒後半なら粘るシーンもあるか。
△②ナランフラグ
本番を見据えて、追い込んでどこまでかでしょう。今回は59㎏で香港帰りなので3着までと見ました。
【買い目】
馬連・ワイド ⑪-④､⑥､⑮の2点づつ
3連単 ⑪→④､⑥､⑮→②､④､⑥､⑮の9点
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