ホープフルSを予想します

【ポイントの整理】

今回最も多いのはジャスタウエイ産駒で4頭、その父ハーツクライを含めると5頭です。

ディープ系がリアルスティール1頭、サトノダイヤモンド1頭、シルバーステート1頭の3頭で、ディープの全弟ブラックタイド産駒のキタサンブラック産駒が1頭と近年では少ない方でしょう。

キンカメ系がドゥラメンテ2頭、ラブリーデイ1頭、ルーラーシップ1頭と4頭います。

最も血統に特徴があるのは同馬で、父父Roberto系、父母父サンデー系、母父サンデー系、母母父Roberto系とすべての系統でHail to Reasonの子孫の配合になっており、サンデーの18.75%、Robertoの12.5％となっています。

エピファネイヤ×ネオユニヴァースで明らかに早熟ですが、逆に2歳戦では完成度の高さから有利です。また、底力に欠けると見ましたが、祖母のブライアンズタイムが補完している形です。

昨年の覇者キラーアビリティの異父弟になります。父がディープからジャスタウェイに替わりました。

ジャスタウエイ産駒は1昨年ダノンザキッドが勝っていますので、十分この時期でも間に合うかもしれません。

まだ、1戦の戦績なので未知の部分が大きいのですが、1月生まれでもあり、能力が足りるかでしょう。

ジャスタウエイ産駒ですが、母父Curlinで祖母もStorm Cat×ミスプロ系ですから、いかにも府中の1800ｍ向きでした。距離伸びてコーナー4回のコースはマイナス要素になります。

ハービンジャー×サドラー系なので、初戦から仕上がるタイプではありませんが、新馬勝ちの後、3か月おいて野路菊Sを好タイム快勝でした。

更に3か月おいてここですが、ここも乗り込み十分でハービンジャー産駒らしくない面を見せています。

ルーラーシップ×ディープはドルチェモアと同じですが、こちらは祖母が欧州系で重いのでむしろクラシック向きです。前走は府中で早い脚を使いましたが、どちらかと言うと時計の掛かる中山の方が向いていると見ます。

祖母マルペンサはサトノダイヤモンドの母です。オルフェーブルを経てドゥラメンテとの産駒です。

2歳ではまだ未完でしょうがオルフェーブルの血から気分良く走れば現能力を最大限活かせるかもしれません。

◎⑮キングスレイン

前走は出世レース百日草特別を快勝しましたがルーラーシップ産駒で母父はディープインパクトながら欧州系の重厚な母を持っていることから中山に替わってさらに能力を発揮できると見ました。

少し外枠過ぎますがそこはルメール騎手に託します。

▲⑭ジェイパームス

キャリア不足は承知の上で、前走の勝ち方とキラーアビリティよりも、軽い母にはこのレース向きと思われるジャスタウエイ産駒で期待します。

イーガン騎手は追えるけど行き過ぎないことを願います。

キャリア不足の馬には外目の枠は良いと見ました。

〇⑪ドゥラエレーデ

ドゥラメンテ×オルフェーブルですが、祖母マルペンサはアルゼンチンの名牝でサトノダイヤモンドの母です。この時点ではまだ本格化と言えないでしょうが、距離延長とコーナー4つのコースの方が適性が高いと見て先物買いです。

東スポ杯4着でしたが、0.2差でした。ムーア様でしたがムルザバエフ騎手に代わりますが先行馬を追えるので期待します。

☆①ファントムシーフ

3か月おきにレースを設定している陣営の期待がうかがえます。

ただ、ハービンジャー産駒は使ってよくなる馬が多いのですが、3か月はこの馬にとって休養とは言えないか、当然3歳になって更に成長し、馬体も発達するのですが、それを促して強くなっているのかもしれません。

祐一君にとって最後の芝のG1でしょうか。期待しましょう。

△②ハーツコンチェルト、⑩ガストリック

本来、東スポ杯組は上位評価するところですが、僅差で通ったコースによって着順が変わっていたこと、ガストリックにはコーナー4回と距離延長が、ハーツコンチェルトはスタートと内枠が気になります。

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ミッキーカプチーノの前走は強くて大物観もあります。血統もかなりHail to Reasonの血が濃いピンかパー血統です。大外18番枠で1勝クラスの勝ち方が良かっただけで人気になり過ぎでしょう。

もちろんここで強い競馬をすればクラシックの有力候補になります。

馬連・ワイド　⑪､⑭､⑮のボックス3点

3連単　⑭､⑮→①､⑪､⑭､⑮→①､②､⑩､⑪､⑭､⑮の24点