ステイヤーズSとチャレンジカップを予想します

レース予想

ステイヤーズステークス

【ポイントの整理】

  • 特殊な距離で行われますので、やはりリピーターが多い。勝馬でもデスペラード連覇やアルバートの3連覇があります。
  • 今年は昨年の1、2、3着が挙って参戦していますので、有力でしょう。
  • 騎手ではムーア騎手のアルバートによる3連勝を含めて外国人騎手が乗れば活躍しています。
  • 日本の騎手ではデスペラ-ドと1昨年オセアグレイトで勝ちがある典さんですが、今年は乗っていません。
  • 全体的にベテラン騎手と外国人騎手が結果を出していると言えるでしょう。
  • 開幕週で馬場傾向は不明ですが、内外あまり差が無いフェアな馬場が期待できそうです。
  • 展開では、1番枠を得た①ディアスティマが行くでしょう。昨年同様余りのスローなら、⑬アイアンバローズが途中から上がっていくかもしれません。
  • 2週目の3コーナーから各馬手が動き、ロングスパート合戦になる。

【予想】

3000m級のレースでは同じG2でも格が上と言える阪神大賞典で勝ちと2着の実績があるユーキャンスマイルとアイアンバローズ、それに昨年の覇者ディバインフォースが格上的存在と言えるでしょう。

後は、臨戦過程、状態(調教)、騎手を考慮しての順位付けになります。

◎⑬アイアンバローズ

ベルモントステークス馬の兄を持ち、弟は菊花賞僅差の3着と長距離でこそ活きる血統です。

昨年は途中から逃げて2着、阪神大賞典はゴール前ディープボンドに差されて2着と、3000m級のレースでは格上的存在です。

京都大賞典では+16㎏と重めの馬体でそこそこのレースでした。

不安点はジョッキーで、岩田望君の若さが気になります。一応2勝クラスの阪神2400mで楽勝していますが、この2週コースでどうでしょうか。

▲②ユーキャンスマイル

逆転があればこの馬でしょう。7歳になりますが、得意の新潟記念で2着して元気です。

今回はメンバー弱化で56㎏は余りにも有利で、内でじっとして、進路さえ取れれば好走必至でしょう。

昨年アイアンバローズに乗って2着した石橋君なのでギリギリOKでしょう。

〇⑨ディバインフォース

昨年から+1㎏ですが、リピーターが来るレースなので2着候補としました。

出遅れ癖のある馬で、切れる脚があるわけでもなく、マクリタイプで2着候補としました。

戸崎君で新味が出るか。

☆①ディアスティマ

展開と枠、これまでの長距離実績、特に阪神の3200mでも逃げ切っている点帰ると思います。

ただ、血統的にも、実績も母はマイラーなので、その点血統派としては気になります。

一方で、一本調子の母方でもありますので、逃げて力が発揮できる点は血統的にもうかがえます。

△⑦シルヴァーソニック

落馬してカラ馬で2着した天皇賞から7か月休養明けのレースになります。

乗り込みは十二分に行われていますが、休養明けの実績はありません。

騎手がレーン騎手なので抑えまででしょう。

△⑫プリュムドール

牝系がBMSはフレンチデピュティですが、曾祖母がタニノクリスタルで、祖母の父ジェネラスです。

ゴルシ産駒ですから総合的に距離の心配はなく。前走から+1㎏は課題ですし、ジョッキーは若手の武史君なので、抑えにしました。

【買い目】

馬連 ⑬-①、②、⑨の3点

ワイド ②-⑬の1点

3連単 ②、⑬→①、②、⑨、⑬→①、②、⑦、⑨、⑫、⑬の24点

チャレンジカップ

【ポイントの整理】

  • 先週の阪神はJCに隠れていますが、京阪杯1:07.2、3勝クラスのマイル戦で1:31.9と速い時計が連発していました。
  • 5F60秒を超えるようなスローにならない限り、1:58前後で走れるでしょう。
  • 内も外も伸びるフェアな馬場状態で、Bコースになっても極端な傾向にはありません。
  • ペースは①レッドベルオーブ次第で、1番枠からポンと逃げると、祐一君でも早いペースになりそうです。無理に抑えて馬の後ろに入れれば、ペースは大外から⑭ニホンピロスクーロのペースでしょう。そうなると平均からややスローになりそうです。
  • 次にソーヴァリアントで、後ろの馬はソーヴァリアント、ビーアストニッシドが続き、後続はソーヴァリアント目標で進めると見ます。

【予想】

昨年の覇者ソーヴァリアントが出走します。昨年から+1㎏ですが56㎏止まりです。昨年同様ルメール騎手が乗りますし、前走の心房細動の影響がなければ中心的な存在でしょう。

◎⑩ソーヴァリアント

母ソーマジックは字面以上に距離が持たないのが特徴ですが、安定した末脚を繰り出す産駒が多いのが特徴です。

ソーヴァリアントは先行しながらも、抜け出す脚は時計も伴って強い競馬をします。

前走の影響は気になりますが、調教も走っており大丈夫と見ました。

〇③エヒト

七夕賞での快勝は記憶に新しいところです。新潟のヨーイドンレースは合わなかったようです。

七夕賞同様一息入れて、調教はいつも走る馬ですが、時計も出てまずまずではないでしょうか。

七夕賞から+2㎏ですが、まだ56㎏です。勝春が再度あっと言わせるか。

☆⑨ブラヴァス

一昨年の2着馬でヴィルシーナの仔です。その一昨年のレースから今一つですが、前2戦4着2回と復調気配です。

今回は何といってもムーア様が騎乗するので、もう一押ししてくれると信じます。

△⑫ヒンドゥタイムズ

一昨年の3着馬で、こちらはブラヴァスよりも、中間の実績をあげています。

豊君騎乗でムラ掛けも解消なるか。

△②ルビーカサブランカ

愛知杯の勝馬で強い相手だったクイーンSでも僅差の4着でした。

川田君で少しは前目につけて差し脚を活かせるか。

△④サンレイポケット

右回りなので3着までか。

【買い目】

馬連・ワイド ⑩-③、⑨の2点づつ

3連単 ⑩→③、⑨→②、③、④、⑨、⑫の8点

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