Iloilo Golf & Country Club

ホームコース

フィリピンで最古のゴルフコースとして、セブのCebu Country ClubとIloilo Golf & Country Clubの論争があったようですが、決着がつき、Iloilo Golf & Country Clubが最古として認められました。

決着がついた後作られた石碑には、1907年スコットランド人によって設立されたとあります。

日本最古のコースである六甲山にある神戸ゴルフクラブが1903年開場ですから、それから4年後となります。

クラブハウス前の石碑

私が初めてラウンドしたのは1991年ごろだったと思いますが、いかにも最古のコースで、傾斜が多い、ゴルフ場としては狭い土地に、ぐしゃっと18ホールを造った感じでしたし、日本のコースで言うと、起伏のある河川敷コースのイメージでした。

その後、何回も改修が進み、短いトリッキーなPar4がいくつかありますが、Par5が2ホールのみのPar70は、戦略的で短いながら、いくつもの池や植生豊かな高い木によるセパレーションなどが戦略性を支えているコースです。

数年前、新しいグリーンキーパーが来てからは、コース全体のメンテナンス状態も、グリーンも速くなりました。受けている砲台グリーンがほとんどですが、時には目と傾斜が重なると触っただけでグリーンを出てしまう場面もあり、2段グリーンもグリーン内のマウンドも多く、シニアになった今こそ楽しめるコースになっていると思います。

9番ホールの2打目地点で残り100ヤードくらいのベスポジ。これ以上グリーンに近づくと強烈な左足下がりになる。
クラブハウスも改修されいい感じで、スタート地点の建物には博物館?!も併設

恐怖は他にもあり、ここは今となっては空港からも州都からも近い土地でもあり、人口も多く、コース外民家が迫っているホールも少なくない点です。

これまで日本から友人が4人(1人で来てくれた方と3人グループで来てくれた)で来てくれましたが。飛ばし屋のTさんは2番ホールで、素晴らしいやや右に出たドローボールが伸びた先で風の影響かぐんぐん左に切れて壁を越えて民家(当日我々に付いていたキャディーの家)に同じような弾道で3発連続で屋根に当てたことがありました。

私もショートホールでシャンクを打って民家に打ち込んでしまいました(もちろんOB)。

さて、イロイロ州はフィリピン中部(ビサヤ地方)の中くらいの島が並んでいる地域で、有名なセブ島の西隣の隣の島であるパナイ島の中心となる州です。イロイロ国際空港へはマニラかセブから国内線に乗り換える必要があります。

コースは空港から車で5分もかからない州都に向かう途中にあります。

このような時期ですが、流行り病が落ち着き、引退して時間が出来ましたらお越しください。内海に面していますので、シーフードが美味しいですよ。

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