マイルチャンピオンシップを検討するにあたり「マイルチャンピオンシップのポイントを整理します」も参考にしていただけたらと思います。
【展開、枠順、時計など】
- 土曜日の最終レース1勝クラスは、特殊な展開で全く参考になりませんが、勝ち時計1:35.7から3秒は早くなるでしょう。そこから雨の影響でどこまでかかるか。
- と思ったらほとんど降らない予報になりました。(再度変わるかも)
- 展開は⑭ベステンダンクは逃げないとどうにもならないので、まずは押していくでしょう。それでも5F59秒を切るくらいですから、⑫ホウオウアマゾンがその気になれば上回るペースで行けるでしょう。
- その2頭を見ながら、③ウインカーネリアンや⑥ソダシが続くか。結果余り早くならず、5F59秒前後を予想します。
- あと、ムーア騎手に代わってサリオスが朝日杯FSの時のように前に行くかもしれません。
- 雨が降らないなら今日の傾向で、外有利も内もそれほど悪くないように見えました。アンドロメダSではマテンロウレオが好位から押し切りましたが、パワー型の先行馬が結果を出しています。
- 差し有利も、ある程度早い上りが使えるパワー型先行馬が残る目があるか。
【予想】
◎⑤サリオス
ハーツ産駒の特徴でもある、4歳秋以降の再成長を前走で確信しました。だからこそ天皇賞に行って欲しかったのですが、堀厩舎なので仕方ないとあきらめました。
パワーとスピードが求められる馬場になったこと、そしてムーア騎手が乗ることでもう少し前に行けそうで本命に決めました。
来年は2000m以上にも挑戦してほしい。
▲④シュネルマイスター
父欧州系マイラーKingmanですが、母方はドイツ系で重めです。
近走の追走力がなくなってきたのは母方の影響かと思います。
それでも安田記念では、詰まりながらも、縫って出てきて2着した能力は素晴らしいものがあり、安田記念時よりも、やや時計が掛かる馬場も有利に働くと見て1着逆転もあると見ます。
〇⑪ソウルラッシュ
ルーラーシップ×マンハッタンカフェならマイルではお呼びでないはずですが、祖母が父・母父ともスピード系で、インディチャンプがオルフェーブル産駒ながらトキオリアリティーを祖母に持っていて、マイラーとして活躍できたのと同じかと見ます。
それでもスピードが足りないと見ていたのですが、前走は休み明けにも拘わらず、1:32.1でダノンスコーピオンを負かしに行って2着でした。
叩かれたここはさらに上積みが見込めるので富士S組では最上位に挙げました。
☆⑩セリフォス
中内田厩舎の特徴として休み上げの仕上げにありますが、前哨戦に勝って本場に弱いイメージがあります。
ただ、前走は後ろから行って、直線だけの競馬で勝ったことで、ダメージを最小限抑えられたと見ています。
中3週でも調教を長めから追っていますので調子が良いのかやり過ぎかどちらかでしょう。
レーン騎手で後方からはないと思いますので、新しいセリフォスが見られるかもしれません。
△⑥ソダシ
マイル4戦4勝でG1を3勝の実績は無視できません。
血統からも札幌の実績からもスピードとパワーを併せ持つ名牝であることに変わりはなく、3着候補は失礼かもしれませんね。
△③ダノンザキッド
昨年の3着馬です。リピーターが来るレースなので今年も3着なら。
【買い目】
単勝 ⑤サリオス
馬連 ⑤-④、⑩、⑪の3点
ワイド ⑤-④、⑩、⑪の3点
3連単 ⑤-④、⑩、⑪-③、④、⑥、⑩、⑪の12点
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