京王杯2歳ステークス
【ポイントの整理】
- この時期の2歳戦なので、この10年の歴代勝馬で、G1で活躍したのはタワーオブロンドンくらいで、タイセイビジョンがそこそこ活躍している程度です。もっと遡れば2010年にグランプリボスがいます。
- 昨年のキングエルメス、一昨年のモントライゼのように早熟系も走っています。
- 勝ち時計はタイセイビジョンの1:20.8が最速ですが、大体ペースは落ち着きそうです。2018年ファンタジストが勝った時は5F62.9と有り得ないスローになっています。
- 18頭と多頭数なので、若い馬たちの制御が難しく、昨年の坂井瑠星君以外はベテラン騎手が活躍している。
【予想】
1200mで大きく出遅れながら、小回りでヒトまくりで小倉2歳Sを勝ったロンドンプランが圧倒的1番人気でしょう。血統的には地味ですが圧倒的な勝利でしたので逆らえないか。
ただ、距離延長、輸送、大箱コースとなり、影響があるかどうかですね。
◎⑱ロンドンプラン
父グレーターロンドンは快速馬で、繁殖牝馬としても成功しているロンドンブリッジの産駒で、勝ち鞍は中京記念のみと地味ですがディープのマイラー系後継として期待できそうです。
母方はミスプロ系にサクラユタカオーとマイル以下が適距離で、ひょっとしたらスプリンターかもしれません。ただ、差せる脚があるので距離伸びても府中なら十分走れると見ました。
▲⑯スピードオブライト
ロードカナロア×ディープ産駒ですが、祖母がミスプロ系Unbridled’s Songなのでマイルまででしょう。
前走は時計平凡で、小柄な牝馬ですが、調教から脚力がありそうなので、血統構成の良さからも狙いが立つと見ます。
〇⑩オオバンブルマイ
母はエントシャイデンの全姉です、近親ブランボヌールは小回りのマクリ、ビアンフェは逃げ、エントシャイデンは逃げとマクリの両刀使いでした。一本調子の一族ですがStorm Cat系のディスクリートキャットは一本調子ではないのですが、出来ればペースが流れて欲しいところです。
△⑭ヤクシマ
Galileo系Havana Grey×Ahonoora系Compton Placeで決め手が感じられない配合です。
それでも前走、外から伸びてファンタジーS有力馬たちに次ぐ3着でした。
3着ならあるかでしょう。
【買い目】
馬連 ⑩、⑯、⑱のボックス3点
3連単 ⑯、⑱→⑩、⑯、⑱→⑩、⑭、⑯、⑱の8点
ファンタジーステークス
【ポイントの整理】
- こちらの勝馬はウォーターナビレラ、メイケイエール、レシステンシア、ダノンファンタジーとその後も活躍した馬が目白押しです。今年はどうでしょうか。
- 基本的に先行馬有利で、穴に追い込み脚質が穴をあけるパターンが見える。
- 内に先行馬が揃うも行かないとならない馬はいないので、早くはならないか。
- 勝ち時計は1:21秒前後と速く、急坂もあって軽い馬では来れないか。
【予想】
◎⑪アロマデローサ
キンシャサノキセキ×ワークフォース産駒で父方のスピードに母系からスタミナと底力を受け継いでいます。
また、スターリングローズ同様、バラ一族で、サンデー18.75%です。主流血統とは言えないけど、ここを勝つには十分で、1400mはベストの距離になると見ています。
▲③クインズエルサ
新馬と前走ききょうSで2度◎に負けての2着です。
今回は1週前で快時計を出して脚力があるところを誇示しています。
3度目の正直となるか。
母父ディープですが、そこ以外はスピード血統が目白押しで、Aコースのままなので気になりますが、前走同様イン突きで伸びるかです。
〇⑩バレリーナ
ダイワメジャー産駒ですが、母方が欧州系でそれなりに重く、近親にシャケトラがいる血統です。
なので、距離延長も問題ないでしょう。前走はロンドンプランの末脚に屈し2着でしたが、むしろ距離延長で真価を発揮できそうです。
☆②ミカッテヨンデイイ
イスラボニータ産駒は基本的に1400m向きで、小柄な牝馬ですが母父ステイゴールドで前走は後ろからの競馬になりましたが、ある程度先行して抜け出す競馬が良さそうです。
前々走未勝利馬ながらOPで完勝した力を素直に評価します。
【買い目】
馬連 ⑪-②、③、⑩の3点
3連単 ⑪、③→②、③、⑩、⑪→②、③、⑩、⑪の12点
コメント