キーンランドC・新潟2歳Sを回顧します

レース回顧

キーンランドC

言い訳ではないですが、当日相当量の雨が降る場合は勝負できませんね。

結果的に大外枠から5頭で掲示板独占でした。

ダイアトニックの最内枠は影響がある程度ある、とまでは書きましたが、ここまで影響があるとは思いませんでした。ここまでくるとバイアスなんて言葉では済まないけど、それも予想なんだろうなと思います。血統要素はほとんどなくなりますけどね。

ペースは34.8-35.8=1:10.6で勝ったエイティーンガールは3コーナーほぼ最後方からの追い込みが届いた形です。4コーナーの手応えからライトオンキュウの差しきり勝ちに見えましたが、その後ろから鮮やかでした。

以下印と結果です。散々ですね。1枠2頭に印付けている時点でダメです。

  • ◎ ライトオンキュウ  2着
  • ▲ ダイアトニック   15着
  • 〇 フィアーノロマーノ 11着
  • ☆ ビリーバー     6着
  • △ メイショウカズヒメ 16着
  • △ イベリス      14着

スタートして、ダイアトニック豊君は徐々に外に出していましたけど、無理がありましたね。ただ、そうせざるを得なかったことは理解できます。

中山の良馬場で本番を迎えたら、勝負になるのはダイアトニックだけかなと思いますけど、重馬場になったら1、2着馬は勝負になるかもしれません。

新潟2歳S

こちらは快晴の良馬場でしたが、そろそろ皆外を回るようになりました。毎年観てきた夏の終わりの光景ですね。昔は新潟記念→新潟2歳Sの順ですが近年逆になっています。2歳重賞には少しでも勝ち上がった馬が多くなること、あとはサマーシリーズの影響があるのかなと思います。

以下印と結果です。

  • ◎ ブルーシンフォニー 2着
  • ▲ シュヴァリエローズ 5着
  • 〇 ショックアクション 優勝
  • ☆ ハヴァス      9着
  • △ ロードマックス   7着

3着も3番人気フラーズダルムですから極めて順当でしたが、まさか〇→◎が1番人気とは驚きました。レース前1時間で上位3頭の人気が乱高下していました。

注目していたのは、幼稚さが目立つブルーシンフォニー以上に、勝ったショックアクションでした。完勝した未勝利戦は得意とみられる時計の掛かる稍重馬場でしたので、良馬場でのスピードを疑問視していました。今回良馬場でも上り3F1位でした。切れるというよりも息の長い脚が使える馬ですね。

ペースは47.3-47.3=1:34.6と全くの平均ペースで、勝ち時計は新潟開催終盤なので若干物足りませんがギリギリ標準的なものでした。これなら暮れの朝日杯FSではマイラーとして底力があるのは明らかで、勝負になるのではないかと思います。

また、Galileo系でも父母父がStorm Cat、母父がFasten Rock(フィアーノロマーノの父)ともなれば、マイル、しかも新潟で2歳重賞を勝てるまでにスピード能力がつくのだと勉強になりました。今思うと、一番注目しておきながら〇という中途半端な印はいけません。◎か▲とするべきでした。

3着までの3頭は早熟ではないので、今後とも成長するかと思います。特にブルーシンフォニーはパドックの物見姿はまだ子供です。今後の成長に期待が持てると思います。

馬券はトリガミでした。それにしても予想記事の最後に「無印にします」と指摘した馬(今回はフラーズダルム)が良く馬券圏内に来ています。(苦笑)

来週はいよいよ新潟も最終週で、新潟記念を中心に記事をあげていきますのでよろしくお願いします。

その後は中山と今年は中京でトライアルレースが続き秋本番を迎えます。

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