出走馬の短評については「東京新聞杯ときさらぎ賞の有力馬について」でもふれていますので参照願います。
きさらぎ賞
【レースのポイント】
【コース】
今後4週開けて、再度来月に高松宮記念を含む開催がありますが、今週が正月からの最終週になります。
よりパワー型有利の馬場になりつつあります。軽いスピード系の馬には向かない馬場です。
あまり外を回すと伸びないのは変わりなく、馬場の真ん中を伸びてくる馬が良く、坂を上がって内の馬が再度伸びるというか粘るケースも多く見られます。
坂の途中からのスタートなので、無理に行こうとしないことが多く、しかも1-2コーナーはカーヴがきつく、ペースは上がりませんので、先行馬有利になりやすい。
パワー型先行馬有利で、切れるタイプではない血統を選びたいと思います。
【展開】
前走超スローで逃げ切ったエアアネモイか芝に替わって2戦逃げて2、3着と好走しているメイショウゲキリンが行きそうですが、どちらが行ってもペースは上がらずスローでしょう。
61-60=2:01前後ではないでしょうか。
エアアネモイは一本調子の馬でダートもよさそうなパワータイプの先行馬で逃げれれば好走できそうです。番手から起用に足を伸ばすタイプではないので、あくまで逃げれればです。祐一君は余り逃げませんがどうでしょう。
【予想】
◎⑦フォースクエア
距離◎ コース○ 騎手◎ 調教◎
1戦1勝で、しかも辛勝でした。
それでも、酷い乗り方をされても、勝ち切った能力とセンスを買いたいと思います。
エピファネイア産駒なので馬場が荒れてもマイナスにはなりませんし、2回目の池添君に期待します。
▲⑧セルケト
距離◎ コース◎ 騎手○ 調教◎
同コースでの未勝利勝は強い内容でした。時計も同じ時計なら十分勝ち負けでしょう。
ただ、開催が進んでいますので、同じ時計で走るのは馬の状態が上がっていないと厳しいでしょう。
それでも、ヴェロックスの半妹でディープブリランテに変わっていますので、この血統なら時計が掛かる馬場も得意に見えます。
牝馬なので牡馬に比べてパワー負けする可能性はあります。確かに480㎏と馬格はあるのですが、線が細く見える点は気になります。
ここは、牝馬であっても、血統的にもコーナー4回の2000mは良さそうなので血統を信じます。
土曜日は4勝2着2回と乗れていた望来君に初重賞をもたらすか。
○②マテンロウレオ
距離○ コース○ 騎手☆ 調教◎
前走ホープフルステークスはラスト外から伸びてきて見せ場を作りました。
血統的にはもっと距離が欲しいところですが、最終週で馬場が荒れてきましたので、チャンスはありそうです。
内枠引いて典さんがどう乗るか見ものです。
☆①エアアネモイ
距離◎ コース△ 騎手☆ 調教◎
牝系はダートかなと思いますし、ミスプロ系が3筋あって、一本調子の傾向があるでしょう。
調教も動いて、前進しています。
ここも、逃げられれば好走は可能ですが、逃げられなければ惨敗もあります。
△③ダンテスヴュー
距離〇 コース○ 騎手◎ 調教◎
ヨーホーレイクを含めたオープン馬たちの半弟で、ダートで5勝したキラウエアの全弟になります。
兄とは異なり、芝でも走れますが、ディープ産駒だった他の兄たちほど走れるか疑問が残ります。
【買い目】
馬連 ⑦-①、②、⑧の3点
ワイド ⑦-②、⑧の2点
3連単 ⑦、⑧→①、②、⑦、⑧→①、②、③、⑦、⑧の18点
東京新東京新聞杯
【レースのポイント】
【コース】
土曜日の2勝クラスのテレビ山梨杯前半4F45.0と流れたことで、勝ち時計は1:20.5とこの時期にしては早い時計が出ました。
ここも1:32秒台前半は出そうです。
内も外も伸びますので、直線進路が取れればフェアなレースになりそうです。
【展開】
トーラスジェミニやディアンドルを内に見れるホウオウアマゾンがペースを握っています。
ただ、5F58秒を切るようなペースにはなり難く、46.5-46=1:32.5秒以内でしょう。
【斤量】
賞金別定なので、結構ハンデ戦並に斤量差があります。
- 59 ケイデンスコール
- 58 トーラスジェミニ
- 58 カテドラル
- 57 カラテ
- 57 ホウオウアマゾン
- 57 ヴェロックス
- 55 ファインルージュ
ケイデンスコールは金杯の後、G2のマイラーズカップも勝っていますのでこの斤量は致し方ないところですが、きびしい。
トーラスジェミニも七夕賞他オープンレースを勝っていますので近走は厳しい結果になっていますが致し方ないところです。
面白いのは昨年56㎏同斤だったカラテとカテドラルですが、勝ったカラテが57㎏、2着のカテドラルが58㎏になっています。
4歳勢のホウオウアマゾンが57㎏、ファインルージュも牡馬換算57㎏の55㎏と明け4歳にとっては厳しいものです。
とは言ってもG1・G2戦線を古馬と共に戦ってきたホウオウアマゾンにとっては納得の斤量でしょう。
一方で、ファインルージュは同世代牝馬のみとの対戦です。古馬や牡馬との対戦は新馬・未勝利以来です。ただ、桜花賞3着からソングライン程度の力はありそうです。
【予想】
◎⑬ホウオウアマゾン
距離◎ コース〇 騎手〇 調教◎
調教は最終調整がこれまでの坂路からCWでしっかり追いました。これをプラスに取ります。
展開も向きそうなので、阪神カップ2着の地力を素直に評価します。
瑠星君には思い切って行って欲しい。
▲⑨カラテ
距離◎ コース〇 騎手〇 調教◎
斤量有利ですし、前走勝って、調教は更に上昇がうかがえるので、こちらも素直に評価します。
菅原君とは一心同体ですし、ここは一つの目標とも見えるので、逆転も十分にある単穴です。
○⑥ファインルージュ
距離◎ コース○ 騎手◎ 調教〇
桜花賞3着とその後の活躍から、ソングライン程度かそれ以上の能力があると推定します。
斤量55㎏で古馬・牡馬との初対決は有利とは言えませんし、ここが目一とも思えないので2着候補とします。
△⑪イルーシヴパンサー
距離〇 コース◎ 騎手○ 調教◎
オープン実績は上り馬で、余りありませんが、充実中です。
ハーツクライのマイラーです。牝系がStorm Cat×Sharpen upと軽いスピード系なのでこの距離でも好走できそうです。
土曜日のメインでも勝っている田辺君に期待します。
△⑭カテドラル
距離◎ コース○ 騎手〇 調教◎
昨年ようやくG3レースを勝ったけど、前走G1は惨敗。
充実期にあり、調教も自己ベストを更新していますし、中身も濃いものです。
気になるのは58㎏と出遅れ癖で、展開も向かないとみて3列目にしました。
【買い目】
馬連 ⑬-⑥、⑨の2点
ワイド ⑨-⑬ 1点
3連単 ⑨、⑬→⑥、⑨、⑬→⑥、⑨、⑪、⑬、⑭の12点
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