【レース特徴・時計・展開】
年明けのマイル戦でかつてはクラシック・G1路線とはあまり関係なかったのですが、2012年ジェンティルドンナ、2014年ミッキーアイル、2018年アーモンドアイ、2021年ピクシーナイトと、その後も活躍している勝馬が多く出ています。
今年もシャケトラの弟ラスールやレッドベルアームなどスター候補が出ていますので、今後につながるかもしれません。
馬場ですが、土曜日の2勝クラス1200mで1:08.2、3勝クラスの2000mで2分を切る1:59.5とこの時期にしては時計が出ています。
明け3歳馬とは言え、ここは1:33秒台は出て欲しいところです。
また両レースとも人気薄の逃げ馬が残っていますので、展開の穴馬は逃げ馬・番手馬になるでしょうか。
展開は①ビーアストニッシドと⑦シーズザデイが逃げて勝ち負けしています。ここは前走が1400mだったシーズザデイがハナでしょう。
ペースは、①の岩田君が抑えれば早い流れにはならず、5F59秒前後から、34秒前後の早い上りが求められるレースでしょうか。
【印】
◎②ラスール
個人的に幻の春天馬シャケトラの異父弟です。
父キタサンブラックの父ブラックタイドはパワーよりの中距離馬で、母方は軽いスピード豊富なサクラバクシンオーがBMSです。
ラスールの母父はシングスピールでオークス馬シンハライトなどもそうです。底力がある系統です。
前走の新馬戦は、時計が平凡でしたが、楽勝でした。同じマイルで真価が問われます。
▲⑩マテンロウオリオン
新馬2着ながら、2戦目に1勝クラスの特別を使い、出遅れ、ポツンから大外一気を決めました。
まだ、明け3歳なので、あんな競馬をいつまでもさせられないのですが、末脚は確かなものがあります。
初戦は早く先頭に立ちすぎて、ゴール前交わされたものですから、差しに回った方が馬の能力を引き出せそうです。
ローテーションは厳しいのですが、ここまでは何とかなるかもしれません。
ただ、ポツンはやめて欲しいのですが…。
〇①ビーアストニッシド
逃げても、残り目はありそうですが、2走前に番手で抜け出して勝っていますので無理はしないでしょう。
内枠で岩田父なので中京では逆らえないところです。
☆⑭モズゴールドバレル
マイル向けのスピード血統ならこの馬でしょう。
父Optimizerは25%のミスプロのインブリードで、A.P IndyがBMSでもあります。
BMSはロックオブジブラルタルで、祖母は逆にスタミナ・底力の宝庫みたいな血統です。
スピード寄りで底力もあるので、能力はともかく、血統的な穴馬です。大幅に時計をつめないといけませんね。
△⑦シーズザデイ
上手く逃げれば残り目があるかです。
△⑨レッドベルアーム
兄たちは皆ディープ産駒で重賞での着がありますが、皆早熟です。
こちらはハーツ産駒なので、未来はありそうですが、一方でマイル向きの切れがあるかです。ハーツ産駒として、このように母方が短中距離系との相性が良い上に、一度叩かれて、ここは真価が問われるところですが、3着候補としました。
こうやまき組はレースレベルが低いと見て軽視しました。
【買い目】
馬連 ②-①、⑩、⑭の3点
コメント