1400mはスピードの絶対値の争いではなく、スピードの持続を試されるエキサイティングな距離です。
この距離でG1が無いのが残念で仕方ありません。春秋グランプリが非根幹距離で行われるのに、1200mとマイルG1が春秋2回づつというのは寂しいですね。
有力馬6頭の短評については「阪神カップ、有馬記念とホープフルステークスの有力馬を解説しますコイズSの有力馬を解説します」を参照いただけたらと思います。
【予想のポイント】
【世代】
世代論が盛んですが、ここまで4歳世代と5歳牡馬が弱かったのです。
従って、5歳牝馬と6歳牝馬の強さが際立っていたというのが近年の世代観だったと思います。
そこで、3歳勢が久しぶりに古馬と戦える世代で、はっきり言えるのは、夏から3歳勢の短距離勢力の層が厚いことです。今後は中長距離でも強い世代になりそうです。
実際ここでも4頭が出走し、層も厚いので、3歳勢×古馬勢の様相です。
どちらを上に取るかでしょう。
【時計・展開】
先週の日曜日10R3勝クラスの六甲アイランドSは45.7-34.4=1:20.1でした。
結構流れましたが、勝ったブエナビスタの仔タンタラスの完勝でした。
それでも、このメンバーなら1:20を切るぐらいでしょうか。
最終週と言うこともあり、外伸びが普通ですが、そう極端ではありませんでした。
タンタラスは番手からの完勝でした。
【予想】
【1列目】
◎⑱ルークズネスト
前走はレースをしていない中、最後空いたスペースを縫って出てきたところがゴールでした。
2㎏増に大外枠で、不利なのですが、ルメール騎手に乗り替わりと、調教も動いているので、出遅れなければ勝ち負け可能と見ました。
▲⑦ダノンファンタジー
実績は1番で、強い5歳牝馬勢の2歳チャンピオンでした。1400mで復活しましたが、ピンかパーなので、ここは単穴でしょう。
3歳勢を抑えるならこの馬しかいないと見ました。
【2列目】
〇⑰ソングライン
堅実な差し脚があるうえに、NHKマイルでシュネルマイスターとハナ差の2着と地力もあります。
1400mも紅梅Sで圧勝していますし、母、祖母ともにダート短距離で活躍していましたので、パワーも必要な阪神の1400mはむしろ合うと見ました。
☆④ラウダシオン
NHKマイルを勝っていますが、実績・血統的にもベストは1400mです。
3歳以降、実績が左回りに片寄っていますが、好走があるかもしれません。
【3列目】
△⑫グレナディアガーズ
やはり早熟なのかなと思いますし、抜け出してからの決め手がないので3列目としました。
△⑩サウンドキアラ
昨年の好調時に使いすぎたために、もう終わったかと思いましたが、1400mなら走るので、3列目にしました。
【買い目】
単 ⑱ルークズネスト
馬連・ワイド ⑱-④、⑦、⑰の3点づつ
3連単 ⑦、⑱→④、⑦、⑰、⑱→④、⑦、⑩、⑫、⑰、⑱の24点
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