セリフォス、ジオグリフ、ダノンスコーピオンの3強と見ています。馬券抜きでも楽しめそうなレースですが、それも寂しいし、ターコイズステークスで少しプラスになったので絞って買おうかと思います。
有力馬6頭の短評については「朝日杯FSとターコイズSの有力馬を解説します」を参照いただけたらと思います。
【予想のポイント】
【マイル適性】
先週の阪神ジュベナイルフィリーズでは、有力馬ではマイル適性が低いサークルオブライフが勝ちました。サリオスの例もあり、適性と能力は別物なのですが、有力馬のマイル適性を見ておきましょう。
マイルのみ3戦3勝のセリフォスは実績もさることながら、ダイワメジャー産駒で母父フランスダービー馬(2000ギニー2着)でもマイル血統のLe Havreで、スピード・底力のバランスを兼ね備えた生粋のマイラーと言えます。
ジオグリフは中距離馬の母と短距離よりの新種牡馬ドレフォンとの産駒です。1800mで強い勝ち方をしましたが、父を考えたらマイルに短くなって悪いわけはありません。強いて言えばドレフォン産駒のサンプルが少なすぎる点はあります。
ダノンスコーピオンはロードカナロア産駒なので短距離よりですが、母方がSadler’s Wells系のマイラーだったので、底力をプラスしたことでこちらもマイラーと言ってよいのではないでしょうか。
ドウデュースはハーツクライ産駒でマイラーとは言えないのですが、母方がミスプロ系を含むスピード系でワンターンに近い府中の1800mは良い条件でした。1F詰まってのマイルも対応可能と言えるまでです。上記3頭に比べれば適性は低いと見ます。
ドーブネはディープインパクト産駒で母方がStorm Cat系で英2000ギニーの勝馬なのでマイラーと言えます。Giant’s CausewayのスピードとRainbow Questの底力があれば1400mベストの可能性もありますし、1800~2000mベストの可能性もあります。後は、レース振りや気性が適距離を左右することになるでしょう。
【時計・展開】
土曜日2勝クラスの10R47.8-46.2=1:34.0でした。
ここは⑥オタルエバー、⑧プルパレイの流れがどうなるかですが、5F58秒台では行きそうです。
セリフォスは馬場を選びながら中団前、ジオグリフはスタートに課題があり、後ろ目でしょうか。
ダノンスコーピオンはどの程度の位置で追走できるか、注目です。
勝ち時計は1:33秒前後になるでしょうか。
【予想】
3強と見ていて、3頭の優劣を決めにくいのですが、ジオグリフを2列目にしました。
【1列目】
◎④セリフォス
マイル適性、無敗の3連勝、2歳戦に強い中内田厩舎、ジョッキーも慣れてきたと思いますのでここは逆らえる要素がなく本命です。
▲⑦ダノンスコーピオン
ロードカナロア産駒のスピードと、しっかりした母系で本番向きと見ました。
前走強かったのですが、一度叩かれてなお良くなっていると思いますので、松山君も乗れてきているので期待します。
【2列目】
〇⑬ジオグリフ
ドレフォン産駒だからパワーよりと見ることもできるのですが、新馬でスローから上り3F33.3で勝っていますので、瞬発力もあります。
1列目2頭とも差がないと見ています。勝たれたらごめんなさいです。
【3列目】
△⑫トーシンマカオ
スピードよりマイラーで3強に何かあった際の3着候補。
【買い目】
単 ⑦ダノンスコーピオン 少々
馬連 ④-⑦、⑬の2点
3連単 ④、⑦→④、⑦、⑬→④、⑦、⑫、⑬の8点
個人的には馬券買わなくても3強のレース振りをワクワクして見られるレースです。
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